アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

PHENOMENON

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「金は鋳造された自由である」

By フョードル・ミハイロビッチドストエフスキー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*よく考えよう、おカネは大事だよ

 カネは何かに対する価値を推し量る為に最も客観的な基準の一つ。コレがカネに対するワタクシのジャスティスである。無論、カネが全てだとは言わん。が、カネ以上に客観性の高い価値基準は今んトコ見た事が無い次第である。愛情だとか正義だとかというシロモノは思った以上に地域差や個人差が大きくのだけど、カネはソレが小さいのである。特にグローバル化した今現在において、カネは益々以って客観性が高くなったんじゃないかなと思うのである。だから【上原浩治がカブスと1年600万ワシントン(約69000諭吉)で合意】ってニュース見た時も「そりゃやきうの腕に自信があるのなら、誰だってMLB行きたいに決まってるわな( ̄〜 ̄)」て思ってしまったのである。



 ニッポン球界のお偉方の中には、このグローバル時代においても未だに「ニッポン球界の損失ガー、プロやきうの空洞化ガー」って言ってるヤツが少なくないらしいのであるが、じゃあどうすれば良いのかって実に簡単である。MLB球団が払うよりも多い年俸をポンと積んであげればいいのである。そうすれば残ってくれる可能性がグンと上がる筈である。そうでなくても、ソコまで積める財力があるならもっと優秀な外国人助っ人も呼べるようになるし、サッカーに流れてた優秀な人材もやきうに戻ってくるだろうし、そうすればNPBのレベルも自然と上がってきて、ソコから良循環が生まれてくるのである。ただソレだけの話だとワタクシは思うのである。


*パワー&トルクGP

 そう、ニッポン球界の何がダメかって、成長する事を怠ってるトコにあるのである。調べて見たら分かると思うが、NPBの総収益って20年前からほぼ横ばいなのである。よーするにON時代とその余韻でニッポン最大のメジャースポーツになった時点で満足し切っちゃって、ソレがそのまま続くと思っていたのであろう。現状維持は、ソレ即ち緩やかな衰退の事也。実に当たり前の話である┐( ̄ヘ ̄)┌ まぁ小難しい話は置いといて、と(笑)

Motor Fan illustrated Vol.123 自動車のパワーとトルク (モーターファン別冊)

Motor Fan illustrated Vol.123 自動車のパワーとトルク (モーターファン別冊)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三栄書房
  • 発売日: 2016/12/15
  • メディア: 雑誌

やっぱワタクシはやきうよりもクルマなのである(笑)サーキットを走るクルマにおいて大事なのは最高速→つまりパワーの方だけど、サーキット行かないのであれば大事なのは加速力→つまりトルクだってのがワタクシの認識である。だって街乗りじゃ道交法があるんだから、最高速は100km+α出れば十分なのであり、大事なのは如何に規定速度まで加速するかだからである。ぶっちゃけた話、ニッポンで最高速がモノを言う場所なんてのは、精々FSWレーシングコースぐらいしか無いんじゃないかと思うのである。


トップウGP(1) (アフタヌーンKC)

トップウGP(1) (アフタヌーンKC)

藤島康介は昔から好きなマンガ家だったので、その最新作を買ってきたワケである。ワタクシは本来バイク属性は無いのであるが、このマンガで筑波1000コースがホームコースとして取り上げらててなんで、ついつい読みたくなっちゃったワケである(笑)ワタクシも筑波1000走ってるから分かるのであるが、主人公がオーバーテイクを仕掛ける場所だとかピンチに陥る場所だとか、全部ありありとその光景が脳裏に浮かんできちゃったりするのである(爆)


*不幸から身を守ってくれるモノ

 小難しい話は置いとく筈だったのだが、やっぱ取りに戻ってしまったのである(笑)だからワタクシに言わせれば、ドラフトにかかって新入団した選手が「将来の夢はMLBでプレイする事です」と言ったり、菊池雄星大谷翔平みたいにNPBをスキップしようとする若い子が出てきたり、果ては田澤純一みたいに実際スキップしちゃった選手が出てくるというのは、実に至極当然の話なのである。何故なら(ソレに見合う実力さえあれば)MLBのがより高く評価してくれる事を、年俸でこの上なく客観的に示してるからである。ソレを田澤ルールなどという下らないルールで縛ろうだなんて、短絡的でケツの穴が小さいにも程があるってモンである┐( -"-)┌



 実に簡単な話である、選手は自分の為だけじゃなく、家族の為にも稼いでるからである。自分だけなら兎も角、家族の為ならどんなに稼いだって稼ぎ足りないし、その為にはカネが要るのである。ニッポン球界のお偉方はよく「ニッポン球界ガー、ニッポンのファン達ガー」って言うが、ソレはまず選手の家族を最大限満たしてからであり、球界やファンはその後なのである。だから選手の流出を止めたいのであったら、選手の家族を最大限満たす事、つまり年俸を弾むしかないのである。あのガンジーだって「暴力はNG。でも、自分の家族が危険に晒された時は例外。その場合はやっちゃっておk」と言ってるんだから、その位家族ってのは重要なのである。


 無論、ワタクシもカネが全てだとは思わん。が、古人曰く「カネで幸福は買えないが、不幸を紛らわす事は出来る」とあるが、ホントその通りだとワタクシは思うのである。例えば交通事故一つとっても、軽自動車だったら一発あぼーんの大事故でも、ベンツならクルマが廃車になるだけで済むって事はよくあるのである。こんな風にカネを持っていれば、最悪の状況からでも助かるって場合が実に多く、かくいうワタクシもカネ持ってたお陰で助かった例が何回かあるのである。だから高い年俸をポンと払うって事は実力に対する最高の評価というだけじゃなく、その人と家族に対する愛情の表れでもあるのである。さてコレ以上御託を並べると「ロンはカネの亡者」とか言われてしまうので(笑)もうお暇するに限る今日この頃であった。