アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BEYOND REPAIR

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「分に過ぎたる価をもって馬を買うべからず」
By 竹中半兵衛

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*誰もが強者であり、誰もが弱者でもある
 ワタクシは「○○は強者」「××は弱者」という風に人を区別する事はしないし、故にその手の”弱者の味方”が語るような「強者は弱者に寄り添って穴埋めをすべし、逆差別を許容すべき」って考え方には賛同できない次第である。つーのも人間ってのはとある一面では強者であっても、別の面では弱者である事があるからである。例えば高学歴で障害者の黒人男性と、低学歴で健常者な白人女性、この場合はどっちが強者でどっちが弱者なんだって話である。多分コレを本気で論議したら、各種社会運動団体がバトルロイヤルを始めてしまうんじゃないかと思うのである(笑)ワタクシは前々から言ってるのだが、逆差別もまた差別なのである。


1988 全日本プロレス 新春バトルロイヤル

 だからこういうのは如何すれば良いかって、関係を完全にイコールでフラットなモンにしてしまうしかないのである。経済的なモンだとか障害だとか民族云々みたいな自分じゃどうしようもないモンにはある程度下駄を履かせるのはアリだけど、スタートラインに立ったら後はもう平等に競争って感じである。言っちゃ悪いが、この手の社会運動をやってるヤツってのは「自分等が結果出ないのは社会や人々の認識が差別的なせい→ソレ等の差別を取り除けば結果も平等になる筈」と思ってるが、そんな事は決してないのである。断言しても良いが、この手の連中はたとえ真の平等が訪れようとも、結果が平等でない限り受け入れないであろう。

*唯一の良いCVTは廃棄処分されるCVT
 サブタイはワタクシが以前から言い続けている我がジャスティスであるが、世界の真理なので今後も言い続ける次第である(笑)とは言ってもワタクシは鬼ではないので、業務用で皆で使うような仕事用の軽だとかコンパクトだとかなら、イヤイヤながらも皆の利便性の為に涙を呑んで我慢する所存である(爆)が、自分の為に買うクルマだとか、或いは走りを楽しむ事が目的のクルマにおいては、CVTの出番なんぞ皆無である。CVTが走りを楽しむために必要な要素を全部奪ってしまうし、燃費云々だってMTを上手に乗った方がずっと燃費が良い上に車体価格も安くなるのである。そう、CVTなんぞ百害・・・いや億害あって一利なしである(核爆)


無段変速機(CVT)の仕組み

 だから【最近発表された新型レヴォーグ】に関する批評も、上記サブタイ一行で全て語り切れるのである(笑)アイサイトが進化した云々、コクピットが超進化した云々、デザインがカッコ良くなった云々。その全てが「搭載トランスミッションCVT」の一言で批評する価値を失ってしまうのである(爆)でも何ちゅーか、スバルもスッカリ変わっちまったなと思うのである( ̄~ ̄)昔は走行性能を売りにするメーカーだったのが、何時の間にか自動運転だとか安全性能だとかを前に押し出すようになっていて、所謂「安くて良いクルマ」をメインに据えるようになっちまってたのである。ソレが悪い事だとは言わないが、でもソレだったらスバル車がスバル車である必要なんか無いからである。


スバル 新型レヴォーグ GT-HとSTIスポーツを比較チェック! そしてアクセサリー装着車3台もチェック!

スバル 新型レヴォーグ STIスポーツを一番乗りで徹底チェック!/ 【Premiere】 SUBARU NEW LEVORG STI SPORT

 コレは以前にも言った事があるが、スバルの伝統である水平対向エンジンと左右対称AWDってのは、どっちも基本的に街乗りには向いてないのである。水平対向エンジンってのは低回転に弱いからパワーは出ても燃費が悪いし、AWDは重くなるから燃費が落ちる。だからポルシェは虎の子の水平対向をスポーツカーにしか載せないし、アウディも街乗りメインの車種にはご自慢のクワトロを乗せてないのである。だからスバルが水平対向&左右対称で売りたいのなら燃費を然程気にしない裕福な層に向けて売るべきなのであるが、でもスバルの売り方は明らかにその層を向いていないのである。今のスバルって、何処に向けてクルマ売ってるのかがサッパリ分からんのである。

*次に来るアレ
 じゃあ何故ワタクシが全く興味の無いこのクルマの話をするかって、次のWRX-STIのベース車両がコレになる可能性が高いからである。コレを4ドアセダン化したのが次期WRX-S4で、更にエンジンをハイパワーなヤツに乗せ換えて&3ペダルMTを搭載して&羽根やら鰭やら鰓やらを生やしたのが次期WRX-STIになるだろう事が予想されるからである。ワタクシは元々GDB乗りなんで、何だかんだ歴代WRX-STIは気になるし、何だかんだGRBもGVBもVABも全部試乗してるのである。でもレヴォーグ比で見た限りでも先代よりも更に一回りデカく重たくなっているので、あんま期待は出来なさそうに見えるのである(´ヘ`;)


【新型スバルWRX STIは400馬力!!】EJ20の後は新開発の2.4Lターボ降臨!!

