ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「全ての権利は責任を、全ての機会は拘束を、全ての所有は義務を暗示する」
By ジョン・ロックフェラー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*商標登録は作り手の必須アイテム
敢えて詳細は言わないが、中小アパレル製造業やってるとあるロンマニアの方が、つい最近とある大手メーカーのコンテンツとコラボして、その売り上げの一部をゲットできる事になったのである。何故そうなったかって、商標登録をしていたからである。その大手メーカーのコンテンツが始まった時、ワタクシも「アレ、この名前、どっかで見た事あるような( ̄▽ ̄;)」って思ってたのであるが、なんとその名前を大手は商標登録してなかったのである。ココまで書けばお分かりかと思うが、そのロンマニアの方はそのコンテンツが始まる2年前から、その名前とデザインを商標登録してて、ソコからコラボに繋がったのである。
でもってそのコンテンツが出る2年前のソイツのやってた事を、ワタクシはリアルタイムで見てたから知っているのである。その時のアイツはまだ商売を始めたばかりで、たった2~3種類(色違いバリエーションだけだから、実際は1種類)の商品をイベントの片隅で細々と売っていただけだったのである。そう、そんな超零細だった時代から、アイツは決して安くない商標登録(聞いた話、7諭吉ぐらいらしい)をしていたのである。この時、ワタクシは気付いたのである。モノやデザインで商売するのであれば、真っ先にすべき事は商標登録なんだ、と。
*ジャングルへようこそ
つい最近【シンガポールのティラミス屋がニッポンの商標登録ゴロに商標乗っ取られてた】って話を聞いた時、ワタクシが真っ先に思い出したのがそのアパレル屋の話である。だからこのニュースを聞いた時のワタクシの感想は「乗っ取ったヤツが悪いのは当然だけど、商標登録を怠ったヤツも悪い」だったのである。こう書くと「合法だからOKって話じゃないッ!こんなやり方はニッポン人の風上にも置けないッ!」とか「正直者がバカを見る世の中が許されて良い筈がないッ!」って反発されるだろうけど、ワタクシはソレに対し「カネが絡んでるなら話は別」と答える次第である。
正規に商標登録も・・・「HERO’S」ティラミスそっくり(19/01/23)
フツーに社会人やってるロンマニアの方ならば、カネがどんだけ人間を変えてしまうかが良く分かってる筈である。カネのためなら悪魔に魂を売れるヤツが地獄の沙汰で行列作ってるのを、ワタクシは何度も見てきた次第である(笑)でもって警察も法律も全ての人を24時間365.255日守るなんて事は不可能であり、しかもどっちも実害がなきゃ動けないのである。そう、たとえ自分に非は無くとも、自分で自分の身を守る事はある程度必要なのであり、作り手が真っ先に商標登録をするのは自衛の一環なのである。だから超零細時代から商標登録をしてたアイツは、言いたくないが至極正しくて賢明なのである(爆)
gram社はパクリ常習 ティラミス パクリ騒動 続編 スッキリ 加藤浩次 納得いかない! 部分抜粋
あともう一つ自衛が必要な理由は「やられた後じゃ完全に取り戻す事は殆ど不可能だから」である。車両盗難や車上荒らしが良い例だけど、たとえ運良く犯人が捕まったとしても、大概の場合は部品取りでバラバラにされた後だったり、証拠隠滅の為に車内に消火器ブチ撒けられた後だったりするのである。そうなると、たとえ犯人を極刑に処したとしても、奪われたモンは二度と戻ってこないのである。だから自衛出来る限りは自衛して奪われるのを最大限防ぐことが、自分の大事なモンを守る為に必要なのである。理不尽かも知れないが、コレが世の中ってモンである。
*良い子の為のサイコパス対策
言っちゃ何だが、この商標登録ゴロのシャッチョみたいなサイコパスってのは意外と多いのである。そしてそういうヤツほどテメェの見栄えを良くするためにカネとか名誉とかを欲するから、余計色々と厄介なのである。ニッポン人は勧善懲悪が大好きで、とにかく悪人に対し反省と更生を望むのであるが、こういうサイコパスにソレを期待するのはムリってモンである( ̄~ ̄)ブラック企業のシャッチョに多いのであるが、従業員が死んでも「駒が死にやがってッ!」ぐらいにしか思ってないし、騒ぎになっても「会社潰して、ほとぼりが冷めたらまた会社興せばいい」「自分で興すと問題なら、操り人形を代表にすればいい」ぐらいにしか考えてないのである。
こういうヤツが稀にだけど居て、そういうヤツには善意だとか常識だとかは通じないからこそ、少し過剰に自衛するぐらいが丁度良いのである。あとニッポンにニッポン人とニッポン文化しかなかった時代とは違い、今はボーダレスなグローバル時代である。サイコパスほど悪質でないにしろ、ニッポン的な美学とは相容れないやり方を常識としてる文化はいくらでもあるのである。だから何かを作って売るのであれば常に危機に備えなければいけないし、良かれ悪かれ様々な知識をアップデートし続けなければならないのである・・・という事を非生産的なワタクシが語っても説得力皆無なので(笑)撤収しようと思う今日この頃であった。