ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「ただ過ぎに過ぐるもの 帆かけたる舟。人の齢」
By 清少納言
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*続・はじめてのそうこうかい
さて先日の話の続きである。筑波1000というコースがどういうコースかと問われたら、ワタクシは「サーキット走行デビューにピッタリのコース」と答える次第である。その理由としては:
- 首都圏だからアクセスし易い
- 走ってる人が多いから、攻略法や走り方を良く知ってる人も多い
- 速度域が低い&コースに起伏が無く平坦だから、重大な事故になり難い
といったトコであろう。だから「サーキット走行を始めたいのですが、最初は何処走れば良いのですか?」と問われたら、ワタクシの答えは「関東圏に住んでるなら筑波1000」である。余程デカいクルマ(3000cc以上、320馬力以上)でない限り、このコースは初心者的にも丁度良いのである。
もし関東圏に住んでなかったとしても、お住いの地域のミニサーキット(全長1000m前後のコース)を探して、ソコで行われる走行会に申し込めばおkである。ンでもって国産スポーツカーって大概2500cc以下&320馬力以下だから、デビューがミニサーキットでも十分事足りるのである。もしソレ以上デカくてパワフルなクルマに乗ってるのであれば、ニッポンにあるFIA基準の国際格式コース(FSW、もてぎ、鈴鹿、オートポリス、十勝、SUGO、岡山国際)のレーシングコースでデビューした方が寧ろ逆に安全だし、何よりストレスが溜まらないのである(笑)デカいクルマを狭いコースで走らせると、アクセル踏めなくてストレスがハンパないのである(^_^;)
*続・走り納め2016
ワタクシがNDを購入した理由はズバリ「ミニサーキットでも走りを楽しめるように」である。R35は大き過ぎて、筑波1000どころか筑波2000でもまだ小さいのである(^_^;)でもって関東圏のコースを一通り見ても、圧倒的に多いのはそのミニサーキットの方であり、大型コースはFSWかもてぎしか無いのである。そしてその目論見は大当たりであり、NDはミニサーキットを走るにおいて最適とも言えるのである(^-^)
コレが筑波1000のコース図であり、コレから貼る動画を観る時の参照にしてほしいのである。では先日の話の続きに戻って、2本目の走行がコレである:
まだ足の動きに慣れてないのもあるけど、もう一つ難しかったのが【新しいブレーキパッド】の扱いである。パッドが効き過ぎてるorタイヤのグリップが負けてるのだろうけど、力入れてブレーキ踏むと簡単にABS掛かっちゃうのである(^_^;)だから2本目はそのブレーキの感覚も掴まなきゃならんかったので、まだ上手く走れてないのである。ソレでもタイムは47秒1と1本目に叩き出した自己ベストをアッサリ更新したので。まぁ良いとしよう。
2本走った時点で、このクルマの新しいキャラクターが漸く見えてきたのである。ソレは「エンジンが前にあるカート」といったトコである。最近は色々忙しくて乗らなくなってしまったけど、昔よく乗ってたカートに挙動が良く似てるのである。だから乗り方もカートのソレに準じたモンにして、新たに走行ラインを組み立てたのである:
カートのような挙動になってるので、コーナリングは当然ヨーロッパ式のが曲がり易くなってるのである。ソレを基に、新たに攻略ラインを組み直すのである
とまぁ、こんな感じである。無論コレはワタクシのクルマ&ワタクシの運転法に適した方法であるから、全く違うクルマに乗ってるロンマニアの方にはまた別の走らせ方になるのである。
でもって前の2本の走らせ方ってのは、どうも足を交換する以前の走らせ方に準じたライン取りになっていたため、車高調本来の持ち味が出せなかったみたいなのである。ソコで3本目はソコを踏まえて、改めて新しい脚に適した走り方に変えてみたのである:
当初のワタクシは「前回のベストは48秒5だったから、今回は47秒5出せればいいや(* ̄∇ ̄*)」って思っていたのであるが、フタを開けてみたら最初の1本目で早くも47秒5が出てしまい、何とこの3本目のベストは46秒28である( ; ゚Д゚)無論、そのタイムを叩き出した本人が一番ビックリしてるのは言うまでもあるまい(笑)
何ちゅーか、恐るべしは新車高調である( ̄Д ̄;)てゆーか逆に考えれば、純正足がそんだけショボかったって意味でもあるのである(-_-)ワタクシ以外にもノーマル足のNDでサーキット走ってる人に何人か会ったのであるが、やはり皆が皆ショルダーの偏摩耗に悩まされていたのである。タイムが飛躍的の伸びたのは、やはりタイヤを面全体で使えるようになったのが大きいのである。さて、コレが最後の4本目である:
流石に昼になって暑くなってきた&ワタクシの集中力も落ちてきたので、残念ながらベスト更新ならずである(´・ω・`)ソレでもベストは46秒37だったし、コースが開いてれば46秒台もコンスタントに出るようになったので、収穫は非常に大きかったと言えるのである(^-^)今回の結論を一言で述べると「実践投入大成功( v ̄▽ ̄)」といったトコであろうか(笑)
*冬空や、走り屋共が、夢の跡
今回走ってみて、改めて【新車高調】の出来の良さに満足してる次第である(^-^)挙動が安定してるから安心して踏んでいけるし、アンダーもオーバーも殆ど感じないし、自由に自分で姿勢を作っていけるし、いざという時も不安が無い。安心して踏めるからタイムも伸びたし、安定してるからコンスタントに好タイムを刻めるのである:
走った後のタイヤはこんな感じである。ちゃんと面全体が均等に摩耗してるし、ショルダーの新たな偏摩耗も見られない。まぁ決定的な評価は新しいタイヤにしてから幾分か走り込まないと確定できないのであるが、少なくとも現段階では満点に近い結果が出てるのである(^-^)
蛇足だけど、コレが今回の総合順位である。ワタクシの順位は60人中49番目だったのである。確かに下位ではあるが、まぁ1500cc&131馬力のマシンで出したと考えれば上等である・・・その上には660cc&64馬力でもっと速い人が居るのがアレなのであるが(^_^;)
因みにトップの方々のタイムがコレである。1位2位含め、トップ10にインプSTIが4台。やっぱこういうミニコースだとパワー云々よりも、良く曲がって加速トルクの太い4WDが断然有利なのである。
というワケで、今年も無事に走り納める事に成功したのである(^-^)ワタクシの正直な感想を述べると「まだまだ走り足りない」といったトコである(笑)あともう少し走れればもっとタイヤをよく使えただろうし、結局最後まで攻略し切れなかった最終コーナーを攻略できたかも知れない→上手く行けば45秒台突入もあったかも知れなかったからである。まぁソレは来年の楽しみに取っておくとして、年末年始はジックリ考えるに限るのである。今回走ってみてまた新たな課題を見つけたし、その課題を克服するための計画も立ちつつあるのである。でもソレをこの場でバラすとネタが切れてしまうので(笑)そろそろお暇しようと思う今日この頃であった。