ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「(私がアメリカ市民にならない理由は)国籍を変える必要を認めないからです。私は自ら世界市民だと思っています」
By チャーリー・チャップリン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*ニッポン国籍、ゲットだぜ!
もう顔見知りの一部のロンマニアの方々には直々に伝えたのであるが、この度ワタクシはニッポン国籍を取得した次第である。つまりサブタイのソレは、釣りじゃなくマジ話なのである(笑)因みに前の国籍はインドネシアである。多分この時点で飛び出た目ン玉がモニターを突き破っているロンマニアの方々も少なくないだろうと思われるが、今後ともご愛読の程をよろしく願いたい次第である(爆)予定では来年の2月ぐらいになると思われたのであるが、思った以上に早くてワタクシもビックリした次第である(^_^;)令和元年という年に、アレックス・ラミレスや大坂なおみや白鵬と同じ年にニッポン人になれたのだから、こりゃ最高に縁起が良いのである(核爆)あともう少し早ければ誕生日ジャストだったのであるが、まぁ流石にソレは贅沢ってモンであろう。
横浜DeNAベイスターズのラミレス監督が日本国籍を取得したニュースと新人7人がDeNA本社を訪問したニュース(2019.1.24)
横綱・白鵬、日本国籍取得へ【サンデーモーニング】
ワタクシが実際にニッポン国籍取得の為に動き始めたのが昨年1月頃で、予定通りだったら来年2月だったから、つまり全部合わせて2年ぐらいかかったって事なのである。外国人がニッポンに帰化申請できる条件は「帰化 条件」でググれば出てくるので「ggrks」と言いたいトコであるが(笑)特別に簡潔に教えてあげるとしようジャマイカ:
- ニッポンに5年以上住んでること
- 20歳以上で自活できること
- ちゃんとした稼ぎがあること
- 家族含めヤバいヤツでないこと
- ニッポン語がある程度できること
そう、思ったよりも簡単なのである。でもってニッポンという国では余程アレなヤツでない限り、ちゃんとやってれば要件は満たされるのである。こう書けば聡いロンマニアの方ならば「じゃあ何故2年近くもかかるんだ?」って思うだろうけど、そのカラクリを説明しようと思うのである。
*揺り籠から法務省まで
帰化申請するに際して、申請者が「自分自身に関する事」を「法務省に説明する」必要があるのであり、ココがキモになるのである。じゃあ「自分自身に関する事」とはどういうことかと言えば、答えは「生まれてから法務省に申請する今に至るまで、全部」である。そしてソレをどうやって「法務省に説明する」のかといったら、答えは「公的な書類を使って」である。そう、つまり申請者はテメェが生まれてどういう人生を辿ってきたのかを、全て書類で説明しなきゃいけないのである( ̄▽ ̄;)でもって申請者に家族が居るのならば、その家族の分も含めてである:
- 私は〇×年〇月×日に○×で生まれました → 出生証明書キボンヌ
- 私は○×共和国出身です → パスポートもだけど、国籍証明書もキボンヌ
- 私には父と母と兄と妹が居ます → ソイツ等の分の出生証明書と戸籍(的なモン)と職種と職場の情報キボンヌ
- 私は○×高校と○×大学卒業しました → 卒業証書キボンヌ
- 私は○×の資格を持っています → 資格認定書キボンヌ
- 私の愛車は○×です → 車検書キボンヌ
- 私は〇年から×年まで○×市に住んでました → 住民票キボンヌ
- 私には妻と2人の子供が居ます → ソイツ等の分の出生証明書と在学証明書と在職証明書キボンヌ
- 私は商売をしています → 会社の登記名簿と納税証明キボンヌ
- 私はプライベートでこういう活動をしています → 具体的にソレを示せる書類キボンヌ
といった具合に、何もかにもを書類で一通り証明しなきゃならんのである(´ヘ`;)もうこの時点で気が遠くなって嫌気の差したロンマニアの方々、少なくないのではないであろうか(笑)そう、何故2年前後かかるかって、コレ等の書類を搔き集めなけりゃならないからである。
でもってもう一つの鬼門となるのが、出身国でなければ取れない書類があった場合である。当然だけど「取れませんでした」などという言い訳は通用しないのである。あと国によっては国内情勢やら戦争やらで色々大変だったりする事もあるのであるが、法務省はそんな事知ったこっちゃないのである。ワタクシの場合もカーチャン(因みに台湾出身)の出生証明書が蒋介石がやってきた時の戦争云々で焼けて消失してしまってて、幸いな事に向こうの戸籍に「出生証明書は焼失しました」って書いてあった事で事無きを得たのであるε-(´∀`*)でもって必死に搔き集めた海外の書類もニッポン語に翻訳する必要があり、トーチャン(因みにインドネシア国籍)の出生証明書がオランダ統治時代のモン→オランダ語だったんで泣きそうになったモンである(笑)
帰化申請の条件(一般の外国人の方)
自分でやる場合の帰化申請スケジュール
ソレ等の書類が全部揃ったのが今年の2月頃だから、余裕で1年以上かかってるのである(´Д`;)ソレを法務省に提出して、今度は法務省の中の人が直々にワタクシ(及びワタクシの家族)の内情を探りに行くのである。よーするに「書類で上手く誤魔化してあるけど、実は・・・」ってパターンが偶にある(犯罪組織やテロリストや他国のスパイなど)ため法務省の中の人が裏を取りに行くのであり、コレが1年前後かかるのである。もしもであるが、ワタクシのカーチャンがヤクザと繋がってたとか、妹が北朝鮮のスパイだったとか、そうなったら一発アウトなのである(笑)幸いそういう事は無かったため、こうして今、予定よりも早くワタクシの帰化が認められたのである。
*餅は餅屋、帰化は帰化屋
もしもロンマニアの方の中にニッポンへの帰化を考えてる方がいらっしゃったら、ワタクシが送るアドバイスは一つである。ソレは「高くても良いから腕利きの行政書士に代行を依頼しろ」って事である。何故なら書類が余りにも多いのもだけど、必要な書類とそうでない書類の選別と、取得困難な書類の取得方法にはソレ相当のノウハウが必要だからである。自分一人でやると恐ろしい手間が掛かるのは上記にある通りである。あと書類の中には有効期限があるモンも含まれるから、ソコんトコの取得のタイミングを見計らう必要があるからである。帰化をやってる行政書士はソコんトコのプロなので、最短かつ最適な方法を知ってるのである。あと代行してもらう事で仕事に穴が開かないのもメリットとしてはデカいのである。
ワタクシは常々「カネを時間に変える事は出来るが、その反対は不可能」と言ってるのであるが、コレが正にソレなのである。ワタクシが高くついたけどツテを辿って行政書士に依頼したのは、時間と労力を最大限節約する為であり、カネというシロモノはこういう時に使うモンだと改めて確信した次第である。カネは後で幾らでも回収できるが、過ぎ去った時間やムダになった労力は何をどうやっても取り返せないからである。カネは使わないから貯まるのではなく、使ってもソレ以上に有効活用するから貯まる。ビジネス書に良く書いてある言葉だけど、アレは真実なのである。さてネタはまだまだあるのであるが、そろそろお開きにしようと思う今日この頃であった。