アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

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 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「どんなに仲の良い美しい打ちとけた関係であっても、相手の気に入ることを言ったり賞賛したりするのは、車輪の進行に必要なように、是非なくてはならないものである」

By レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ホイールの是非

 意外かも知れないが、ワタクシは今の今まで社外ホイールというシロモノを購入した事が無いのである。GDB時代に一度だけホイールを交換した事があるが、ソレはGDB純正鋳造ホイールから純正BBSホイールに交換しただけであり、社外は未だかつて買った事が無いのである。ワタクシの知り合いのクルマ好きは当たり前の様にホイールを4〜5セット所有してたりするのに、ワタクシは純正以外履いた事が無いのである。

理由は簡単、交換の必要が無かったからである。R35の場合、純正ホイールの出来が良いので、性能的に考えると社外に交換するメリットが殆ど無いのである。唯一メリットがあるとしたら【鍛造マグネシウムホイール】ぐらいだが、高いのに加えメンテが不可欠になる*1コスパが悪いって話である。だから今の今まで、ホイール交換をした事が無かったのである。


 あともう一つの理由は「他人にどう見られるかに興味が無いから」である。ホイール交換する目的って、少なからず「他人からカッコよく思われたい」ってのがあるのであるが、ワタクシにはソレが殆ど無いのである。ワタクシにとって一番大事なのは「ワタクシがクルマを上手に走らせる事」と「ワタクシが如何にクルマの走りを楽しむか」だけであり、他人からの評価は三の次、四の次である。だから「性能は落ちるかも知れないけど、こっちのホイールの方がカッコ良いし、皆からチヤホヤされるから」って考えた事が今まで無いし、多分コレからも考えないであろう。だからワタクシがR35でホイールを交換する可能性は「鍛マグホイールをタダでプレゼントされない限りはゼロ」と言い切れるのである(笑)


*人生初の社外ホイール

 ただソレもND5RCを手に入れるまでの話であり、こっちは純正でほぼ完成されているR35とは話が違うのである。確かに昔のクルマとは違って、NDは純正でも良く出来ているが、ソレは浅く広くという意味である。深く狭くなってくると純正では対応しきれなくなるし、納車されてから今に至るまで対応しきれなかった分を改良するって方法で弄ってきたのである。ホールド感が弱いからシート変えて、ステアリングが遠いからステアリング交換して、タイヤが偏摩耗するから車高調入れて車高下げてキャンバー付けて、そして次はコレである:

ワタクシはホイールにもツライチにも拘ってないが、流石にコレは引っ込み過ぎだろうと思うのである(笑)師匠からも「醜過ぎるッ!いいかロン、ツライチにしろッ!コレは要望じゃない、命令だッ!」と言われてしまったので、対策せざるを得ないのである(爆)ただ、ホイールスペーサーは違和感が出る&安全性に疑問符が出るので、自ずとジャストサイズの社外ホイールが必要になってくるのである。


 というワケでオーダーかけた新ホイールであるが、この度無事に到着したのである\( ̄▽ ̄)/

前々回に述べたように【RAYS CE28 CLUB RACER】である。サイズは16インチの7Jで、オフセットは+33である。インチアップはホイールの重量増に繋がるのと、あと将来的にタイヤ幅を205や215に増やす可能性も踏まえて、最大215まで履けるのにしたのである。


タイヤを装着するとこんな感じである。結構タイヤを引っ張るかと思ってたのだが、そうでもなかったみたいである。因みにホイールの重量は約5.0kgである。純正鋳造ホイールが6.8kgだから、4輪合わせて7.2kgの軽量化、しかもばね下重量の軽量化だから、その効果は大きいのである。あとNDは小型で軽いクルマなので、このデザインの方が軽さをより演出できると思ったからである。



ハブリングとセンターキャップは軽量化目的で付けない人も多いのだが、ワタクシは敢えて付ける事を選んだ次第である。ちゅーのもNDはサーキット専用車じゃなく、基本的に街乗りが9割を超えるからである。だったら見た目の良い方が良いし、変なガタつきは少ない方が良いのである。第一軽量化云々言い出したら、まずワタクシが痩せなきゃならなくなるからである(笑)



でもって、完成はこんな感じである。


一番肝心なホイールの引っ込みであるが、こんな感じである。確かにツライチではないが、コレも敢えて狙った事である。将来セッティング次第で車高の上げ下げやキャンバー角の調整などがあるかも知れないし、タイヤの銘柄の変更もあり得るし、上記にもあるようにタイヤ幅の変更の可能性だって残ってるのである。だからある程度余裕を持たせてあるのである。フェンダーのツメは折るよりも折らないで済む方が良いに決まってるし、車検だって色々面倒臭くなるのはイヤである。だからホイールを購入した時点で、ツライチにする気は最初から無かったのである。


*軽量ホイールの効果

 さてホイールを導入したという事は、走りにも当然影響が出てくるのである。一説によると「バネ下重量1kgの軽量化はバネ上の10〜15kgに相当する」という事で走りの改善を見込めるのであり、ワタクシが社外ホイールの導入を決めた理由の一つもコレなのである。交換後走らせてみた率直な感想としては「渋滞してて赤信号だらけの街中をチンタラ走っただけじゃ分からん」といったトコである(笑)気のせいかステアリングのレスポンスが上がった&足回りがバタつかなくなった希ガスのであるが、ブラインドテストやられると見分けられない自信がワタクシにはあるのである(爆)まぁ休日だとか遠方への出張仕事の際にジックリ走り込んで、長期的に見てから改めて感想しようと思うのである。


 でもってコレを以って、NDの大まかなカスタマイズは一先ず終了である。あとは各種セッティングだとか微調整とかに集中して、サーキットを走りながら未完成な部分を磨き上げる方向に行く予定である。今後細かいトコをちょくちょく弄る事はあるだろうけど、走りに影響する部分のカスタマイズは(今後走り込んで不足する部分が出ない限り)当面行わない予定である。ただタイヤだけはもう純正は使い切ったら今後は使わない→その後は純正サイズの【ブリジストンRE71R】を中心に使っていく予定である。あとは只管走り込んで腕を磨いて、車高調のセッティングを完璧にして、ソレで楽しんでいく予定である。さてこういう事書いているとまた走りたくなってくるので(笑)もうお暇しようと思う今日この頃であった。


*1:鍛マグは腐食するから、僅かな傷も見逃せなくなる