アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HOT IN THE SHADE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「世界中の誰もが自分を称賛しても、私は一人静かに満足して座っている。世界中の誰もが私を見捨てても、私は一人静かに座っている」

By ウォルト・ホイットマン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


アスペルガー的クルマ趣味

 何を今更と言われればソコまでに話であるが、つくづくワタクシのクルマ趣味って、アスペルガー的なソレがモロに出てるのである(^_^;)ソレは「”他人がどう思うか”って価値観が皆無に近い」って事である。ワタクシ自身が速くなれれば、ワタクシ自身のドラテクが向上すれば、ワタクシ自身が楽しめればソレで終了なのである。よーするに「自分が一番になりたい」だとか「目立ちたい」だとか「周囲にチヤホヤされたい」だとか「仲間と楽しくやりたい」って観点が殆ど無いのである。一番分かり易いのがホイールである。ワタクシにとってのホイールは「タイヤとハブの間にある金属の塊」であり(笑)軽くて剛性が高ければソレで十分なのである。あと序に洗い易ければモアベターである(爆)


 でもフツーのクルマ好きにとって、ホイールはバネ下重量やサスの動き以上に、ファッションとしての価値観を持ってるようなのである。よーするに「このホイール装着すれば、コレ見た人がカッコ良いって褒めてくれるかも(〃▽〃)」って発想がワタクシにゃ無いから、純正を上回る剛性と軽さが無い限りはホイールを交換したいと思わんのである。ワタクシが自慢話を苦手とするのは、実はコレが理由なのである。デール・カーネギー曰く「他人と上手くやるコツは相手を褒める事。そして褒める時は口だけでなく、心の底から褒める」との事であるが、ワタクシにゃ「心の底から褒める」ってのが中々出来ないからである。何故ならワタクシ自身に「褒められたい」って気持ちが無いんだから、相手のソレを察するなんてムリな話である(笑)


*たかがタイヤ内圧、されどタイヤ内圧

 さて前回の続きであるが、前回は「一本目の走行はタイヤ内圧が高過ぎた(温間で4本とも2.6)事もあって、ブレーキの効きが落ちてタイヤが粘らなかった」と言ったが、その2本目である。タイヤを温間2.6→2.3まで落として、再度挑んだ2本目である:


タイヤ圧を下げたらブレーキも効く&タイヤも粘るようになり、タイムは1分57秒91。遂に57秒台突入&僅かながら自己ベスト更新である(*^-゜)vただ「ココへの進入でソイツのドラテク熟練度が分かる」と評されるコカコーラの進入が今一つだし、ヘアピン〜最終コーナーまでの区間をもっとコース幅一杯まで使って良ければ、もっとタイムは良くなったと思うのである。コレからも日々練習あるのみである(`・ω・´)


 そうそう、あともう一つ面白いモン見つけたのである:


以前ネタにした【レンタル86】であるが、そのサービスは既に始まっていて、コレが実物である。実際ワタクシが走ってた走行枠でも、コレが一緒に走っていたりする。ちょっと走ってみようかなとも思ったのだが、もう2本走って疲れていた&思いの外高かった&3ペダルMTは長らく乗ってなかったんで今回はパスした次第である(^_^;)ただやっぱ86試乗した時から「コレをサーキットで走らせてみたい」とは思ってたんで、余裕が出来たらレンタルしてみたいと思うのである。


アスペルガー的自己肯定

 やっぱ何だかんだ言って、サーキット走行は(・∀・)イイ!!のである。色々考えて、色々な人に聞いて、色々と試行錯誤して、その結果として自分が成長したのを数字で実感できる。アスペルガー当事者ってのは成人するまでに色々あり過ぎてる場合が多く、結果として自己肯定感を失ってしまう人が少なくない。でもって、かく言うワタクシも例外ではなかったりする(-_-)が、こうやってクルマ趣味を通じてサーキット走行を知り、自分の力でタイムを縮められる事で「アスペルガーでも努力すれば自分を高められる」って確信を得られるのである。この「アスペでも何とかなる」って確信は趣味だけでなく、他の分野でも必ず有用である。ワタクシはソレが凄く好きなのである。


 だからチューニングに頼ってタイムを縮める方法は、その趣旨には合わないのである。寧ろ逆に「タイムは縮まったけど、自分のホントの実力はorz」って自己否定感が酷くなり、ソレを補うために更にチューニングにカネを使う→使ったらまた「タイムは縮まったけどorz」の悪循環に陥る事必至だからである。今のワタクシにゃホイールやエアロパーツを褒めて褒められて仲間を作るよりも、こうやって自分自身を高めていく事のが遥かに重要であり、やっぱ何だかんだ言ってワタクシはバリバリのアスペルガーなんだなと強く実感してしまう次第なのである(笑)さて長話もアレなので、さっさと明日に備えようと思う今日この頃であった。