アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

INSTINCTUS BESTIALIS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「重要なのは自分の生きる縁となったものが、どこかに残っているということだ。さまざまな慣習でもいい。家族の祝いごとでもいい。思い出を秘めた家でもいい。重要なのは還ることをめざして生きるということだ」

By アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*昔のテレビは良かった?

 何故今のテレビは面白くないのか?コレには色んな理由があって、色んなブロガーが色んな意見を言っているのであるが、ワタクシが思うに「ピークを迎えてしまったから」じゃないかと思うのである。コレはテレビに限った話ではないが、どんなジャンルでもピークを迎える前までは、新たな可能性を色々試すモンなのである。そうやって市場を開拓するため、より大きな利益を獲得するために、ありとあらゆる試みがなされるのである。余計なモンや非合理的なモンを一切合切削ぎ落として、必要ならばタブーにも果敢に挑んで、その「顧客の為により良いモンを作りたいッ!」っていう気持ちが、極限ギリギリの危うさを備えた実に刺激的なモンを生み出すのである。例えばコレである:

確かに今ではシャレにならん番組だけど、でも何ちゅーか「面白いモンの為ならヤバい橋も全力で走り切ってやるッ!」っていう製作側の気概が伝わってくるから、観てる側も同じぐらいハラハラドキドキしてしまうのである。攻めの姿勢が無ければ、こういう番組は作れないであろう。


 でもって今は、テレビが既に殆どの家庭に普及していて視聴者数も頭打ちの上、インターネットという新しい放送概念が生まれてしまったため、コレ以上何をやっても大きくなれないワケである。そうすると何を考えるかって、現状維持である。視聴者を減らさない事ばかりを考えてるから新しい事を試す勇気が無くなるし、批判されて視聴者が離れる事を恐れ表現を慎んでしまう。そういう消極的な事しか考えない現場では、当然消極的なヤツが幅を利かせるようになり、組織はより硬直化して更に新しい事や冒険が出来なくなる。でもってニッポンの場合は言語が特殊だから、海外に市場を開拓するのも難しい。ソレを繰り返して、テレビがつまらなくなるのである。


*カウンター戦の魅力

 さて、話を前回の続きに戻そうジャマイカ。まず動画を紹介する前に、普段の定例会のソレとは違い、今回の記念ゲームの形式は全てカウンター戦だという事を尾上ておいて欲しいのである。コレは「全ての参加者にサバゲーの上手い下手を問わず、目一杯遊んでほしい」というフィールドマスターの計らいなのである。カウンター戦のルールを簡単に説明すると:

  • 2つのチームに分かれ、各々の拠点にカウンターがある。
  • やられたとしても終わりではなく、自拠点に戻りカウンターを押せば何回でも復活できる
  • 相手拠点のカウンターに辿り着けたら、相手のカウンターを10回押せる(10回押した時点でヒット扱いになり、自拠点に戻る)
  • 20分フルに戦った後、カウンターの数が少なかった方(つまりやられた回数が少なかった方)が勝利

というのがカウンター戦のルールである。今回はコレに加え”カウンター+カラーコーン戦”という新しいルールが加わっているのである、コレはフィールド中央に各々のチーム色のカラーコーンがあり、コレがゲーム終了時に該当チーム色だった場合、相手に+30点が加わるのである:

こんな風に4チーム各50人ずつにチーム分けされていて、2チームずつ対戦していくのである。こうやって各ゲーム毎のポイントを合計し、一番少なかったチームが優勝なのである。因みにワタクシは黄チームである。では、ゲームの様子を見ていこうと思うのである:

こんな感じに、やられたとしても何回でも復活できるから、ガンガン前行って&ガンガンやられても無問題なのである。ただ当日は暑くて体力をガンガン持っていかれるので、体力無いオッサンなワタクシはガンガン行かなかったのであるが(笑)


 サバゲー始めて1〜2年ほどの、バリバリのサバゲー中毒だった頃のワタクシは毎週でもゲームがしたかったモンであるが、今じゃもう「折角の休みなんだから休ませてくれよ('A`)」って思ってしまう有様である(笑)認めたくはないが、ワタクシもスッカリ歳だって事である(´・ω・`)だから銃を短く軽くして、少しでも負担を減らして臨んだのである:

コレはどういうシチュエーションだったかって、結構な人数で大きく迂回して相手の拠点を目指して、上手くソコまで辿り着いたのである。あとは相手拠点を包囲して「相手を倒す→相手は拠点に戻ってカウンターを押す→復活した瞬間をまた叩く」の繰り返しで、ガッツリ入れ食い状態だったってワケである(笑)作戦が上手くハマれば、形成が一気に逆転する。コレもサバゲーの醍醐味なのである。


 さて流石に20分フルで戦う&しかもこの気温だと、流石に銃を短くしても重たく感じてしまうのである(^_^;)だからラストゲームはライフルそのものも置いていって、ハンドガン一丁で挑んだって話である(笑)

ハンドガンの有利な点は、何と言ってもその小ささである。小さいから取り回しも容易だし、フツーのライフル持った状態じゃ入れないようなトコにまで入っていける。でも残念な事にワタクシの身体はデカいので、折角のハンドガンの小ささも台無しだったってオチである(笑)あと20分という長丁場じゃマガジン3個だと足らないので、ガスと弾を余計に持ち込んだ次第である。


*3年目突入

 というワケで、楽しかった祭りももう終わりである。もう少し楽しんでいきたかったのは山々であるが、流石にワタクシの体力も限界だったのである(笑)でもって、この手のイベントが終わったら最後は何があるかと言うと・・・


定番のジャンケン大会である。ワタクシは今までジャンケン大会には幾度となく参加してきたのであるが、悉く連戦連敗。今回こそ鉄砲を当てるぞ〜(* ̄0 ̄*)ノと気合い入れて挑んだのだが・・・

・・・やはりワタクシはジャンケンの神から蛇蝎の如く嫌われている模様である(笑)コレは何かって、このフィールドの無料券である。まぁコレはコレで使えるから、満更ではないのであるが。


でもって結果発表である。ワタクシの属する黄チームは、見事優勝を勝ち取ったのである( v ̄▽ ̄)


こうして2周年記念ゲームは幕を閉じたのである。2周年とは言わず、3周年4周年、10周年20周年と続いてほしい。コレがワタクシの率直な願いである。ワタクシのブログに何処まで影響力があるのか定かではないが、コレを呼んだ方々がサバゲーに興味を持ってくれて、一人でも多くフィールドへ足を運んでくれる。サバゲー文化のピークはまだまだ先にあるので、その可能性が何処まで伸びるのかを知りたい。ピークのその日が来るまで、サバゲー啓蒙活動は続けていこうと思う今日この頃であった。