 でもって次期WRX-STIだけど「期待してるか?」と問われたら「実を言うとあんま期待してない( ̄▽ ̄;)」である(笑)今のスバルにゃカネもブランド力も無いんで、クルマ好きがあっと驚くような革命的な機構を組み込んだモンが出てくるとは思えんし、欧州の同クラスのクルマよりも断然速いモンが出てくるとも思えんのである。多分VABの延長線にあるような代り映えしない「毎度お馴染みのWRX-STI」が出てきて、今までのWRX-STIに乗ってきた熱心なスバヲタが褒め称え乗り継いでくって形になるんじゃないかと思うのである。新型になって高くなったけど、高くなった以上の価値を与えて顧客を喜ばせられるのがブランド。改めてそう思う今日この頃であった。

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I AM LEGION

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人間は明らかな能力格差を目の前にすると素直にそれを認めるものですが、相手が自分と大差ないのに格差がつくと、とたんに怨嗟の感情を抱き、阿修羅と化すものです」
By 斎藤茂太

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*スポーツカーは速くてナンボ
 スポーツカーにとって速さは絶対正義である。有名コースでのラップタイムや0→100km加速のタイムで示すFastな速さか、ワインディングやミニサーキットやジムカーナ等でのすばしっこさを売りにするQuickな速さか、その何れかが必要なのである。何故RX-8が一代限りで終わってしまったかって、速くなかったからである。FSW筑波2000でタイムを叩き出せるFastさも無いし、ジムカーナで勝てるようなQuickさも無かった。故に支持が薄かったのだと思うのである:

RX-8 土屋一家 愛と涙のクルマ選び!!【Best MOTORing】2003
生産終了した今となってから言ってもアレなのであるが、もしもRX-8RX-7以上のパワーがあったか、或いはロドスタ並の軽さがあったのならば、RX-8はフルモデルチェンジを経て今でも生産されてた可能性があったと思うのである。言っちゃ悪いが「唯一無二のフィーリング」だとか「大人の乗り味」ってのは、商品価値が低いのである(笑)

 RX-8の真反対がインプ(含むWRX-STI)&ランエボである。インプもランエボも、ぶっちゃけた話あんまカッコ良くないのである。ハッキリ言えば「羽の生えたカローラ」である(笑)カッコ良くないだけでなく、フロントヘビーでクルマとしての素性もあんま良くない。ソレでも何故長年に渡って愛されたかって、速かったからである。パワーがあるからFastだし、電子制御のお陰でQuickでもある。故にプロから草の根までモタスポで重宝され、結果長生きしたのである:

EVO10 & GRB登場!! 宿命の対決 Part 2 ランエボ vs.インプレッサ BATTLE!!【Best MOTORing】2008
でも残念な事に、R35登場以降の国内外スポーツカーのハイパワー化&ハイスピード化の流れに双方ともついて行けなくなって、速さを失った両車はめでたく「単なる羽の生えたカローラ」になってしまい(笑)結果現在、両方ともラインナップから消えてしまったのである(´・ω・`)ランエボは兎も角、WRX-STIは復活の可能性があるっぽいので、今度はちゃんと競争について行ってほしい次第である。

*ファミレスの格
 ネタが無かったのでネットを探して来たら、何だか【テメェのガキを躾けられないカーチャンがファミレスで云々】って話を見つけたのである。この件に関してはカーチャンを責める人の方が圧倒的に多いのだが、ワタクシの見解は「7:3でファミレス側に非がある」である。じゃあファミレスの非は何かって問われたら、答えは「ガキの入店を許可した時点でこうなる事を予測してなかったから」である。そう、ファミレスってのは抑々そういうトコなのである。ガキの入店を許可してる時点で「当店はガキが暴れたり泣き叫んだりする可能性を了承した上でメシを食う店です」って宣言したのと同様だからである。


【追い出されないだけマシ】ガストで子どもを放置した母親、店員に注意されてブチギレ【親の役目とは?】

 そう、ファミレス大好きなロンマニアの方には大変申し訳ないが、ファミレスはその手のクズ親やクソガキが来れるような格の店であり、クズ親やクソガキにマナーやモラルを期待する方が抑々間違ってるのである。実際ちゃんとしたレストランや料亭は基本的にガキの入店は禁止だし、マナーのなってない客は追い出されるモンである。ちゃんとしたレストランや料亭にファミレスより高い料金を払ってメシを食うって事は、そういう安心感や安全な空間に対する保険料でもあるのである。ホントに良いモンが欲しければ、ホントに安全なモンが欲しければ、ソレに見合ったカネを出す。コレが資本主義の基本ルールである。


