アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

UNDER ATTACK

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人間は場所を得て初めて、本当の姿を現す生きものなのよ」

By フジ子・ヘミング


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*貴方の趣味は何ですか?

 10年前、上記の問いに対し「サバゲーです」と答え、当時の上司に白い目で見られた上に「サバゲーって、あの小動物を撃ち殺せるような銃で撃ち合う、頭のおかしい人がやるソレでしょ(¬_¬)」と言われてしまったのは、今となっては良い思い出である(笑&実話)ソレ以来、ワタクシは「趣味は?」と問われたら「クルマです、あと読書も少々」と答える事にしていたのである。が、昨年の忘年会において再度「先生(つまりワタクシ)は多趣味だって言うけど、クルマと読書以外に何かあるの?」と問われ、ダメ元で「サバゲー」と答えたのである。サバゲーがブームって言われてるから、どんだけのモンかってのを知りたくなったので、敢えて白い目覚悟でそう答えたのである。


 するとビックリ。白い目の10組か20組は覚悟していたのだが(笑)待っていたのは「面白い事やってんじゃん(^▽^)お前/先生」という意外な反応である。サバゲーのルールについて根掘り葉掘り聞く人もいれば、サバゲーの始め方を聞く人もいて、一番意外だったのが女性陣のウケの良さである。そう、昔ながらの「サバゲー=根暗な変人の遊び」って認識が、何時の間にか殆ど無くなっていたのである。何ちゅーか、カヤックだとかスカイダイビングだとか、その類のレジャーと同じようなイメージなのである。サバゲーマーやフィールド関係者やエアガン業界、ソコに居る人達の地道な努力が報われたのを目の辺りにして、ワタクシもサバゲーマー冥利に尽きるってモンである(*^-゜)v


*今日もまたフィールドに立つ

 そうなると、ワタクシ等サバゲーマーのやる事は一つ。今後も引き続き、自らの襟を正してより良いサバゲーを目指すだけである。こういうのって積み重ねるのは労力も時間もかかるけど、崩れるのはあっちゅー間だからである。というワケで、ワタクシのサバゲーマーとしての徳を更に積み重ねるため、今日もまたサバゲーに出向いたのである(笑)

千葉は野田にある【サバイバルゲームフィールドyaNex】に、某ロンマニアの方から「一緒にサバゲーしませんか」とお誘いを受けたので、二つ返事で了承した次第である。新しい拠点を開拓したかった&ワタクシん家から最短距離で31kmと近場にあるフィールドなんで、行ってみる価値は大いにあると判断したからである。


 古い話であるが、昔のサバゲーフィールドのセーフティーゾーン(サバゲーマーが休憩したり装備を整えたりする場所)ってのは、ホントに何も無かったのである。ただ場所があるだけで、場所に何かを色々持ってくのはゲーマー自身なのである。どんだけ大変だったかと言うと、こんな感じである:

  • 場所を確保するためのブルーシートが必要だったし、折りたたみ椅子も勿論テメェで持参
  • 木陰などの好位置は早いモン勝ちで、真夏に日陰を取れなきゃ地獄を見る
  • 食事や飲料水も勿論持参。特に真夏日は脱水症対策のため、2リッター前後は持って行かなきゃならない
  • バッテリーやBB弾が切れたらソコでゲームはお終い。だからスペアバッテリーを常備し、BB弾は多めに持って行く
  • 電ガンが壊れたら勿論その場で終了。必要なら電ガンだってスペアを持ってく必要がある
  • 銃や装備が壊れたら修理しなくちゃなんないから、工具箱に必要な道具を一通り入れて持ってくる必要がある
  • トイレも無いし、更衣室だって無いし、水道もシャワーも無い。女性にとって非常に厳しい環境
  • 勿論、銃やBDUやゴーグルといった必需品も自分持ち

そう、昔はサバゲー行こうと思ったら、結構な量の荷物を持ち歩いたモンである(^_^;)だから本格的にサバゲーをやっていこうと思ったら、ソレ等全ての荷物を持ち運ぶためのクルマが重要になってくるのである。


*天国のような今

 その頃からサバゲーやってたワタクシからしてみたら、今の状況は正に天国なのである。惜しむべきは、天国となった今において、ワタクシは既にサバゲー中毒から回復していたって事である(笑)今時サバゲーやるにあたって「最低限コレだけは持参しなければならないモンは何か?」と問われたら、その答えは「何も要らない」なのである。ソレぐらい今時のフィールドは充実しており、ココも例外ではなかったりするのである:

当たり前のようにセーフティーには屋根と机と椅子が用意されてるから、直射日光でも雨でも全然平気である。


屋根の中には棚やガンラックまでもあるから、荷物や銃の置き場に困る事は無いし、しかも電気まで通ってるからバッテリー充電だって余裕である。


水分を持参しなくても自販機があるし、女性用の更衣室やトイレだってあるから、女性のサバゲー参加への敷居も劇的に低くなってるのである。


足りないモンがあればその場で買えちゃうし、昼食代を抱けば温かい食事だってこの通り。昔はコレが無かったから、冬のゲームではキンキンに冷えたコンビニ弁当を、夏のゲームではチンチンに熱した冷やし蕎麦を食ってたモンであるが、最早その心配も皆無である。写真には写ってないが、レンタルガンだって当然あるのである。


試射やホップアップの調整がしたければ、この様に距離が分かるシューティングレンジが用意されてるので、至って容易である。


時計だってあるから、腕時計してなくったて大丈夫


更にはこんなモンまであったりするのである。フィールドが土→走ったり転んだりすると靴底に泥が溜まったり靴が泥だらけになったりするんで、コレがあると非常に便利なのである。さて、ゲームの方であるが、流石に今日はもう疲れたのでパス(笑)ホント、今のフィールドは至れり尽くせりなのである。無論、その分値段も昔と比べればやや上がってはいるが、その値段以上の価値がある事は間違いないのである。もし「また昔のやり方に戻れ」と言われたら、ワタクシは今すぐにでもサバゲー引退宣言をする次第である(爆)さて明日も忙しいので、早めに寝ようと思う今日この頃であった。