ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「英語ができない、フランス語ができないなどと言っていたら、一生外国など行けないのだ。男は、一度は体を張って冒険をやるべきだ」
By 植村直己
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*外国はお嫌いですか?
ワタクシは何時も思うのであるが、ニッポン人の国内志向は異常だと思うのである。国際化が本格的に上手く行ってるのはスポーツぐらいなモンであり、殆どの分野が国内で最高の地位に上り詰めるのを至高としているのである。無論ニッポン人も富士山が世界一ではない事は百も承知の上なのであるが、ソレでも富士山の頂上こそが最高峰だという事にしているのである。ニッポンには夢が無い?ニッポンには仕事が無い?ニッポンは息苦しい?なら外国行けってばってのがワタクシの素直な感想である。かく言うワタクシも留学経験があるし、外国生活も実は結構長かったりする。言葉なんて現地行って話をする&話を聞いてる内に勝手に身に付くモンだし、言葉さえ通じれば文化の違いは大した苦にならない。国にもよるが仕事を探すのだって左程難しくないし、チャンスだってヘタしたらニッポン以上にある。だからワタクシにゃ狭くて小さなニッポンの会社に、サビ残までしてしがみつくヤツの気が知れないのである┐(´д`)┌
こういう言い方はアレだけど、ワタクシが思うにニッポンはまだ外国&外国人に心を開いていないのである。表面的なモンや技術は受け入れるけど、その精神までは受け入れないって感じである。だから「自分達は外国人も外国の文化も受け入れたくない。だから向こうもニッポン人&ニッポン文化を受け入れたくない→自分達が向こうに行っても居場所が無いだろう」って思い込んでしまってるんじゃないかとワタクシは思うのである。ソレに加えニッポンって国は世界屈指の経済大国であり、民度が非常に高いから水も安全もデファクト上タダであり、よっぽどの事が無い限り老後まで安心して生きていられる。だから尚更外国へ出たくなくなるんじゃないかなと思うのである。こう言っちゃまたアレだが、ニッポンに限らず世の中は自分の事しか考えられない凡俗が大多数なのである。
*受け入れられたニッポン
ただワタクシに言わせれば「外国&外国人はニッポン人&ニッポン文化を受け入れたくない」ってのは、一部の特殊な国を除けば無いと思うのである、寧ろ順序が逆で、まずは「ニッポンの心」が何処にあるのかを先に探すのである。第二次世界大戦中、ニッポンは外国語&外国文化を禁止したけど、アメリカは逆にニッポン語&ニッポン文化を学ぼうとする学生に奨学金まで出したらしいのであるが、つまりそういう事である。そうでなければ、戦後にニッポン文化が世界的に受け入れられるなんてことは無いからである。その代表的なニッポン文化の一つがコレである:
メタルギア ソリッド ピースウォーカー HD エディション (通常版) (PSP版「メタルギアソリッド ピースウォーカー」ダウンロードコード同梱) - PS3 -
- 発売日: 2011/11/10
- メディア: Video Game
「グランツーリスモ」シリーズや「バイオハザード」シリーズと並んで、恐らく世界的に最も有名な和ゲーのシリーズである「メタルギアソリッド(以後MGS)」シリーズの(一応)最新作である。ワタクシはMGSシリーズのファンであるが、何時の間にかHD版がダウンロード販売されるようになったのに全然気づかず今に至った次第である(^_^;)今度コレの続編である【メタルギアソリッド・グラウンドゼロズ】が発売される→前作をプレイしとかなきゃワケワカメってなるので、HD版が出たのを機会にやってみる事にしたのである。元々がPSP版→グラフィックも荒くゲームの内容も浅いが、ちゃんとMGSしてるのである。お陰で積んでるゲームを更に積み上げる事に(笑)
コレまたダウンロードである。ネット環境が整ってるのであれば、ゲームはダウンロード版で買うのが圧倒的に便利なのだと気付いた次第である。購入に余計な手間がかからない、ケースやソフト本体がジャマにならない、大容量メモリーカードを用いれば持ち運びも楽。欠点はソフトを売る事が出来ないぐらいだが、実はワタクシはゲームソフトを売った事が無い(笑&実話)何ちゅーか「コレ売ったら二度とプレイできない!」って気持ちになって、すんごい勿体無い気がしてしまうのである(^_^;)とはいえ実際に思い出したようにプレイするのかと問われたら「ノー」なので(爆)気持ち保管という意味でもダウンロードは素晴らしいのである。
*ニッポンよ外へ出よう
もう説明するまでもないと思うが、ワタクシは外国に出る事を積極的に薦める立場の人間である。もしも高坊〜大坊のロンマニアの方がワタクシの目の前にいたら、ワタクシは間違いなく「外国へ行け」って言うであろう。ソレもホームステイみたいなショボいモンじゃなく、最低でも2〜3年はニッポンに帰ってこない&生活資金を現地で働いて調達するレベルのソレである。その国のユーモアで笑い、その国の人をニッポン流のユーモアで笑わせられるようになるには、最低でもソレぐらいはかかるからである。外国語や外国の文化を本格的に学んで初めて、自分の国のレベルが客観的に分かるようになるのである。ワタクシは常々思うのである。ニッポンの各分野の主要企業が揃いも揃って内向きなのは、ニッポン国民に客観的なニッポンのレベルを知られたくないからなんじゃないかな、と(笑)
今のニッポンが矢鱈と退屈なのは、徹底的に内向きだからである。諸外国と比較しないから悪いモンを判定する目安が存在せず、悪いモンは悪いモンのままで残ってしまう。コレが所謂「ガラパゴス化」ってヤツである。ニッポンにはニッポンの良いトコがある?ソレは諸外国と比較して、客観的に見詰めた上で言うのならば正論であるが、ソレをせずに言うのならば現実逃避の正当化である。素晴らしい点は確かにあるんだろうけど、吟味されぬまま残された悪い点がソレを帳消しにしてしまってるのである。外国を見るって事は外国にかぶれる事じゃなく、外国という鏡を通して自国を更によく見る行為なのである。そして利を得るのは自分達だけでなく、相手国にだってあるのである・・・・という事をもう10年以上もニッポン国内に引き籠っているワタクシが言っても説得力無いんで(笑)さっさと寝るに限る今日この頃であった。