アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

VOID

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「ゲームをしたかったら、ルールを知ることだ」
By バーバラ・ジョーダン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ニッポンvs世界
 本来ならば毎年この日は行きつけのサバゲーフィールドのン周年記念ゲームの日であり、特に今年は記念すべき10周年だったのであるが、その話をすると悲しくなるのでパスである(笑)新コロのせいで「戦後ニッポン史において最も退屈なゴールデンウィーク(以後GW)」と後々の歴史で語られるであろう今年のGWであるが、元々ぼっちで引きこもりなワタクシには然程ダメージは無かったりするのである(爆)ゲームさえ揃ってれば、GWなんてあっちゅー間に終わってしまうであろう:

『Fallout 76』 Wastelanders 公式トレーラー第1弾

ライフ イズ ストレンジ 2「背中合わせ」トレーラー / Life is Strange 2 Japanese 'Back to Back' Trailer #StayHome #WithWolves
今んトコ積んでるのはこんだけだが、こんだけでもGWは余裕で吹っ飛ぶってモンである(笑)でもってやっぱりと言うか至極当然と言うか、どっちも洋ゲーである(^_^;)何故洋ゲーがココまで栄えたかって、アメリカあたりのハリウッド資本や技術が優れてるのもだけど、やっぱ洋ゲーは全世界で作られてるってのがデカいと思うのである。

 昔は洋ゲーと言うと大概アメリカのメーカーの事だったんで、昔は「ニッポンvsアメリカ」の構造だったのである。でも今はフランスのUBI、オランダのゲリラゲームズ、スウェーデンのDICE、デンマークのIOIといった具合に、ヨーロッパでも広く作られてるのである。あとココ最近は何が凄いって、ポーランドとかチェコだとか、そういう意外なトコが凄いゲーム出してくる事がである:

PS4/Xbox One ウィッチャー3 プロモーションムービー

キングダムカム・デリバランス 日本語版 オリジナルトレーラー Vol.3
だからもうサブタイにもあるように和ゲーと洋ゲーの戦いは既に「ニッポンvs世界」になってしまってるのである。世界に超デカいマーケットがあって、UE4みたいなオープンソースがあるんだから、後はマンパワーさえあればワンチャン狙える。そりゃポーランド政府とチェコ政府が国を挙げてメーカーを支援する筈である。

インドネシア\(^o^)/ハジマタ
 欧米の連中は自ずと洋ゲー的なモンに流れるのは文化的に当然として、じゃあ和ゲー的なモンに流れる国はどんだけあるのかって話である。まぁまず間違いないのが中国&台湾&韓国であろう。ちょっと政治的にアレ過ぎるのが最大の問題であるが(笑)文化的心情的にも和ゲーに近いゲームを作ってるのはゲーム属性のあるロンマニアの方ならばご存知だと思うのである。あともう一国、面白そうなトコを見つけたのである。ソレが今冬【A Space for the Unbound 心に咲く花】というゲームを作ったインドネシアである。雑誌で特集記事も読んでみたのだが、思いっきり「インドネシアを舞台にしたインドネシア人主役の和ゲー」って感じなのである。


A Space for the Unbound - Dive Into People's Minds in this Touching & Beautifully Animated Adventure

 何せワタクシはその”90年代のインドネシア”をリアルタイムで体感したリアル(元)インドネシア人なので、超絶気になるのである(笑)トレーラー観た感想であるが「まんまワタクシが中坊高坊の頃に見てきたインドネシアの風景そのまんま」である。ストリートミュージシャンのおっちゃんのファッションとか、教室の黒板の上に国章を挟んで大統領&副大統領の写真が飾られてるトコとか、まんまワタクシが実際に見てきたソレなのである(゚Д゚;)あと某ロンマニアの方から「インドネシアならDreadoutってゲームがあるよ」って教えられたので調べてみたが、こっちも余りにもインドネシアしてて変な汁が目から出てきてしまったのである(爆)


DreadOut 2 | 4K/60fps | Walkthrough Longplay Gameplay Lets Play No Commentary

 蛇足だけど、上のゲームでも出てきた「上が白の半袖、下がグレーのズボンorスカート」って服装であるが、アレはインドネシア全国の国公立校指定制服なのである。私立高でも採用されていて、ワタクシも高坊の頃はアレ着てたのである(^_^;)あと左胸のパッチに”OSIS”って書いてあったけど、OSISってのは生徒会の事である。1つ残念なのがどっちもインドネシア語音声&インドネシア語字幕じゃない事であるが、まぁ世界市場を考えればリンガフランカである英語を選ぶのはしゃーないのであろう(´・ω・`)あと更に蛇足であるが、下記のゲームに出てくるような巨乳美少女JK、ワタクシは一度たりとも出会った事が無いのである(爆)

*次なるオタク大国
 何故インドネシアでココまで和ゲーしたゲームが出てくるかって、理由は簡単である。インドネシアってあんま知られてないけど、実はニッポンのゲームやマンガがすんごい人気あるのである。フィリピンよりもずっと前からボルテスVが流行ってたし、おしん人気も凄かったし、ドラえもんはじめニッポンのアニメも多数放送されてた(吹き替えが酷過ぎたが;^_^A)し、ニッポンのマンガ(海賊版ばっかだったけど^_^;)も多数売られてたんで、オタク文化が育まれる土壌は十分過ぎるほどあったのである。だからこういう風に好きが高じてゲーム作るヤツが出てきたとしても、ワタクシとしては「出るべしくして出た」ってのが正直な感想なのである。


WELCOME OFFICAL CHANNEL OTAKU INDONESIA | INTRODUCTION #1

 もう説明不要かと思われるが、ワタクシもその「好きが高じたヤバいインドネシア人オタク」の一人である(笑)でもって今は「BRICsはもうオワコン、コレからはVISTAベトナムインドネシア南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)の時代」って言われてるように、一般的なソレと同様にオタク関係云々もビッグビジネスのチャンスが訪れるとワタクシは予測してるので、その業界で働くロンマニアの方がいらっしゃったら迷わず進出すべきである(爆)コレをキッカケにインドネシアがゲーム大国として一大産業を築き栄えてくれれば、元インドネシア人としてコレ以上嬉しい事はない。マジでその日が来る事を願って止まない今日この頃であった。

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