ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「たいていの軍事行動は、平和を目的としています。しかし現実の戦争は、まるで生きた人間を燃料とした火事のようです」
Ｂｙ ダライ・ラマ１４世
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊一体何が始まるんです？第二次世界冷戦だ！
国連ってのは言い換えればヤクザの連絡会と似たようなモンであり、一番重要なのは何かって「大国が大国らしく弁え合ってる事」である。特に二大超大国はその強大さ故に安易に行動してはならず、動く時は必ず他の大国と話を通した上で簡潔的にビシッと締めるのが前提なのである。そう、今回のウクライナ騒動の何がアカンかって、事もあろうに元超大国のロシアがヤクザの二次団体や三次団体みたいにキレ散らかしてる事がである：
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元々国連（UN）はUnited Nothingと呼ばれ、こういう時には屁の役にも立たない事で有名だったが、今回のコレで「国連(ﾟ⊿ﾟ)ｲﾗﾈ」が決定的になったと言えるのである。そう、今ワタクシ等は歴史が変わる瞬間をリアルタイムで体験してると言えるのである。
ンじゃぁコレがこのまま第三次世界大戦へ移行するかと問われたら、ワタクシはそう思わないのである。ウクライナ軍が幾分か粘って、その間にNATO軍がポーランドやバルト三国ぐらいまで展開してきて、ソコで膠着して、そのまんま第二次世界冷戦に突入である。ウクライナは多分クリミア半島含め東部をロシアに占領されて、そのまんまベラルーシみたいな傀儡国家樹立ってトコであろう：
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そう、８０年代後半に終わったと思ってた冷戦構造による世界の分断が、この日を以て再度復活するのである。だから今日この日は歴史が変わる瞬間だとワタクシは考えてるのである。
＊さようならグローバル経済、こんにちはブロック経済
ニクソンがデタントして、その後８０年代後半に鄧小平が改革開放して、更にはゴルバチョフがペレストロイカした時、西側のリーダー達は恐らく「今は未だ共産主義だけど、市場が自由化して豊かさの味を知るようになれば、次に自由を求めるようになり民主化する」と固く信じてた事であろう。だからこそ中国やロシアにエネルギー資源含め色んな産業のコアい部分を依存したし、多少アレな行為もスルーしていたのであろう：
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が、結果はご覧の通り、思った以上にロシアがザコだったのである(^_^;)そりゃ共産主義体制の中の「イノベーション？何ソレ美味いの？」的な環境で育ってきた人間を、いきなりバリバリの競争社会である自由主義市場に放ったらどうなるかって、色々制約付けたって一方的に食われるに決まってるのである。
何せ結構頑張った中国ですらオワコン化が始まったのだから、ロシアは推して知るべしである。まぁNATOの東側拡大云々もあるんだろうけど、やっぱ根本には中国＆ロシアの「コレ以上自由化を続けたら西側国家に骨の髄までしゃぶり尽くされちまうッ！」「民主化なんかしたら国が崩壊するッ！」って危機感があったんじゃないかと思うのである。だからワタクシは「今後の世界は欧米サイドと中露サイドでブロック経済化する」と予想してるのである：
- 専制主義ブロック：中国＋ロシア＋東欧＋独裁主義的なアジア＆中東＆アフリカ諸国
前の冷戦時代みたいに世界が２つのブロックに分かれて、各々で別の経済形態を持ち、互いのブロックにおけるモノやカネの行き来は殆ど無くなるって感じである。でもって前の冷戦時代同様、どっちつかずの国々を互いのブロックへ入れるための勧誘合戦が始まって、時に代理戦争が行われるって感じになるのである。
だから株価が下がりまくる＆経済制裁喰らいまくるのが分かってても尚ロシアがバカやらかしてるかって、もうグローバル市場を捨てる決意をしてるからである。中国も段階的にグローバル市場から締め出され始めてるし、だからこそ中国が欧米由来の文化や価値観を禁止制限しまくってるってのも、新しい経済ブロックにて仕切り直すつもりだからじゃないかと思うのである：
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まぁ何ちゅーか、この３０数年で人類は「経済的に豊かになった人々は必ずしも自由を求めない」って事を学んだとも言えるのである(￣～￣)人は自由や正義よりも、安全と安心と安定をより一層欲するモンであり、安全と安心と安定の為ならば自由や正義を一部制限されても構わないと考えがちなのである。やっぱ教育は重要なのである。
＊第二次世界冷戦の世界
というワケで、ワタクシはこの戦争がソコまで長く続かない＆大きくならないと思う理由を述べた次第である。まぁワタクシよりもずっとマジメなブロガーさんがもっと詳しい解説してると思うので、細かいツッコミは勘弁してほしいのである（笑）今後ヨーロッパがどうなるかをワタクシなりに予想してみたのであるが：
- NATOがNo Action Talk OnlyからNorth Atlantic Treaty Organizationに戻る
- 移民のナマポの為に削られまくった軍事費が復活する
- 脱サプライチェーンで自国産業が復活する
- 原発建設ラッシュが始まる
といったトコであろう。多分今回の件で欧米は顔面を引っ叩かれて目が覚めるだろうし、ロシアに依存してた天然ガスの穴埋めを環境問題に配慮しながら電力を得ようと思ったら、もう原発しか方法が無いからである。あのグレタですら「環境の為には原発しかない」って言ってるぐらいだから、背に腹は代えられないのである。
でもってニッポンも自由主義ブロックの国なんだから、当然影響はあるのである。てゆーか相手ブロックのヤバい２国が隣国なんだから、何もしないワケには当然行かないのである。何せロシアがウクライナに侵攻した時の手口を、中国辺りにそのまま使われる可能性だってあるからである：
沖縄県知事が「琉球人民共和国」の独立を宣言し、中国との同盟を希望する
↓
中国は即座に琉球人民共和国を承認し、同盟を受け入れる事を表明する
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同盟国の平和維持目的で人民解放軍が沖縄に上陸する
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沖縄占領完了
↓
( ﾟДﾟ)ﾏｽﾞｰ
だからこそ日米安保条約と米軍基地はドチャクソ重要なのであり、今後を考えると日米同盟強化＆自衛隊の防衛費アップ＆自衛隊権限の拡大は必要不可欠だし、何だったら核シェアリングだって一考の余地アリである。とまぁ延々と政治を語ってしまったけど、政治ネタはウケが悪いと古来から相場が決まってるので（笑）コレぐらいにしておこうと思う今日この頃であった。