アニメ「イチから学ぶ資本主義」

 あのカーチャンがおかしいのは言うまでもないが、同等かソレ以上におかしいのが、一流レストランみたいなサービスをするファミレス等の外食チェーン店なのである。店員にモラルやマナーを要求するのに店員には給料としてその対価が支払われず、客はより良いサービスを期待するけど値上げには猛反発する。そんな二律背反めいたやり方、何処かで行き詰まるに決まってるのである。ワタクシが言うまでもないが、ニッポンはれっきとした資本主義国家である。だから資本主義のルールに則って、一定以上のサービスが欲しいのならば、ソレに比例したカネを支払うべきなのである。ソレがイヤならば、何らかのリスクを負う事を覚悟しなければならないのである。

*ジャパニーズドリームの終焉
 じゃあ何故今までソレでずっとやり続けられたかって、ニッポンが豊かだったからである。高度成長期~バブル期の国家的ボーナスステージだったからこそ「皆仲良く豊かに」って幻想が成り立ったのである。よく野党政治家が「ブ厚い中間層ガー」って言ってるけど、ブ厚い中間層が成り立ったのは、あの時代のニッポンのインフラが未完成だった→インフラ作ればたったソレだけで誰でもカネが稼げるようになったから、自ずと中間層がブ厚くなるのである。コレはニッポンだけでなく、台湾や韓国や中国も同じである。インフラが作られ尽くしたら安易にカネが稼げなくなるのは当然の話であり、ソレが今のニッポンなのである。


アメリカの教材に見る1960年代初頭の日本

 シムシティと一緒で、何も無いトコにインフラを作れば、作れば作るだけ儲かるのである。じゃあ作られ尽くしたらどうなるかって言えば、儲けは当然頭打ちになるのである。次はどうなるかと問われたら、答えは「選択と集中が始まる」であり、コレが欧米で今起こってる事であり、格差社会&階級社会への移行である。そう、勝ち組はちゃんとしたレストランで安全に静かにメシを食い、負け組はドタバタと騒がしい中でメシを食う、そういう階級社会にニッポンも移行していくようになるのである。階級社会への移行はもう止める事は出来ず、出来る事は可能な限り上の階級を目指す事だけ。令和が終わる頃には、ニッポン社会にはハッキリと階級が出来上がる、そんな希ガス今日この頃であった。

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IN HIS INFERNAL MAJESTY’S SERVICE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「一利を興すは一害を除くに如かず」
By 曾先之

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*来日26年目
 メチャクチャどうでもいい話であるが、実は3日前がワタクシが来日して26年目だったのである。丁度26年前の6月に高校を卒業して、8月中旬に来日して、翌年の受験シーズンに大学を受験して、25年前の4月に某国立大学医学部に入学したのである。今でこそレゲェや演歌のような生活を送ってるワタクシであるが、あの頃はグラインドコアデスメタルのような生活を送っていたのである(笑)当初は大学を卒業して医学をある程度修練したら(当時の)祖国のインドネシアに帰って良いトコに好待遇で雇ってもらってウハウハな予定だったが(爆)何故だか知らんが昨年ニッポン国籍を取得して今に至ってるというワケである。


日本に訪れたインドネシアからの観光客 Indonesian tour group in Japan.

 ホントは25年目にこのネタやりたかったのであるが、去年の今頃は2月末に法務省本庁に書類を出して、まだ帰化が認められてなかった状態→ネタにならないから使わなかったのである(笑)26年経って思った事は色々あるが、一番はやっぱ「夏がクソ暑くなった」って事であろう(爆)ワタクシが記憶してる限りでも、ワタクシが来日した頃の夏はココまで暑くなかったのである。エアコンも然程必須じゃなかったし、夜も風通しさえ良くすれば十分寝れたのである。が、今じゃ連日のように気温が35℃を超えるし、夜もエアコン点けっぱなしじゃなきゃ寝られんようになってしまったのである。ハッキリ言わせてもらえば、インドネシアよりも全然暑いのであるι(´Д`υ)

オープンワールドの新たな方向性
 SNSでも述べたのであるが、ゴーストオブツシマ(以後GoT)をトロコンしたのである。今までワタクシは「PS4最高のオープンワールド(以後OW)はウィッチャー3」だと思っていたのであるが、このGoTの登場でその認識を改める必要が出てきたのである。端麗なグラフィック、対馬の独特な文化を描き切った世界観、ヘタな和ゲーよりもシッカリと武士(と書いて”もののふ”と読む)の生き様を描き切った濃厚なシナリオ等、神ゲーと呼ばれるに相応しい要素が数多く見られたのは間違いないのである。でもワタクシが一番感心したのは「ムダな贅肉を徹底的に削ぎ落したスリムがゲーム性」である。コレは今後のOWゲームの新しいトレンドになるんじゃないかとワタクシは見てるのである。


『Ghost of Tsushima』時代劇映画風トレーラー / Classic Samurai Movie Style Trailer

 そう、よくよく見てみるとこのゲームって、出来る事が以外にも少ないのである。大作と呼ばれるOWと比べると収集要素が少なめだし、マップも思った以上に狭いし、武器の種類も少なめなのである。でもソレが不満かと問われれば、そんな事は全く無いのである。その分、ソコに使う労力が戦闘アクションの良さに費やされたりとか、グラフィックに質の向上に回されたりとか、データ容量が少ないが故にファストトラベルのロード時間が超短くなったりだとか、自由度が減った分を他の満足感で補って余りある状態になってるのである。そう、OWにおける自由度って、実はソコまで必要とされてない事が分かったのである。

