アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WHISPER SUPREMACY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「民衆が自由で独立的で自治的である国は、いかなる国でも、常に善なる人々と悪なる人々との間に闘争の行われる国である。もしこの闘争が存在しないなら、それは暴君が支配して、善き人々が力を失っていることを意味する」

By パール・バック


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*美意識vs法治主義

 ニッポンじゃクレームは付けたモン勝ち。つくづくそう思うのである( ´Д`)=3黙って聞いてりゃつけ上がるし、反論したら「逆らうとは何事か!」ってなるし、かと言ってジョークで返すと「ふざけてるのか!!」になってしまう(笑)ニッポン社会における各種遣り取りってのは、基本民度の高い人同士で行われる事を前提にしているのである。クレームを付けるという事は「今まで我慢してたけど、どうしても我慢し切れなくなったから」という深い怒りの善意的で静かな表現とされているし、クレームを受けるという事は「自らに至らなさがあり、ソレが相手の限界を超えてしまった」という事にされている。だからクレームを付けられた方は反論しちゃいけないし、という事になるのである。つまりクレーマーってのは、この美意識を逆手にとっているのである。美意識の高い人ってのは「たとえ相手が下種であろうとも、付け入る隙を見せた自分が悪い」って考えちゃうモンであり、その善意に付けこむのがクレーマーなのである。


 じゃあクレーマーは悪いのかと言われたら、答えは「ノー」である。クレーマーの言動は、言論の自由により守られているからである。ニッポン的な美意識と法治主義の間に起こる齟齬、ソレこそが昨今のニッポンに起こってる各種モラルハザードの根源にあるんじゃないかなと思うのである。クレーマーもそう、ナマポもそう、モンスターペアレンツもそう、DQNネーム(キラキラネーム)もそう。法律上何の問題も無いが、ニッポン的な美意識としてはNGである。法律ってのは言わば「最低限の保証と権利」であり、逆にニッポン的美意識はニーチェ的超人思想に似た「最大限の人間性の追求」である。クズでも生きられればおkってヤツと、気高くなけりゃ死んだも同然という人。お互い全く正反対の価値観を金科玉条の如く掲げてるんだから、そりゃ噛み合うはずが無いって話である(^_^;)


 じゃあどうするんだと問われたら、ワタクシの答えは「クズの価値観を認めちゃえ」である。ニッポンが法治国家であり民主主義国家である以上、クズの権利を認めなきゃならないからである。今までのニッポン的美意識ってのは「ニッポン人に悪い人はいない」っていう人間性善説が前提になって成り立ってる→つまりハナっからクズ連中の存在を否定していたから議論が平行線だったんだけど、ソレを肯定しようって話である。肯定するには肯定するけど、受け入れるかと問われたら話は別である。貴方がソレを主張する権利は認めるが、我々の美意識にはそぐわないから貴方たちの主張は受け入れられない。話をシッカリ聞いた上で、凛として拒絶するのである。人間ってナマモノは不思議なモンで、主張が通る通らない以上に「話を聞いてもらえた」ってだけで大方満足するのである。だから議論は大事だとワタクシは思うのである。


*生物災害と禁書と夢喰いと

 そう、今のニッポンに決定的に足らないのは「自分の事を話す事&相手の話を聞く事」だとワタクシは思うのである。何ちゅーか、ニッポンの価値観ってのは以心伝心、阿吽の呼吸。つまり「語らない事」を美徳としているのである。でもソレは上記にあるように「ニッポンにはニーチェ的超人な人々しかいない」という前提でしか成り立たず、実際「ニッポンは超人の国なのか?」と問われたら、ほぼ100%「ノー」って答えるであろう。超人であるならば言葉は要らないのかも知れないが、超人でないならば言葉は必要って事である。さて堅い話ばかりだと皆が引いてしまうので(笑)話題を変えるとしよう:

買ったのは良いのであるが、積んであるゲームが相変わらず多いので手付かずのまんまである(^_^;)しかもプレイどころかアマゾンの包装すら開けてない状態なのに、ネットじゃ既に酷評の数々(笑)でもって来月の半ばには今年の大本命と言えるヤツが届く→発売日に限定版を予約して買ったのは良いが、プレイするのはヘタしたら来年開けってオチになるかも知れないって話である(爆)何ちゅーか、ガキの頃みたいにゲームに打ち込む時間も体力も日に日に減ってきているのである(-_-;*)


新約 とある魔術の禁書目録(5) (電撃文庫)

新約 とある魔術の禁書目録(5) (電撃文庫)

ゲームに使うまとまった時間や体力は減ったが、ラノベ読むほどの少ない時間と少ない体力だけはまだあったりする(笑)マジメな本読むと、何ちゅーか気力体力がゴッソリ減るのである(^_^;)行間読もうと過集中するから、気が付いたら爆睡してるなんてザラ(爆)マジメな本は若い内に読んどけって理由がよ〜〜〜く分かった希ガスのである。


マジメな本読むためのまとまった時間や体力は減ったが、マンガ読むほどの少ない時間と少ない体力だけはまだあったりする(笑)ワタクシもガキの頃は電車の中でスポーツ新聞だとか日刊ゲンダイだとか読む大人をバカにしていたモンであるが、今のワタクシよっかは遥かにマシだったってオチである(爆)


*愛知から愛(?)をこめて

 更に話は変わって連日話題にしてる足回りであるが、未だに決定打は見つかっていないのである(^_^;)ノルドさん以外にも愛知のチューニングショップに評判の良い足がある&既に装着したロンマニアの方も結構いて概ね評判が良いとの事なので、ワタクシもちょっと話をしてみようと思った次第である。そのショップの最大の利点は「純正のオーバーホールが可能」という点→ショップ持ち込みならばアライメント含め約30諭吉でOKという事らしいのであるが、最大の問題は「ショップが愛知にある」という事→持ち込みはまずムリだっちゅー点である:

  • 直接ショップへの持ち込みがムリならば、何処で足の取り付けを施行するのか
  • オーバーホールするならスペアの足が必要になるけど、ソレを何処で調達するのか
  • ショップに預けるとしたら代車云々はどうするのか

といった問題が色々出てくるワケである。因みにワタクシん家が牛久なので、愛知まで余裕で500km〜600kmはある。1〜2時間で済む作業なら観光も兼ねて「行きは新東名で行って、帰りに味噌カツととエビフリャーでも食うべ〜(/*⌒-⌒)o 」で良いのであるが(笑)足回りの交換がそんな簡単に済むとは全然思えないのである。まぁソコんトコは話聞いてみないと何とも言えないのである。近くにチューニングショップやレース屋が無いことと、あっても中の人と仲良くやるためのコミュ力が無いことを真摯に反省したい今日この頃であった。