アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FOR THE BLEEDERS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「すべて準備が整ったところで、始めなければならないわけではありません。問題をかかえたままでも空は飛べます」
By 伊藤守

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*走り初め2023
 ココ最近、中古車価格が下落し始めてるんだそうである。中古車は新コロ禍が始まってから急激に伸び、昨年後半あたりがピークになって、年始から下落が始まって今も落ち続けてるんだそうである。元々中古車の暴騰自体がバブルだったのもだが、一番大きな原因はどうやら「新車生産のペースが元に戻り始めたから」らしいのである。ベンツとかはCクラスはほぼ元通りに戻ってて、今までドチャクソ待たされてたGクラスもドンドン前倒しになってるとかなってないとか。iPhoneiPadを予約したらほぼ発売日に来た時点で半導体生産が元に戻りつつある事を予感してたが、漸くクルマ向けの半導体も元に戻った模様である。

 そうなるとワタクシが次に考えるのは「NDの次をどうするか」である。小耳に挟んだ話、ニッポンでも今年後半ぐらいから新車生産ペースが元に戻り始めるとの事で、そうすれば予定通り「来年9月のND4回目の車検の前に乗り換える」って事ができそうである。でも今シーズンはまだ終わってない&来シーズンもNDで挑む路線は変わってないので:

今年も引き続きNDで走っていく予定である。ND降りる前にNDで行けるトコまで行ってみたいってのがあって、ワタクシにとってソレは「筑波2000での10秒台突入」なので、乗り換える前にぜひ達成したいモンである。


ワタクシ等の前の枠にはガチ勢御用達の走行会が行われていて、季節が季節だけに超ガチ勢が大勢集合してたのである。


超ガチ勢になるとクルマが車検通らないサーキット専用車なんてのは当たり前の話で、ギリギリまで皮を剥いたタイヤをタイヤウォーマーで温めたり、インタークーラーを氷でギンギンに冷やしたり、運転に必要なモン以外は全て省かれてたり等々。当然だがココまでするにゃ並大抵でないコストがかかるのである。タイムアタックって、最早貴族の遊びなのである。


あと何つーか、ガチ勢の90年代国産スポーツカー黄金期車種、特にBNR32とFS3Sの使用率の高さには驚かされるモンである(^_^;)やっぱ軽いのと、弄れば相当なパワーが出るのと、古いから電子制御が少ない&機械構造が単純で弄り易いのと、あと長年使われてきた事によるノウハウの蓄積が大きいのであろう。


あと何気にR35も結構居るのである。やはり発売から16年も経つとチューニングのノウハウが相当量蓄積されてきてて、タイムアタックマシンを作り易くなってきたってのもあるのであろう。

*筑波のススメ
 「ニッポンで一番有名なサーキットは?」と問われたら、ほぼ間違いなく「鈴鹿サーキット」であろう。余り知られてない事だが鈴鹿は最初から鈴鹿を選んだのではなく、幾つか候補があった中で鈴鹿が選ばれたのであり、実は候補の中に「水戸」があったのである( ̄Д ̄;)その話を聞いて、ワタクシは全身の穴という穴から体液を噴出させて嘆き悲しんだのはココだけの話である(笑)でもって2番目はほぼ間違いなく「筑波サーキット」であり、故に色んなクルマが集まってくるのである:


今回は冬季という事もあって、数多くの参加者がやって来たのである。流石に事細かく説明はできないので、興味深いクルマだけに絞って行こうと思うのである:


筑波1000でも速かったスイスポであるが、2000コースでも当然ながら速いのである。安くて、速くて、弄り代もデカい。スイスポって実は優秀なクルマなのであるが、デザインとFFってのが足を引っ張ってるのが残念である(^_^;)


ポルシェとBMWロータス、コケ脅しと言われる事の多い外車でも、この3メーカーだけはニッポン車と同等の速さがあり、故にニッポンでもファンが多いのである。


ポルシェは毎回必ず1台は見る&今回も結構来てたのであるが、一番の注目はやっぱこのRWB仕様の930である。RWB仕様は今まで写真でしか見た事無かったのでピンと来なかったのであるが、間近で見るとやっぱ迫力ある&実に凝った造りをしてたりするのである。


鉄仮面スカイラインも珍しいが、ソレ以上に初代セリカにビックリである。このレベルになると部品云々がドチャクソ大変なのは想像に難くないが、ソレでも尚走りに来るその気概だけは尊敬に値するのである。


何とマクラーレン720までも参加してたのである Σ( ̄□ ̄;)当初はお遊びレベルかなと思ってたのであるが、近くで見てみると所々にタイヤカスが付いていた&車内もハーネスバーに4点固定まで付けてた→相当サーキット走ってるという事である。コレでサーキット遊びを嗜むって事は、オーナーはマジモンのクルマ好き&ガチのカネ持ちって事なのである。


グループA仕様R32のレプリカである。ドライバーネームにSオーナーの名前が無かった事から、恐らく92年か93年仕様であろう。こういうのが来たりするから、筑波は面白いのである。


まぁ何ちゅーか、蓼食う虫もナントカってヤツであろう(笑)アキバのUDXとか行くともっと凄いのが数多く見られるので、ワタクシは動じない次第である(爆)たとえ違和感バリバリでも、法や主権を侵さない限りは共存する。ソレが多様性ってモンである。


もしも神様が実在してて、その神様がクルマに乗って地上に顕現する事になったら、そのクルマはきっとこういう形をしてるであろうと思われる一台である(笑)5感や理屈を超えた圧倒的な説得力、ソレをワタクシはコレに感じてしまうのである(爆)

*キモは温間
 当日は一昨日が雪、明日が雨予報で、その間の晴れ間に開催されるという実に絶妙なタイミングに重なったのである。前回が雨模様だったので、今回はその分のリベンジをする予定である:


何時もの様に全体ミーティングである。今回特に注意したいのが、写真にもある赤旗である。コレが出てくると、走行不能になったクルマをどけるまで走る事ができず、最悪そのまま走行時間は終わってしまうのである。モタスポ的な意味でも、政治的な意味でも、マスコミ的な意味でも、赤旗というシロモノは総じてクソなのである(笑)


固形物を腹に入れると走行時に胃がもたれてきついので、昼食はゼリーで済ませる次第である。コレなら消化も早いし、且つ十分なエネルギーや栄養素も摂れるのである。固形物を食うのは走り終えた後でである。


コースはドライそのものであり、皆ベストタイムを刻むべしくガンガン走りまくってたのである。


ジムカーナ場ではドリフトの練習会が、1000コースでは2輪の走行会も同時刻に行われてたのである。やっぱ今の時期、考える事は皆一緒である。


車種や走り方にもよるが、冷間1.9~2.0&温間2.3~2.4ってのが、ワタクシの考えるRE-71RSが一番グリップするタイヤ圧である。この前の走行会でタイヤ圧が如何に重要かを実感させられたので、今回はソコんトコ重点的にやってくつもりである。さて当然ながら動画はまた次回なので(笑)もうお暇しようと思う今日この頃であった。.