 そう、今までのOWゲームって、実はムダが多過ぎていたのである。武器が多くあっても実際に使うのは使い勝手の良い数種類だけだし、収集要素も面倒なのは集めたくなくなるし、マップが広過ぎても探索が面倒になるだけだし、やれる事が多くても実際やりたいと思う事は少ないのである。そういったムダはプレイヤーだけでなく、メーカーにも重く圧し掛かっていて、コレがOWゲームの最大の問題と言われていたのである:

やれる事を増やしたりマップを広くしたりグラを良くしたりする

開発費が嵩み開発期間も伸び、メーカーに多大なる負担をかける

そうして苦労して出したにも関わらず、贅肉が多過ぎてプレイヤーは食傷気味になってしまう

思いっ切り苦労して作っても、プレイヤーには喜ばれない

/(^o^)\ナンテコッタイ

っていう悪循環に、今のゲーム業界は陥ってるのである。そう、GoTの功績は何かって「贅肉は減らしても構わない」って事を実践して見せた事である。ホントに必要なモンさえ残せれば選択肢が少ない事は然程問題にはならないし、削った分のリソースをその少ない選択肢をブラッシュアップするのに使えば、欠点を補って余りあるモンに変わるのである。より大きくより広くではなく、必要な分だけ大きくして深くする。GoTをキッカケに、そういう新しいOWゲームのトレンドが生まれるんじゃないかと思うのである。

*やっぱストーリーが一番大事
 あとGoTのもう一つの評価ポイントは、ストーリーである。メインシナリオもサブシナリオも良く作り込んであって、OWになりがちな自由度が高過ぎるが故のストーリーの整合性の喪失がGoTには無いのである。何故かと言えば、ストーリーを盛り上げるために自由度の制限があって、OWによくある「メインシナリオを一切やらないで最強キャラを作る」って事が出来なくなってるのである。自由度はメインシナリオを進める毎に徐々に解除されるようになってて、ソレがプレイヤーのOW飽きを防ぐのと同時に、ストーリーに没入し易くしてるのである。やはりOWと言えど、ストーリーの出来はゲームを大きく左右するのである。


ゴーストオブツシマ 実況なし ストーリー重視 第一回【Ghost of Tsushima】

 上記に挙げたウィッチャー3もそうだけど、やっぱOWとは言えど、ストーリーに面白さと深みが、世界観に惹かれるモンが無ければ、プレイヤーをゲーム世界にのめり込ませる事は出来ないのである。そのゲーム世界の中で暮らしていきたい、この世界の事をもっと知りたい、行けるトコまで行き尽くしたい、魅力あるキャラクター達の物語に寄り添いたい等々。そういう好奇心や探求心こそがOWゲーム最大の魅力なのである。でもってGoTをやった事で、ことOWに関しては洋ゲーと和ゲーの差は縮まるどころか、更に突き放されたと感じた次第である。やっぱ和ゲーには萌えとガチャしかないのか、そう落胆せざるを得ない今日この頃であった。

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WITCHKRIEG

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「いつなんどき破壊されるかもしれない危険にさらされた平和など、平和と呼ばれるに値しない。そんな不安定な平和より戦争のほうが、民衆の安寧にとって害の少ないことがしばしばだ」
By オットー・フォン・ビスマルク

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*戦後3/4世紀
 今年もまたやってきた終戦記念日の日である。コレは毎年言ってる事であるが、今年もその意識は変わらんのでまた言う次第である。あの戦争は何が悪かったのかと問われたら「戦争をした事が悪かった」のではなく「戦争に負けた事が悪かった」のである。そう、大ニッポン帝国の何が愚かだったって、勝ち目の無い戦争をおっ始めてしまった事がである。ワタクシが言うまでもないと思うが、戦争での勝利はその背後にある様々な残虐行為をも正当化してしまうのである。原爆投下然り、シベリア抑留然り、正に「勝てば官軍、負ければ賊軍」であり、戦争に勝たなければ全ての咎を問われる事になってしまうのである。


終戦から75年 全国戦没者追悼式 首相「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」

 だから戦争を反省するとしたら「もう二度と戦争を起こさない事」ではなく「もう二度と負け戦はしない事」なのである。ワタクシが言うまでもないと思うが、戦争はこちらから仕掛けなくても、相手から仕掛けてくる事なんてザラなのである。だから十分に防衛力を上げて、集団的自衛権をシッカリ認めて、万が一の状況に備える。ソレが平和を守るという事であり、前の戦争で亡くなった人達に報いるという事なのである。何も準備してないヤツが口八丁手八丁で何かを得れるほど、世の中甘くないのである。ホントに素晴らしいモンを得たいのであれば、ソレだけの準備や犠牲が必要なのである。

