ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「結婚はゴールではない！スタート！しかも途中から障害物競争に変わる」
Ｂｙ 明石家さんま
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊ホンダとグローバリズム
もう「ホンダネタは( ﾟДﾟ)ｱｷﾀﾖ」ってロンマニアの方は少なくないと思うが、マジであともう少しだけである（笑）何故今のホンダがココまで落ちぶれてしまったかって、水野和敏氏曰く「何処のメーカーもアメリカ式グローバリズムを取り入れるようになったから」だそうである。でもって氏曰く「グローバリズムとは名ばかりで、実際はアメリカ式の利益追求の合理主義」なんだそうである：
時を超える技術
その考え方に従えば、利益が僅かしか出ないスポーツカーの開発に力を入れるのはムダそのものであり、レースも宣伝になる分だけを見込んでおけばよく、デメリットが上回るようならば即座に撤退するのが望ましいのである。少し前までのトヨタがコレであり、今のホンダがコレなのである。実際ホンダは２１世紀になってからこのやり方で業績を伸ばし、そのやり方を主導した営業部が力を持つようになり、営業部に牛耳られて今があるのである。
コレは余り知られてない事だけど、高級ブランドって実は大して儲からず、ハイエンドなラグジュアリーブランドに至っては経営危機や倒産なんてザラなのである。スーパーカーブランドって何処もトヨタの１/１００前後しか稼げない小さな会社であり、何処も大手メーカーの傘下だったりするのである。だからアメリカ式グローバリズム的に儲けようと思ったら、マスブランドを目指すのは必然なのである：
【ブランド論の超基本】企業ブランドと製品ブランドの違いが分かってない奴はヤバい！
実際アメリカの大企業ってGAFAとかナイキとかマクドナルドとかコカ・コーラとか、殆どがマスブランド企業である。アメリカの高級ブランドって考えてパッと思い付く企業、精々ギフェンダーかギブソンぐらいであろう。ソレをニッポンの国民性を考慮しないまま中途半端に模倣してしまったから、今の国産メーカーは中途半端になってしまったのである。唯一トヨタだけがソレを理解して脱グローバリズムしてるのだけが救いであろう。ホンダ？知らんがなである（笑）
＊診断はゴールでなくスタート
さてホンダについては言いたい事は言い切ったので、マジで本題に行くとしようジャマイカ（笑）数年前まであった発達障害ブームを経て、昔とは比べモンにならんぐらい社会の発達障害の認知度は上がったモンである。インフラも充実してきて、早期発見＆早期診断も昔と比べて全然増えてるのである。が、ココで勘違いしてはいけない事は、診断が付いたという事はゴールではなく、実はスタートなのである。当事者やその家族の中には少なからず「発達障害と診断が付けば社会は同情してくれて、様々な理解や支援を受けられて生活や今後の人生が楽になるッ！」と思ってる人が居るが、診断済み歴１３年のワタクシが「ンな事ねーよ」と言わせてもらう次第である（爆）
発達障害の診断治療について、全ての流れを説明します【精神科医・益田裕介/早稲田メンタルクリニック】
ちゅーのも支援だとかいうシロモノは、フツーの生活がマジで出来ないレベルの人が優先されるからである。某著名当事者は発達障害を「バリ・ギリ・ムリ」の３つに分類していたが、公的私的な支援やサポートを受けられるのは主にムリ層なのである。そうなると障害者枠などでの就労で食ってく事になるワケであるが、当然だけど枠にも限りはあるし、雇う側も当然だけど可能な限り優秀な人材が欲しいのである。するとコレまた当然だけど、企業は身体障害者や発達障害バリ層を優先的に採用していくワケであり、大変世知辛い話ではなるが、ギリ層は診断書が貰えた事以外、特に昔とあんま変わらないという事なのである(´ヘ｀;)
発達障害のバリ層・ギリ層・ムリ層の違い【アスペルガー、ADHD】
そう、発達障害と診断されたら診断されたで、今度は発達障害者としての競争が新たに始まるのである。つまり健常者と同等か、ヘタしたらソレ以上に、不断の努力と自己研鑽をしていかなきゃならいのである。やっとの事で診断された当事者の「診断される前に色々努力したけど全てムダに終わって身も心もボロボロだから、コレからは優しくされたい楽したいッ！」って気持ちはワタクシも当事者だから良く分かるが、でもコレは事実である。コレから先、早期発見早期診断が増えて発達障害者の社会進出が進めば進むほど、当事者同士の競争や椅子の奪い合いは苛烈なモンとなるであろう。だから発達障害と診断された当事者は、その時に備えておく必要があるのである。
＊競争は人間の性
こう書くと「同じ生き辛さを抱えた者同士で肩を寄せ合って、皆で分かち合って生きていけば良いじゃないかッ！」って反論されそうだけど、ソレに対してもワタクシは「人間というナマモノの本質を考えたらムリな話」と答える次第である。人間というナマモノの歴史は、ソレ即ち”より良いモン”の追求の歴史である。より便利なモン、より素晴らしいモン、より美味いモン、より楽しいモン等々。古今東西、人間はそういうモンを追求し続け、割り当てが少ないならば戦争してでも奪い取ってきたのである。そして発達障害者も健常者同様、人間なのである。ソレ即ち、より良いモンの追求は宿命であり運命なのである。
痛いニュースﾉ∀` 「学費が払えない。政府なんとかして」「大雨でも自転車で通ってる」…全国の私立高生が抗議
だから診断を受けた発達当事者に必要なのは「正しく競争する術を身に付ける事」なのである。そうする事で、正しい社会への貢献や人生の意義を学べるのである。正しい競争のし方を知らないで社会から弾かれて、人々から認められようと講演会や自助グループなどでの活動で自己肯定感を見出そうと変に頑張って、発達界隈の中でしか通じない歪なモンへと変わっていく。ワタクシが何度も目にしてきた光景である(-_-)発達当事者も健常者同様に社会の中で生きているのであり、社会で生きていくからには社会で受け入れられる形での努力や研鑽は欠かせないのである。世の中はテメェの一存では変わらず、テメェの一存で変えられるのはテメェ自身だけ。改めてそう思う今日この頃であった。
