アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

CRUISING WITH ELVIS IN BIGFOOT'S U.F.O.

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「忠告は雪に似て、静かに降れば降るほど心に長くかかり、心に食い込んでいくことも深くなる」
By カール・ヒルティ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*関東に大雪がやってきた!
 雪国及び豪雪地帯に住むロンマニアの皆様は、雪絡みの関東におけるニュースを観る度に「何故関東のヤツ等はこの時期もノーマルタイヤなんだ( ゚,_ゝ゚) バカジャネーノ」ってお思いであろうが、実はちゃんとした理由があるのである。ソレは「関東は滅多に雪が降らない」という事である。年に1~2回ぐらいしか降らないし、降っても積もらないから、ぶっちゃけスタッドレス要らないのである。無論事故ったらNGな業務車両は履いてるが、一般車だと履かない場合が多いのである。スタッドレスも安い買いモンじゃないので、年に1~2回しか使わないモンにカネを使うのは躊躇われるのである( ̄▽ ̄;)

 だから関東の人間は積雪の予報が来てから家に保管してあったスタッドレスに組み替えるか、或いはその時だけチェーンを装着するのである。ワタクシも然りで、今回の大雪警報に備えてNDに【オートソック】を装着したのであるが:

地面見れば分かるように、何の意味も無かったのである(笑)予報では積雪だったものの、実際降ってきたのは霙時々雨だったんで、全く積もる事無く朝を迎えてしまったのである(´・ω・`)

一般的なクルマは兎も角、スポーツカーに装着させる時に要注意なのが「フェンダーの隙間」である。スポーツカーってのは空力云々もあって、この隙間が概して狭いのである。そうなると手を入れるのが困難となり、装着が手間取ってしまうのである。


結局、全く積雪の無かった昨年に続き、今年も本領を発揮しないまま再度トランクの底で眠る事になったのである(´・ω・`)時期的に考えて、多分コレが今年最後の積雪であろう。ただ万が一の時に非常に便利&大きさ的に嵩張らないので、トランク内に常備しておく価値は十分にあるのである。

*安全装備の是非
 話は変わって、クルマの重量が年々重くなってく最大の理由は「安全装備及び快適装備」なのである。パワーが上がるからその分補強してってのもあるが、一番の原因は「デバイスそのものが重たいから」である。モーターやセンサーやコアユニットもであるが、ソレを張り巡らそうと思ったら相当な長さの銅線が必要になるのであり、そして銅は重い金属なのである( ̄~ ̄)ただソレが不要なのかと問われたら、ワタクシは「100%信用はしないが、無いよりあった方が良いのは間違いない」と答える次第である。やっぱ何だかんだ言って、運転の安全性より価値のあるモンは無いからである。

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 若い内なら体力にも集中力にも余裕があるから何とかなるが、歳を取るにつれてコレ等がマジで落ちてくるのである(^_^;)フツーに注意散漫になるし、判断力も判断時間も遅くなるし、疲れ易く眠気も出易くなり、視力が落ちるだけじゃなく夜間適応力も落ちるのである(;´Д`)でもってコレ等の衰えを何時感じるかって、答えは「実際何かをやらかした時」なのである(-_-;)年齢による衰えって徐々に来るから、主観じゃ正しく評価できないのである。だからこそその類の衰えをカバーできる安全装置は自分と相手を守る為にも重要だし、その為に重量が重くなっても致し方が無いと思うのである。

 あと安全装備や快適装備の何が良いって「今まで乗り難かった車種も乗れるようになる」って事である。昔のそういうのが無かった時代の大型車って、運転がマジ大変だったのである(^_^;)デカくて嵩張るのもそうだけど、とにかく死角がデカいから、運転するのに結構気を使うのである(´ヘ`;)でもこういう類の快適装備があれば、デカいクルマでも楽々扱えちゃうのである:
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最近大型ミニバンや大型SUVが飛ぶように売れてるのも、やはりこういう快適装備が充実してきて、デカくても運転し易くなったからだとワタクシは考えるのである。だからカーライフの選択肢を増やすという意味でも、ワタクシはこの手の安全装備や快適装備は必要悪だと考えてるのである。

*カーライフを1秒でも長く
 でもってワタクシがこの手の装備を否定しない最大の理由は、サブタイにもあるように「少しでも長くカーライフを楽しみたいから」である。前にも言ったと思うが、ワタクシはクルマ趣味を生涯の趣味として、身体が動く限りは続けていく予定である。無論ワタクシの方でも老化に抗うつもりではあるが、ソレも限界があるってモンである。だからワタクシのドラテクが劣化しても機械による各種アシストがあれば続けていけるし、完全自動運転の時代まで粘れれば運転できなくなってもカーライフを楽しみ続ける事ができるようになるかもだからである(笑)

 あとサーキット趣味を少しでも長く続けるにおいても、やっぱ各種電子制御アシストは有効だからである。この前の走り初め、タイヤが全然食わなくてもGT3の各種デバイスがワタクシのクソな運転を完璧にアシストしてくれたように(笑)今の老化が進むワタクシにとって最早必要不可欠だと思うのである:
youtu.be
昔の「あるとジャマだから無い方がマシ」なソレとは違い、今時の電制アシストは介入した事が分からないレベルで精密に制御してくれるんで、安心してソコんトコをクルマに任せられるのである。確かに「衰えを感じたら引退すべし」ってのが正道だが、ワタクシは邪道派なんで(笑)機械に頼ってもカーライフを維持したいと思う今日この頃であった。.