*プライベートサーキットって何ですか?
 さて、サヨクいヤツ等に色々突っ込まれる前に話題を変えようジャマイカ(笑)ニッポンじゃまだ馴染みが無いが、欧米にはプライベートサーキットなるシロモノが存在するのである。FSWだとかシルバーストーンだとかニュル南だとかスパみたいに、一般客を呼び込んで大々的にレースをやるためのサーキットじゃなく、クルマ好きのセレブな会員がスポーツ走行を楽しむための社交場みたいなトコである。よーするにゴルフコースのクルマ版である:

The Thermal Club - Private Pavement

ASCARI TRACK DAY AND TOUR - BEST RACE RESORT ON EARTH
動画の中にフルチューンしたFD3SだとかBNR34だとかそういうのが無かったように、プライベートサーキットとはそういうトコなのである(笑)スーパーカーを所有する裕福な会員が、スーパーカーのパフォーマンスを堪能する&同じスーパーカーオーナー同士の交流を深めるための場所なのである。

 そんなプライベートサーキットが、このニッポンにおいて【千葉の南房総においてアジアで初めて建設される】んだそうである。アジアにそんなモン作るんだったら中国ではと思ったのであるが、やっぱクルマ文化の歴史の長さや深さにおいては、アジアにおいてはやはりニッポンが一頭抜けてるからだろうと思うのである。今ニッポンじゃ社会の二極化が進んでいて、ビンボー人が増えると同時に富裕層も増えていて、スーパーカーの売り上げが右肩上がりだそうである。そういう顧客のニーズを掴もうという事なのであろう:

THE MAGARIGAWA CLUB
ワタクシも実は興味津々だったのであるが、この事に詳しい某ロンマニアの方から「会員権が2500諭吉、しかも一括払いだよ」と聞かされたので、刹那で「んじゃ今まで通りFSWのスポーツ走行で良いっす( ̄▽ ̄;)」と答えた次第である(笑)まぁ予想通りだったけど、こういうトコはラジコンやミニ四駆を買う感覚でスーパーカー買っちゃう人向けの場所であり、ワタクシの様なオタクなアスペ野郎はお呼びじゃないのである(爆)

 ただワタクシの個人的な感想としては、こういう文化がニッポンで芽生えること自体は大いに歓迎する次第である。ちゅーのはやっぱ何だかんだ言っても、クルマは走らせてナンボだからである。スポーツカーってのは走行性能をフルに楽しんでこそ真骨頂であり、ソレはスーパーカーも変わらないのである。スーパーカーを街乗りしかしないってのは、ワタクシに言わせればポッキーを一本だけ食って残りを捨てるようなモンである(笑)

【富士】スーパーカーイベント 全開通過 サウンド/LOUD Supercars flyby sound in Japan. Aventador, Huracan, 488Pista, more❗️
だから「クルマは走らせて楽しむモノ」「サーキットで全開で飛ばすのは楽しい」って文化が定着する事は、クルマ文化を広めるという意味でも、公道での安全を高めるという意味でも、モタスポを一層ニッポンに定着させるという意味でも、全ての人にとってウィンウィンな結果になると思われるからである。

*クルマは走らせてナンボ
 そう、ニッポンにはモタスポやクルマ文化が未だ正しく定着してない、ソコが問題なのである。この前のポルシェ911GT2RSで湾岸を珍走してたヤツもそうだけど、パフォーマンスカーはクローズドコースで走らせるモンであるという認識が余りにも根付いていないのである。何せ「一般車でもサーキットを走らせて楽しめる」って事すら知らない人の方が未だ断然多いのだから、リスクを避ける方法だとか、非常時における車体の立て直しだとか、そういうのは更に絶望的な話なのである(´ヘ`;)だから機械任せの安全策ばかりが検討されるようになってしまい、ソレが走る楽しさを益々スポイルしてしまうようになってるのである。


BestMOTORing 中谷明彦の生き残り緊急回避術「死なない運転テクニック

 そう、サーキット走行文化がなぜ必要になるかって、ソレが公道での安全に繋がるからである。こう言うとまた怒られそうであるが、上記の911GT2RSのヤツもサーキットで腕を磨いたヤツであれば、珍走はしても犠牲者を出す確率は大幅に減ったと思うのである。かくいうワタクシもサーキット走ってるのは界隈最速の男になりたいとかレースに勝ちたいとかじゃなく、単純に「運転が上手くなりたいから」であり、その考え方は今に至るまで変わってない次第である。サーキットでタイムを縮められるようになればなるほど、公道でも余裕をもって安全に走れるようになる。スポーツで得たモンはスポーツ以外でも大いに役立つ、改めてそう思う今日この頃であった。

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DON'T FEAR THE REAPER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「とにかくね、生きているのだからね、インチキをやっているに違いないのさ」
By 太宰治

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*バリエーションがふえるよ!!やったねたえちゃん!
 以前ワタクシは「次期愛車は99%ポルシェで決まり」と言ったのであるが、未だ決まってないのは理由があるのである(^_^;)確かに車種は揃いつつあるのであるが、ワタクシが望むスペックを備えたソレが未だに出てこないからである。で、ワタクシが望むスペックってのは、コレ等が全て揃ったグレードである:

