ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「偉大なる精神は、偉大なる精神によって形成される。ただし、それは同化によるむしろ多くの軋轢による。ダイヤモンドがダイヤモンドを研磨するのだ」
By ハインリッヒ・ハイネ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*4代目の成長
ワタクシが最初のクルマに乗ったのは30歳の時で、モータースポーツ始めたのが32歳の時。実はワタクシのクルマ歴って、思った以上に浅いのである(^_^;)でもって最初に乗ったクルマがGDB(E型)インプレッサ。クルマの選び方にツッコミ所が少なからずあるのは百どころか万も億も承知の上だが(笑)最高に楽しかった事だけは間違いなかったし、色々あったけど微塵も後悔はしていない次第である。だからGDB降りた今となってもインプ(現在はWRX-STI)は一番気になる車種だし、もし他人から「WRX-STI買いたいと思うんですけど、どうですか?」って問われたら、ワタクシは太鼓判を押すであろう。故にワタクシのこの車種に対する批評ってのは、どうしても他車種に比べても厳しくなりがちなのである。
そして正式発表を得て、ようやく【4代目WRX-STIの詳細な話】が入ってきたので、ワタクシも俄然ワクテカしてきたのである。見た目はアレだけど(笑)肝心の中身さえ大幅な進化を遂げていれば、デザインのネガを相殺してポジティb・・・・
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iイ彡 _=三三三f ヽ !イ 彡彡´_ -_=={ 二三三ニニニニヽ fイ 彡彡ィ 彡イ/ ィ_‐- 、  ̄ ̄ ヽ し ま f彡イ彡彡ィ/ f _ ̄ ヾユ fヱ‐ォ て る f/ミヽ======<|-'いシ lr=〈fラ/ !フ い で イイレ、´彡f ヽ 二 _rソ 弋_ { .リ な 成 fノ /) 彡! ィ ノ ̄l .い 長 トヾ__ら 'イf u /_ヽ,,テtt,仏 ! : |l|ヽ ー '/ rfイf〃イ川トリ / .: r!lト、{'ー‐ ヽ ´ ヾミ、 / : / \ゞ ヽ ヽ ヽ / ./ \ \ ヽ / /〈 \ ノ -‐ ´ ヽ ヽ \\ \ 人
・・・期待したワタクシがアホだったとでも言っておくとしよう(笑)GDB→GRBの時と同様に大幅な進化は無い事は予め覚悟していたが、まさかココまで進化が無いなんてのは完全に予想外である(-_-;)走行性能がアップしてる?フルモデルチェンジしてるのなら、走行性能がアップして当たり前である。アクティブトルクベクタリング?ンなモンは昔からある技術なんだから、何を今更である。つまりデファクト上、何の成長もしてないって事なのである。
ソレより何より、未だにラリーカーのイメージを捨てられないって事の方が、ワタクシ的には一番ガッカリした点である(´・ω・`)2009年にWRCを「撤退」ではなく「卒業」って言葉を使って強調して、今後はオンロードスポーツを追求すると言ってたのに、このPVは一体何の冗談だって話である( ̄ヘ ̄)デザインについて論じた時も同じ事を言ったが、色んな意味で中途半端なのである。グランツーリスモ路線進みたいけど、ラリーイメージを捨てられない。新しい顧客をゲットしたいけど、従来のスバヲタの支持は捨てがたい。コレはあくまでアメリカ仕様だけど、ニッポン仕様までも「EJ20エンジン継続、320馬力トルク45kgm」とかだったら、試乗ボイコットするぞマジで(笑)
*13年以前vs14年以降
話は変わって、R35の14年モデル発表からもう既に2ヶ月経っていたりするのである。素モデルならば、もう既に納車された人がいるのではなかろうか。ワタクシ自身がオーダーした事もあるんだろうが、巷に流れる「R35は13年モデルまで」っていう風潮には、いい加減反吐が出そうなぐらい辟易としてるのである┐( -"-)┌例えば【よし、決めた。GT-Rを売却しよう】って記事が良い例であるが、水野氏がいなくなった途端に「水野氏の目指してた”素モデルで速い”こそが正道にして王道。NISMOみたいなスペシャルモデルでタイムアタックなんぞ邪道」とか「グランドツーリングとレーシングの両立こそが正道にして王道。素を街乗りの快適さに特化するなんて邪道」などと華麗な手の平返しである┐(´д`)┌
断言しても良い。こういう風に「素モデルの速さガー」とか「GTとレースの両立ガー」とか強調するヤツほど、サーキットに走りに行かないモンだ、と。普段の街乗りに使って、休日にはサーキットへ赴く。そういう使い方をするからこそ。素モデルの速さやGTとRの両立がモノを言うのである。こういう事を言うヤツってのは、大概高速道路のICや追い越し車線とかで床まで踏んでハイ終わり。14年素モデルは恰も”街乗りスペシャル”みたいな言われ方して叩かれてるが、そう言ってるヤツも街乗りしかしないんだから、何が不満なんだって話である。レースと両立してるゆえの細かいセッティング?高速道路レベルでそんな細かい差はプロドライバーでもなきゃ感じられんから、プロでないのなら安心しろとワタクシは言いたい。
あとワタクシが知る限りでは、上記のライターみたいに感情論で突発的に動くヤツってのは、大概その信念が長続きしないモンである。ちゅーのも熱するのが早いのは同時に冷めるのも早いし、別の何かに熱中するのも早いからである。15カ月しか乗ってない12年モデルを13年モデルに乗り換えて、何処まで乗れるのか見モンである。ワタクシは「10年後、何時の間にかレクサスかBMWあたりにシレッと乗り換えていて、13年モデルの事を聞くと”もう終わった事だ!”と逆ギレする」に100ペリカである(笑)サーキット行かないけどスポーツイメージやワインディング性能欲しいんだったら、ジャガーとかマセラティとかの2ドアクーペモデル買った方がずっと快適だし楽しめるとワタクシは思うのである。
*伊達と酔狂、不完全とロマン
ただまぁ、サーキット走らないのにその手のスパルタンなクルマを欲しがるヤツの気持ちも、ワタクシ的には分からんでもない。何故かと言えば、ワタクシがGDBを買った当初の目的は「サバゲー行く時の足」だったからである(笑&実話)都内から湘南に引っ越して、以前みたいに電車でサバゲーフィールド行くのが困難になって、クルマを買おうって考えて、買うんだったらカッコ良いスポーツカーが良いなと考え、スポーツカーなら4WDが最強だと考え、最強の4WDならインプだと考え、インプ最強がWRX-STIだった。冗談みたいに聞こえるが、至ってホントの話である(^_^;)だからワタクシは今でこそ「サーキット走らないのにR35の両立性に拘るなんてバカげてる」とは思うものの、決して完全否定は出来ないのである(;^_^A)
ただ何ちゅーか、こうしたロマンだとか見栄だとかいうのが、人間関係において重要なのは何となく感じる次第である。アイルトン・セナが誰よりも愛されたのは、強さの裏にある脆さ、圧倒的な速さの裏にある不完全さゆえだと思うのである。そう言うのがあるからファンも「セナも自分と同じ人間なんだ(´∀`*)」って親しみを持つのだと思うのである。完璧超人めいたセバスチャン・ローブがあんだけ人気無いのも、その逆の理由だと思うのである。だから「サーキットも走らないのにポルシェGT3を買うだなんて無駄無駄アンド無駄」なんてのは、正論なんだろうけど面白くないのではと思うのである。さて、そんな面白くないワタクシがあれこれ言うのもアレなので(笑)さっさと締めるに限る今日この頃であった。