ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「絵画は私の妻で、私が描いた絵は私の子供だ」
Ｂｙ ミケランジェロ・ブオナローティ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊ギャルゲー＆エロゲーは何処へ行く
対戦格闘ゲーム（通称格ゲー）と並んで、ワタクシが殆ど全くやらなくなってしまったゲームジャンルがもう一つ（正確には二つ）あるのである。サブタイで示すように、ギャルゲーとエロゲーである。昔は結構やってたんだけど、ある時を境にやるのが億劫で苦痛になってしまい、ソコから「だったらハナッからやんない方が良い」って結論に至ったのである。何故億劫で苦痛になってしまったかって、演出が退屈極まりないからである。ゲームが進化していて、今時は洗礼された3Dグラフィックで顔だけじゃなく身体もガンガン動かして、五感に訴える様々な演出を施しているのに、ギャルゲーとエロゲーだけは昔のままの２Dドット絵で絵が申し分程度に動くだけの紙芝居のままだからである。
【CLANNAD】ただのエロゲ好きが名作ギャルゲーを遊ぶ配信【既プレイ実況】
【ダ・カーポ】ただのエロゲ好きが名作ギャルゲーを遊ぶ配信【 実況】
今時のエロゲーとギャルゲーの何が凄いって、未だに基本的な部分がそのまんまだという事である(￣～￣)ハード性能が向上して画素数と色数は増えて絵は綺麗になって、僅かながら動きが出るようになったけど、マジでソレだけなのである。刺激が相対的に不足して退屈になって眠くなって、起き続けるのが苦痛になるって事なのである（笑）だからワタクシがギャルゲーとエロゲーに望んでる事はズバリ「洋ゲーAAAタイトル並みにグラを向上させろ」である。洋ゲーAAAタイトルのクオリティーのグラ技術で和ゲー風萌え美少女を動かして、ソレをズッコンバッコンさせられれば、間違いなくニッポン初の世界的エロ大革命が巻き起こる事であろう（爆）
＊ギャルゲーの最高峰
ワタクシのサブタイの問いに対する答えは「サクラ大戦」である。旧サクラ大戦１を初めてプレイした時は、まるでショットガンで脳天を撃ち抜かれたような衝撃を覚えたモンである。大坊時代、試験の１週間前に休憩目的の軽い気持ちでプレイして、気が付いたら試験の３日前。その間、勉強なんか全くしてなかった事は最早言うまでもないであろう（笑）もう２０年以上も昔の話で、ギャルゲー自体もやらなくなって相当経つけど、ソレでも「サクラ大戦が復活する」って話を聞いた時は、そりゃ旧作の熱狂的なファンだったワタクシは興奮したモンである( *ﾟ∀ﾟ)=3・・・が、その興奮もこのグラ観たら一発で萎えてしまったのである(´･_･`)
コレ観た瞬間「コレ、PS4のゲームだよね(；´∀｀)PS4のゲームで、このレベルのグラ(￣Д￣;)頼むからウソだと言ってよジョォォォォォォッ！」って叫んでしまったのである（笑）ぶっちゃけ今の藤島康介に旧サクラを超える絵は描けないだろうし、原画が別の人に代わるのは仕方がないのである。ゲーム性が変わるのも、ハードの性能が大幅に上がってしまった事を考えると致し方が無い。が、和ゲーとはいえ、このレベルの技術でしか作れなかったってのはどういう事だよって話であるo(｀ω´*)oもうやるまでもなく、退屈で苦痛なモンになる事が予想出来てしまうのである。因みに同時代の洋ゲーはこんな感じである。
『Detroit: Become Human』 ジャパン・ローンチトレーラー
『 ゴッド・オブ・ウォー』 ストーリートレーラー
こういうのをプレイした後に新サクラやろうモンなら、ショボいグラとショボいモーションで相対的に退屈る事請け合いナシだからである（笑）巷ではよく「洋ゲーはグラだけ」とか言うけど、グラって非常に重要なのである。グラが良ければ良いほどより強く伝わるモンが伝わるようになり、より多くの情報や感動を短時間に詰め込む事が出来るようになるからである。和ゲー勢でもソレが分かってるトコ（カプコンやフロムなど）はちゃんとグラに力を入れて、海外で着実にシェアと売り上げを伸ばしてるのである。昔ながらのゲームファン的には非常に残念な話であるが、かつてゲーム界の一大勢力だったセガはもうオワコンと化してしまったのである(´・ω・｀)
＊トップをねらえ
ワタクシも鬼ではないから、いきなり洋ゲーAAAタイトルと同等のモンを作れとは言わない次第である。つーのも洋ゲーAAAってのは、莫大な予算と最高峰の人材を搔き集めないと作る事は不可能だからである。が、カプコンやフロムがやってるように、ソレに近づこうとする事は出来る筈である。旧サクラの何が良かったって、アレは当時のハイレベルな技術を用いられて作られた作品だったのである。特に旧サクラ３は当時最高峰のグラ技術と破格の予算を用いて作られた、正にトップクラスを狙った作品だったのである。今の若いロンマニアの方には想像すら付かないだろうけど、あの時代はギャルゲーとエロゲーに優秀な人材と予算が集まってきてたのである。
サクラ大戦3 OP made by Production I.G 高画質 (HQ)
まだ和ゲーが世界の最先端だった頃の、古き良きギャルゲーの集大成と言っても過言ではないのである。そう、ワタクシが新サクラに望んでいたのは、このレベルの気概なのである。所謂「ギャルゲーは新サクラが再定義するッ！世界中に”世界よ、コレがサクラ大戦だ”と知らしめるッ！」って言わんばかりの気概である。国内（一部海外）の限られた層にだけアピールして、効率良く色んなトコで細かく稼ぐようにして、取り敢えず黒字にする。今のソシャゲ全盛期が正にソレであり、そういう”お利口”なゲームにワタクシは嫌気が差してしまってるのである┐(´д｀)┌まぁココで愚痴っても世の中変わるワケじゃないんで、大人しく洋ゲーでもやる事にする今日この頃であった。