  1. バケットシート
  2. 鋳鉄ブレーキローター
  3. PDK(ポルシェ版DCT)

の3つである。よーするに、サーキット走行に必要な全てを備えてるグレードである。911ターボはバケットシートが無くて、ケイマンGT4はPDKの設定がまだ無く、GT3は未発売。だから未だに判子を押せずにいるのである(^_^;)

 が、ソレも漸く終わるかも知れないのである、今回【ポルシェ911GT3ツーリングが最終テスト】って記事の中で「ポルシェは911GT3新型を9月に発表予定」とあったんで、思わず「GT3キタ━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━!!」と唸ってしまった次第である(笑)

Porsche 992 GT3 & GT3 Touring Package mules testing at Monza Circuit!
当初は一番最後になると思ってたGT3がまさか一番最初に出てくるだなんて、こりゃ良い意味で期待を裏切られたってモンである(^-^)先代の991型GT3がそうだったけど、上記3つが全部揃ってる可能性が非常に高いのである。多分オプションで4点固定も用意されてる事が考えられるので、続報を首を長くして待つのみである。

*マフラーから出てくるモンは
 マフラーから水が出る。ガソリン燃焼の原理をちゃんと知っていれば【この記事にあるように】全く以てノーマルな車両にでも出てくる全く問題無い現象であることがお分かり頂けると思うのである。この記事を読んで、ワタクシはとあるチューニングショップの事を思い出してしまったのである。そのショップではチューニングECUを取り扱ってるのであるが、その売りが「メーカー保証をそのまま受けられる」であったのである。そしてチューニングECUの効果を示すために使われたロジックが、そう、マフラーから水が出る事なのである。取り付け後にエンジンを回して「ほら、マフラーから水が出てる。ちゃんと燃焼できるようになった証拠だよ(・∀・)」ってやってたのである。

 無論、クルマ属性がちゃんとあるロンマニアの方ならば「ECUのプログラム書き換えたらメーカーは一発で分かるでしょ。保証が継続するなんてありえないo(`ω´*)o」って気付くだろうけど、コレにはこういうカラクリがあるのである:

クルマからECUを取り出す

ECUのケースを開けて中の基盤を出す

基盤の端っこを削って銅を露出させ、ソコにアースをかましECUのケースを閉じる

アースの反対側を車体に繋げる

アーシングによりECUの電動効率がアップ

プログラムには手を加えてないからメーカー保証はそのまま続けられる

(゚д゚)ウマー

冗談みたいであるが、マジな話である(^_^;)確かにメーカーは端子経由でしかECUをチェックしないから、その方法だと実際には手を加えられてるんだけど知り様が無いのである。でもってショップHPにも「〇×馬力アップします」って具体的な事は一切書いておらず、一応アーシングはしてあるから効果は完全にゼロとは言い切れない。何ちゅーか、昔流行った省燃費グッズのソレと全く同じである( ̄Д ̄;)

 でもって何が凄いって、このショップが未だに営業できてる事がである(´ヘ`;)流石にガチ勢には相手にされてないが、ライト層だとかにわか層だとか、その辺りを相手にして細々とやってるっぽいのである。ショップのオーナーが新興宗教の教祖タイプ→間違ってる事や怪しい事でも堂々と言い切ってしまうから意志や知識の弱い相手だと飲み込まれ易いのもであるが、ショップで扱ってる車種がオタクや意識高い系が好む車種→奇抜な方法論に疑問を抱かず寧ろ喜ぶタイプが多いって事もあって、ソレが悪い意味でのケミストリーを起こしてるんじゃないかと思うのである。世の中「広く浅く」よりも「狭く深く」の方が、大儲けは出来なくても商売はし易いのである。

*やっぱノーマル(あるいはノーマル+α)がナンバーワン
 でもこういう類のショップって、実は少なくないのである。敢えてショップ名は書かないが、明らかに分かっていないだろうと思われる客に対し、明らかに手に余るようなスペックの高価なパーツを売りつけるショップってあるのである。当然、客は分からないから何度もショップに足を運ぶ事になり、その度に技術料やら手数料やらで細かにカネを取るのである。客も客で見捨てられると自分じゃどうして良いのか分からないから、結局ショップの薦められるがままにセッティングやら追加パーツやらを買わされる事になってしまうのである。言っちゃ悪いが、雑誌の評判を見てにわか集まるトコにそういうショップは多いのである。


取り付けショップ チューニングショップの選び方 → これどう?って聞いた時に要らないんじゃないの?という商売っ気のない方が良い

 でもワタクシがオススメするのは「チューニングショップに頼らない」である。ノーマルのままで行けるならノーマルのままで行くか、カスタマイズするにしてもメーカー直系(TRD、NISMOなど)かメーカー認定(TOM'S、オートエクゼ等)のチューナーのパーツを選ぶのが一番確実かつ一番安全なのである。何せメーカーはその道のガチプロ達が集まって、世界中でテストしてるんだから、奥の深さが全然違うのである。だからワタクシはファーストカーをチューニングショップに預けようとは考えてないし、全てをノーマルで賄えるクルマを求めてポルシェに至ったのである。クルマは数字では表せないモンが実に多い、改めてそう思った今日この頃であった。

