アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ONCE WAS NOT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「迎えの拍手は昨日までの人気、降りる時の拍手は今の人気」

By 五代目・古今亭今輔


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*再生回数は夢幻が如く

 ワタクシはK-POPに興味なんぞ1ナノミリ程も無いのであるが、流石にこういう事があるとちょっとアレなのである(-_-)YouTubeで再生4億回以上でブッチ切りの一位とかいう韓国の某人気ヒップホッパーが【YouTubeランキングの改正】と共に一気に96位まで沈んだ→よーするにネット人気投票にありがちな再生回数の不当な操作の賜物だったって話である。聞いた話、この工作が偶然にも欧米の視聴者のツボにハマって、アメリカのビルボードチャートで2位まで上がったんだとか。ただソレだけなら「へぇ〜(´・∀・`)そんな面白い事もあるんだねぇ」ぐらいでお終いである。が、コイツが【F1韓国GPに現れた】ぐらいなら百歩譲ってギリギリ我慢できるが、流石に【チェッカーフラッグまで振っちゃった】ってのはアカンと思うのであるo(`ω´*)o簡単な話である、F1ニッポンGPでレース前にAKBが可夢偉やらシューマッハやらに絡んだ&前田敦子がチェッカーフラッグ振ったら、ニッポンのF1ファンはどう思うんだって話である(笑)


 何が滑稽極まりないかと言えば、不当操作とゴリ押しに次ぐゴリ押しによる売名もそうであるが、ブームにおいてスターは起爆剤にしか過ぎないって事を分かってない点なのである。爆発すべし”火薬”あって、初めて「起爆→爆発→ブーム」となるである。例えばニッポン製品が世界を席巻したのは、長い歴史において生み出されたニッポン人の職人気質&ずっと昔から100%近い識字率から来る教育レベルの高さが背景にあるのである。ソレがトランジスタラジオだとかウォークマンだとかのヒット商品が起爆剤をキッカケに「今まで知らなかったけど、凄いのはトランジスタラジオとウォークマンだけじゃねぇぞ。やべぇ( ̄Д ̄;)ニッポン製品パネェ」って世界中に知れ渡ったからなのである。でもって韓流とやらに”火薬”はあるのかって話である。少なくともワタクシが知る限りでは、そんなモンは見た事も聞いた事も無い。


 念のために言っておくが、ワタクシは嫌韓でもネトウヨでも何でもない。ソレが証拠に、ワタクシのPCモニターはLG製である(笑)前にも言ったと思うが、ニルヴァーナスマッシング・パンプキンズみたいな音楽をやる韓国バンドがあればワタクシも聴くし、グランツーリスモメタルギアソリッドみたいな韓国ゲームがあればワタクシもプレイするし、ランエボやインプやGT-Rみたいな韓国車があればワタクシも乗るのである。で、ソレがあるのかって話である。時々優れたモンもあるにはあるが、基本は以前どっかで見た事のある二番煎じの廉価品。芸能にしろモノにしろクルマにしろ、ワタクシが知る限りの韓流のイメージってこんなである。ソレだったらオリジナルか、二番煎じでもオリジナル以上の高性能&低価格&安心感を持つニッポン製品をワタクシは選んでるだけの話である。


*約40%の接合技術

 よーするに、数十年前に坂本九ビルボード一位を取った後のJ-POPと一緒なのである。坂本九が大ヒットしても、ソレに続くヤツがいなかった→爆発すべき火薬が無いんだから、折角の導火線に灯った火も台無しになってしまったって事である。その逆がやきうである。何だかんだで野茂やイチロー程じゃないにしろ、ニッポン人選手に実力がソレなりにある&ソレなりに結果出してるから、野茂から始まったMLBブームが途絶える事無く今でも続いて、何時の間にかMLBがやきう文化に定着してるのである。さてちょっと話題を変えるとしよう:

Motor Fan illustrated Vol.73

Motor Fan illustrated Vol.73

  • 発売日: 2012/10/15
  • メディア: ムック

今回の特集は「接合と溶接」である。もうこの時点で、このムックがフツーのクルマ好きを相手にしていない事が分かって頂けるかと思うのである(笑)ワタクシは常々「もしもワタクシが医者にならなかったら」と考えるのであるが、その答えは「クルマ作ってた」である。ソレこそ今回の特集みたいに、より安価で剛性の高い金属の接合方法を研究するような部署に配属されてみたいって感じである。そうすれば、ワタクシのアスペも活きるんじゃないかなと思った次第である(笑)


コレももう39巻目、今ちょうど40%前後である。ソコで今現在どうなってるかを解説するとしよう:

コレが現段階での完成具合である。前に置いてあるCDは大きさの比較(直径12cm)のために置いたモンであり、1/8サイズのデカさがお分かり頂けると思うのである。エンジン一式、シート一式、リアの足回り一式、トランスアクスル一式、エキゾースト一式、この時点で大体40%の出来である。


フロントバンパーを外したエンジン回りである、ちゃんとバンパー内にはラジエターとインタークーラーがあるのである。が、見たら分かるように、エンジン部分は上部だけの上げ底状態である。ワタクシはリアルなエンジン組み立てが好きなだけに、その点だけは残念である(´・ω・`)


シート回りである、シートそのものもシッカリ再現してあるのは勿論、シートベルトやセンターコンソールまでもちゃんと作り込んであるのである。流石1/8サイズだけあって、こーゆー細かい部分の再現もシッカリしてるのである。


下部である。フロントの足回り以外は殆ど完成した感じである。ココにはフロントアンダーパネルとディフューザーがあるが、コレを取り外すと・・・


・・・この様に駆動系一式&リアの足回り一式&エキゾーストシステム一式が中に入っているのである。


リアの足回りはご覧の様に、マルチリンクの各アームやサスペンションやアンチロールバーまでちゃんと再現してあるのである。


タイヤやホイールやブレーキ一式もご覧の通りである。言うまでもないと思うが、タイヤを回すとローターもちゃんと一緒に回るのである。


一番最初の写真の右下に気付いていた方もいると思うが、この台そのものもパーツの一環である。でもって台だけじゃなく、この様にスペック表までついている芸の細かさには脱帽である(^_^;)


*時かカネか

 因みにコレは全100巻で、第1巻が発行されたのは今年初め。一年が52週だから、完成は来年末って事になるのである(^_^;)何ちゅーか、カネを前払いしてでもまとめて入手したいのはワタクシだけじゃないと信じたい次第である(笑)詳しくは【発売元の公式HP】にもあるが、コレが完成すると・・・

・・・この様になるのである。確かに2年待つのはしんどい&価格も最終的には18諭吉前後と安くないが、同じサイズの完成品が【50諭吉もする】事を考えれば全然お得である(笑)ワタクシはこーゆー工作が大好きなんで、もしあったら「週刊WRX-STI」とか「週刊ランサーエボリューションX」とか「週刊86」も発売されたら絶対作るだろうと思うのである(爆)作りたくても、何処もキットを売ってくれない。ソレが国産スポーツカーの大きな問題だと思う今日この頃であった。