アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FÖDD FÖRLORARE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「優れた部下というのは、目立ちたがり屋なんだ。自分の能力の高さを知っていて、それを証明するチャンスをねらっている。力を試せる場に出たいと思っている」

By デイル・ドーテン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*速くしてほしい

 納車から一ヶ月経って、今現在我が愛車は1ヶ月点検の真っ最中である。ココ一ヶ月、散々パーツレビューやら整備手帳やらをみんカラにアップしていたが、ソレももう殆ど終わりである。後はサーキット走るなり何なりしてる内に、必要なモンがあったら買い足すだけって感じである。色んな人が「チューニングにハマってアレコレやってたけど、やっぱノーマルが一番乗り易かった」って言ってるけど、ホントの事だとワタクシも断言する次第である。走りに関する部分はもうノーマルで行く予定だし、百歩譲って弄るにしてもノーマル+α程度で十分である。もしも更なるパワーが欲しくなったら、クルマごと買い替える。ソレがパワーに関するワタクシのジャスティスである(笑)


 とあるチューニングショップの話である。一人の客が200諭吉ぐらいのカネを持ち込んで、ショップオーナーに「速くしてくれ」って依頼したんだそうである。通常良くある「自分の運転だと○○が××になっちゃうから、ソレを解消するため△△にすれば良いと思うから、□□を取り付けて欲しい」とかじゃなくて、ただ単純に「速くしてくれ」である('〜`)無論、ショップオーナーだってプロだから、客にそう依頼されたら特別な理由が無ければ断れず、その予算内で出来る事をやるだけの話である。で、一番の疑問である「そんな大雑把な依頼をするヤツに、そのチューニングカー乗りこなせるの?」って疑問であるが、乗りこなせなくっても別に無問題なのである。


 じゃあどうするのかと言えば、何らかの形でプロドライバーに依頼して、有名なサーキットでタイムアタックしてもらって貰うワケである。でもってそのタイムをブログなりSNSなりで「私のクルマはココまでパワーアップしましたv(´∀`*v)」って発表するのである。そうするとソイツが実際速いワケでもないのに、称賛のコメントがアホみたいに上がるのである。ワタクシも当初は「こんなんネタやろ、居るワケねーだろ常考(´∀`)σ)Д`*)」と思ってたのだが、実際ソレやった知人が実際居たりするのである(^_^;)そん時ワタクシは悟ったのである。自己満足ってのは、他人から賞賛される事による満足感まで含まれているんだな、と。


*ホイール選びの正義

 ワタクシがチューニング云々に興味を無くしてしまった一番の原因は、何時の間にかこの「目立って注目を集めたい」とか「大金を使った事で皆からチヤホヤされたい」って願望が無くなってしまったからである。完全に無いと言っちゃウソになるが、あったとしても少ないのである。だからワタクシは、クルマ三台乗ってきたけど、ホイールを交換したのはたった1度だけなのである、そのたった1度も中古でGDB純正のBBSホイール買っただけで、新品&社外のホイールを買った事は一度も無い。ホイールなんてモンは軽くて剛性が高けりゃソレで十分であり、あと洗い易くて車体デザインや車体色と合ってればモアベター。コレがホイールに関するワタクシのジャスティスである(笑)


 値段下げるためにコストをケチった安モンのクルマなら兎も角、結構格のあるスポーツグレード車、特にR35とかそのクラスのクルマになると純正ホイールとは言えどメーカーが徹底的に煮詰めて作ってくるだろうし、R35の場合は実際そうなのである。だからワタクシはホイール交換に全く興味が無いのである。でもワタクシのこういう考え方って、どうやらクルマ好き的には異端らしいのである(笑)実際にR35でホイール交換してる人の話を聞いた事があるのだが、やっぱ「自分のホイール見た人に”カッコ良い”って言ってほしい」って願望があるから、純正よりも乗り味が落ちる事を承知の上でホイールを交換しちゃうんだそうである。


 あと知り合いのチューナーに聞いた話だと「チヤホヤされたいのは寂しいから」だそうである。その言葉を聞いて、ワタクシもようやく長年の謎が解けたのである。そう、ワタクシは独りでも全然寂しくないのである(笑)コレは強がりでも何でもなく、素直な感想である。ちゅーのも、このブログのタイトルが示すように、ワタクシはアスペルガーである。生まれた時から”自”らに”閉”じこもってたので、寂しいもへったくれも無い。つーか、ヘタに目立つと自分の殻の中に変な雑音が入ってくるんで、ぶっちゃけ五月蠅い(爆)そうやってアスペなワタクシ自身に正直になった結果が「チューニング不要、ホイールヾ( ´_ゝ`)イラネ」なのである(核爆)


*褒めて褒められて

 無論、褒めて貰えたら褒めて貰えたで、そりゃワタクシも嬉しい次第である。が、褒められる事を目的として何かやるって事を全然想像できないって話である。ワタクシはワタクシ自身がやりたいからそうするだけであり、褒めて貰えなくても元々そのつもりだったから全然構わないし、褒めて貰えたら素直に感謝する次第である。が、問題が一つだけあるのである。ソレは「ワタクシ自身が褒められるのは兎も角、他人を褒めるにはどうすれば良いんだ?」って事である(笑)アスペのワタクシにゃ良く分からんのであるが、どうやらフツーの人は褒めて褒め返してがコミュニケーションの一環になってるみたいなのである。つまりコミュニケーションを潤滑に行おうと思ったら、褒め上手になる必要があるって事である。


 この「他人を褒める」って行為が、アスペのワタクシにゃひじょ〜〜〜に困難だって話なのである(笑)何が難しいかって、何処をどうやって褒めたらいいのかが分かんないトコである(´・ω・`)一応アタマでは分かってるから褒めるのであるが、どうやらワタクシの褒めポイントは相手の本命と相当ズレてるみたいなのである(爆)だから褒めてはいるんだけど、相手が気持ち良くノッてくれない→その後の会話が弾まないってオチである( ̄〜 ̄)同性でもコレだから、異性だと最早目も当てられない事になるのは火を見るよりも明らかで、そりゃワタクシが彼女いない歴を更新し続けるのもムリはないのである(核爆)大分慣れてきたとはいえ、やっぱコミュニケーションは難しい。心からそう思う今日この頃であった。