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SYMPHONY FOR THE DEVIL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「テレビは独裁政権を不可能にしたが、民主主義を耐え難いものにした」
By シモン・ペレス

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*求ム新型テレビ
 前々から言ってきた事であるが、もうそろそろテレビ買い換えようかなと思ってるのである。今使ってる【東芝REGZA 37Z9000】がもう10年以上使っていて、今度出るPS5が4K対応で、そのPS5も今年の年末商戦に発売される事から、コレはゲームの神様によるワタクシに対する「汝、テレビを買い換えるべし」という啓示に他ならないと感じたのであるが、ロンマニアの皆様はどう思うであろうか(笑)希望スペックは上記にもあるように4Kテレビで、サイズは部屋スペースの都合上40Vサイズまでである。サイズが60以上でもおkなら選択肢は色々あるのであるが、40Vだと途端に少なくなってしまうのがアレである(^_^;)


4Kテレビ 買い時は?(スグ効く解説現場編)

 あとテレビ買い換える度にワタクシが楽しみにしてるのは、画質の進化である。ワタクシは今まで2回ほどテレビを買い換えた事があるのだが、その度に10年という時が生み出す映像技術の進化に激しく感動し、全身の穴という穴から体液を噴出させたモンである(笑)特に前回の「ブラウン管→液晶テレビ」の時の感動は、そりゃもう凄まじかったモンである。まぁ次回の「液晶→4K」はその時ほどの感動は無いと思うが、でもやっぱデジタル家電を買い換える時は何時だって多かれ少なかれ感動するモンであり、その感動があるからつまらん仕事にも気合が入るのである(爆)でもまぁ小耳に挟んだ話、秋頃には各社新型を出すそうなので、ソレを待つのもアリっちゃアリである。

*平等って何ですか?
 上記の問いに対するワタクシの答えは「性別や人種やその他諸々に関わらず、結果を出したヤツが評価される事」である。スポーツのソレが良い例だけど、バネのある筋肉がモノを言う競技は黒人が断然有利で、体操や乗馬みたいな身体の小さいヤツが有利な競技はアジア人が有利で等々。各々の人間が各々の最も得意とする分野で輝けるのが平等であり、その選択の自由を妨げるのが不平等である。そう、平等ってのはスタートラインに立てる権利を約束するモンであり、決して結果の平等の事ではないのである。ソレを分かってないヤツが【副大統領候補には黒人女性を選んでください】とか言ってるのである┐(´-`)┌


Who’s on Joe Biden’s VP list?

 ワタクシは前々から言ってるのであるが、国会議員の男女比云々に関しては、比率を全く気にしないのが真の平等なのである。立候補してきたヤツ等の中で、政策が一番支持されたヤツが男女関係無く選ばれるのが正しいのである。ソレが偶々女性ばかりだったらソレでおkだし、男性ばかりになってもソレもおkである。肝心なのは「性別や人種のバイアスを抜きにして、純粋で政策で選ばれる事」であり、ムリヤリ数や割合を合わせる事ではないのである。ソレは逆差別であり、逆差別もまた差別の一種である。ソレは決して差別を相殺するモンではなく、遺恨を倍にして更に複雑化させるだけなのである。


「ジェンダー・ギャップ指数」女性の地位 加藤綾子【3分でわかる】問題と解説は進学塾・サピックスが作成

 こう書くと大概「社会に根付いた構造的差別ガー」とか言われるのであるが、ソレに対しワタクシは「じゃあその構造的差別とかやらをどうやって解消するの?」と問い返す次第である。構造的差別に対して構造的逆差別をぶつけたら、上記にあるように遺恨が倍になるだけである。どうすればいいかって、方法は女性や少数派がガンガン立候補したりガンガン起業したりして、自分達でチャンスメークしてくっきゃないのである、その過程で差別があるのならば、ソレを個別に対処してけばいいだけの話である。たとえどんな崇高なソレであろうとも、目的は決して手段を正当化したりはしないのである。

*私は悪くない?
 ワタクシの知人にもこの手の運動にハマってるヤツが居るのであるが、ソイツ等の考えてる事ってのは大概「私は悪くない」って事である。自分が上手く行かないのは自分に能力が無いからではなく、社会に蔓延ってる昔ながらの差別や不公平が原因なのであり、ソレを取り除けば完全に平等な社会になる筈。完全に平等な社会になれば自分にもワンチャンあるかも知れないし、そうでなくても自分の推しメンが大成功を収めるかも知れない。そう思い込む事で自己嫌悪のスパイラルから目を背ける事ができ、努力できない忍耐できないテメェを正当化する事ができるようになるから、その手の運動にハマって抜けられなくなるのである。


