ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「未熟なうちは成長する。成熟すれば、あとは衰えるだけだ」
By レイ・クロック
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*自由か衰退か
人間と他のナマモノとの大きな違いは「人間はよりポジティブなモンを常に追い求めるナマモノである」という事である。より便利なモン、より美しいモン、より綺麗なモン、より健康的なモン、より楽しいモン、より有意義なモン、より感動的なモン等々。そしてソレ等のポジティブなモンを追い求めるのに欠かせないのが「自由」であり、先進国とそうでない国の違いは「自由をモノに出来るか否か」にあるとワタクシは考えるのである。今先進国と呼ばれる国において各種自由が保証されてないトコなんて存在しないし、ソレが中国やロシアが大国にはなれても先進国にはなれない理由なのである。
中国とロシアの何がダメって、どんなに国を強くしてカネを稼いでも、結局は「食う、寝る、ヤる」の追求を止めない事がである。只管テメェ等の生活を豊かにする事しか考えず、世の中をより良くする為のモンを創り出さないのである。何ちゅーか「安全・安心・安定」以上の形而上的な価値観を生み出せなかったから、結局ソレを延々と追求する事になってしまうのである。だから何時まで経っても西側を追い越す事が出来ないし、行くトコまで行ったら成長が止まって衰退してしまうのである。自由って確かに劇薬的なトコがあるが、ソレでも受け入れなければ豊かさ以上のモンに辿り着けないのである。
*生産枠がやって来る、ヤァ!ヤァ!ヤァ!
何故いきなり中国やロシアの話をし出したかって、ポルセン行ってきたからである。こういう書き方をすると「ロンの野郎、変なハッパ吸ってバッドトリップしたのか?」と思われるが、マジな話である(笑)順を追って話すと、ポルセン行ってきたのはオイル補充のためである:
「前の補充から1600kmで再補充って、早くね(;´Д`)」と思ってポルセンの中の人に話を聞いたら「GT3に限らず911はコレがフツー、回す人は特に減り易い」だそうであり、つい最近回しまくったワタクシは納得するしかなかったのである(笑)でもってこの時に「ロシアと中国の生産枠がニッポンに回ってきてるって小耳に挟んだけど、マジっスか?」と聞いたら「マジです」という返事が返ってきたのである。やっぱ「バブル崩壊で中国が衰退待ったナシ」ってのはマジだったのである。
因みにロシア云々ってのは、ウクライナ紛争でポルシェがロシアから撤退した→ロシア向けの枠が無くなったからである。担当曰く「ロシアは元々大した事無いけど、問題は中国」だそうである。ちゅーのもポルシェの最大市場は実は中国であり、全生産枠の33%が中国向けの枠→中国が衰退したらポルシェの売り上げがヤバい事になるからである( ̄▽ ̄;)因みに「ニッポン枠は?」の答えは「3%」だそうである(´・ω・`)というワケでポルシェ本社が慌てて中国向けの枠を他の国に振り分けて、自分トコのポルセンで年2枠しかなかった某役物が一気に8枠まで増えたんだそうである。
ロンマニアの方の中には2名ほどGT4RSの枠を貰えた方が居て、つい最近も718スパイダーRSの枠をゲットした方が出てきたのであるが、多分中国の分が回ってきたのであろう。こう書くと万々歳なように聞こえるが、でも実際は「ニッポン市場自体の売り上げも若干落ちてるから、枠があっても埋まらないかも」だそうである(´ヘ`;)やっぱニッポンも不景気で、不景気になるとこの手の高級車メーカーは特に痛手を負うんだそうである。景気が悪くなってもトヨタ車やホンダ車は仕事や生活の足として一定数必ず買われるが、ポルシェにはその「仕事や生活の足として一定数必ず買われる」ってのが無いからである。
*The超朗報
まぁポルシェは今後色々大変だろうけど、ワタクシは部外者なんで「まぁ頑張ってください(^_^;)」としか言えんのがアレである( ̄▽ ̄;)てゆーか思いっ切りぶっちゃけた話、生産枠、特に役物のソレがニッポンに大量に回ってくるってのは、ワタクシ等ポルシェバカにとっちゃ超朗報だからである(笑)何せワタクシは今後もポルシェのお世話になる可能性が高いので、枠は多いに越した事は無いのである。あと中古車で目に留まったのがコレである:
991GT3の後期型である。ぶっちゃけデザイン的には、ワタクシは前期より後期の方が好きだったりするのである。やっぱ992GT3の納車が進んだから、991GT3を手放す人が増えたのであろうか。
718スパイダーのMTである。ひじょ~~~に興味深い1台ではあるが、やはりセカンドカーとしてはデカ過ぎ高過ぎなのである(^_^;)ただコレに搭載してある4リッター6気筒NAエンジンは素晴らしいモンがある&新車は既にオーダーストップしてるので、興味のあるロンマニアの方は急ぐべしである。
でもってソレ以上の超朗報は何って「中国の衰退がマジだった」って事がである。コレはワタクシ等ポルシェバカだけに限らず、自由世界に生きる全ての人にとっての朗報だからである(笑)ちゅーのもキンペー時代の今の中国は、ぶっちゃけ「自由の敵」だからである。テメェの国に自由が無いのは勝手だが、自由な国や自由な人々に余計なちょっかい出すんじゃねぇよって話であるo(`ω´*)oワタクシはリバタリアンだから自由を愛するし、自由を愛するからこそ自由の敵の衰退は超朗報以外の何でもないのである。自由でなければ人間ではない、改めてそう思う今日この頃であった。