アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

UNDER THE INFLUENCE

 話は先日ワタクシと"師匠"のサバゲーぶらり旅の続き。前回は主に"師匠"との人生論について語ってしまったが、今度は気分を変えて純粋にサバゲーの話。そもそも"師匠"の本業はこっちである(といっても、"師匠"はプロのサバゲーマーではありません、あしからず)。

 ハッキリ言ってしまうが、"師匠"は強い。そんじょそこらのコスプレ連中が束になっても敵わない。実際日曜日のゲームでも、ワタクシと"師匠"以外は殆どがコスプレ系のチーム。かなり熟練した方が約1名だけいて、その方と"師匠"の間で息もつかせぬような戦い(勿論、ゲームの中です)があった以外、誰も"師匠"とマトモにやりあえる人はいなかった。ぶっちゃけた話、"師匠"とワタクシだけで敵の殲滅が出来たぐらいだ。これでチームのメンバー全員連れてきたら、それこそ一方的な展開になっていただろう。

 "師匠"は基本的にM733を好んで使う。理由はこうだ、バレルの長さが自分の戦術に一番マッチしているとの事。"師匠"は他にもMP5SD6、P-90、G3-SASも時折使うが、バレルの長さは全て300mmになっている。"師匠"のポジションはアタッカー、つまり積極的に攻めるポジションである。積極的に動くためには長い銃は邪魔である。かと言って短過ぎると弾が散ってしまい当たらない。1ジュールという規制の中で、エアガンが確実に的にヒットさせられるのは30m前後である。どんなにバレルを長くしても、やはりそれ以上の距離で確実にヒットを取るのは困難である。

 ワタクシが愛用しているステアーAUGミリタリーもバレルが509mmあるが、命中精度が精々2〜3m伸びる程度である。だったら30mまでと割り切って、それに合わせて銃を可能な限り短くして身動きをとりやすくすることで、その2〜3m補えば良い。30mまで確実にヒットできる一番短いバレル、それが300mmであるというのが"師匠"の結論である。それ故、300mmバレルの銃で最も使い勝手の良いM733をメインウェポンとしているのである。

 ワタクシですか?ワタクシの場合"師匠"と違って体がデカくてトロいもんですから、30mまで近づけないんですよねぇ(笑)30mまで近付こうとする→こっちが近付く前に相手にバレる→30mは相手にとっても交戦圏→的が大きくて動きも遅いから一方的にやられる。というわけでワタクシの場合、出来るだけ射程範囲を広げて(それでも約40m)、相手の射程外から攻撃するというスタイルが一番合っているんですよねぇ。だからバレルは長くして、カスタムも命中率アップをメインに組み立てる。いわゆるミドルアタッカーがやっぱり一番自分に合っているんですよねぇ。

 そういう目的で銃を作ると、やっぱりワタクシの理想系は509mmバレルを使えて、尚且つ取り回しの良いステアーAUGがメインウェポンになってしまうんですよねぇ。ただ残念なことに、ワタクシの大好きなステアーAUGミリタリーはもう既に生産中止orz。当分、今の銃を大切にせねばと誓う今日この頃であった。