【ユダヤの格言・教え】ユダヤ人は3歳からこれを聞かされるらしい

 でも当然、そんな事は無いのである。歴史を紐解くと、れっきとした差別があった時代からも、能力や実力のある人間は少数ながらも認められ重宝されチヤホヤされてきたのである。ましてや今はその手の差別は大概の先進国で禁じられてるので、真っ当に努力すればより一層成功し易くなってる筈なのである。てゆーかワタクシが見る限りでも、BLMが起こる前からその手の反差別は行き過ぎてたのである。そう、この手の運動は努力や忍耐の出来ないヤツ等と、ソイツ等を操ってる狡賢いヤツに乗っ取られて以来、おかしな方向に進んでしまってるのである。古今東西、勤勉と忍耐を尊ばない民族は繁栄できない。その事を改めて思う今日この頃であった。

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DEAD, HOT AND READY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「刀剣短くば、一歩進めて長くすべし」
By 柳生宗矩

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*タクティカルカタナ考察
 最近ゴーストオブツシマばっかやってるせいか、ニッポン刀や弓などの武器に対する考察や妄想が色々溢れてくるのである(笑)やっぱワタクシは根がオタクなせいか、モノ作りやモノのスペックには色々と興味を抱いてしまうのである。現代じゃ鉄砲の進化もあって近代CQBにおけるニッポン刀の出番など何処にも無いのであるが、ソレでもやっぱニッポン刀とソレを作るプロセスには心踊らされるモンがあるのである:

日本刀奉納鍛錬
何ちゅーか、機械式腕時計をこよなく愛する人達の気持ちがスンゲェ分かってきたのである(笑)リアルじゃ剣の達人だった坂本龍馬がS&Wのリボルバーを手に入れて以来ソレを愛用するようになった&ライフル銃がニッポンに入ってくるようになって以来ニッポン刀が一気に廃れた→現場の人間ですら「ニッポン刀(相対的に)使えねぇ」って判断するに至ってるのだから、今後も実戦用としては復活する事は無いであろう。

 もう観賞用及び古武術としての役目しか無いんだったら、そりゃニッポン刀はソレ以上進化させる必要は無いし、寧ろ進化させた方が価値が落ちるってモンである。でもやっぱ、ワタクシはオタクだから「もしも実戦での価値がまだ残ってて、現代に至るまで刀剣作りの技術が進化し続けていたら」って妄想してしまうのである:

  • 刀身にはステンレス玉鋼合金が用いられ、錆に強くなってる
  • 柄は人間工学を考慮した造りになっており、より一層握り易く力を入れ易い
  • 鞘はカーボンで出来ていて、軽量化と高耐久性に寄与している
  • 制作においてはCNCマシンや3Dプリンター等が用いられ、科学的な強度計算を基にした合理的な生産が行われてる
  • MOLLE対応で、タクティカルギアに簡単に取り付ける事が出来る
  • ワンタッチで刀身や鞘を分解する事ができ、メンテナンスやオーバーホールをし易くしてある
  • カニティレールによる拡張性もある

てな具合に妄想が止まらんのである(笑)まぁ実際は坂本龍馬が「ニッポン刀の間合いだったらハンドガン使った方が断然良い」って結論を150年以上も前に出しちゃったけど、ソレでもニッポン刀はオタクの永遠のアイコンであり続けるであろう。

*真夏のネタ切れ
 サブタイは書いて字の如くである(笑)何せ次期愛車候補は未だ見つからず、新コロのせいで様々なイベントが中止になってしまい、ネタがワタクシんトコに舞い込んでこない状況が続いているのである(^_^;)というワケで:

アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その178:人の心を捉える文章

ある教授が大学の講義中に
「人の心を捉える文章とはいかなる物でしょうか?」
という生徒の質問に答えた。

「第一に女性が主人公である事。
 次に宗教性を取り入れる事。
 そしてミステリーを残す事だ」

後日、その学生が持ってきた文章はこうだった。
「おお神よ!この子は一体誰の子なのですか!?」

アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その179:安らかに眠れ

「僕のおじさん、やっと安らかに眠れるよ」
「おじさん死んだの?知らなかった」
「死んだのはおばさんだよ」

アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その180:地獄のエンジニア

ある日のこと、地獄に腕のいいエンジニアが送られてきた。
彼は、穴の空いた釜茹での釜や、曲がった針の山などを修理し、
前よりずっと精巧な拷問道具に作りかえてしまった。

悪魔たちが、これは素晴らしい拾い物をしたと喜んでいると、
そこへ天使が舞い降りてきた。
「そのエンジニアは元々、天国へ来る予定だったのだ。こっちに引き渡してもらおう!」

悪魔たちは突然の申し出に憤った。
「嫌だ。彼はもう地獄の住人だ。簡単に引き渡すわけにはいかないね」
「分かった。それならば公平に裁判を開いて、審議してもらおうじゃないか」

すると、悪魔たちはクスリと笑ってから言った。
「いいとも。しかし、弁護士たちは皆こちら側にいるぞ」

・・・といった今日この頃であった。

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