ENDLESS PAIN

　当然というか、お約束というか、発売日に買ってしまいました、ハイ：

School Rumble(8) (講談社コミックス)

ワタクシも「スクールランブル」に出てくるような彼女が欲しい〜〜〜〜〜・・・・・と読みながら考えていると、ふと某雑誌の記事を思い出してしまった。雑誌の記事は、女性向けコミックの売り上げが急上昇していることと、その内容が過激化していることについて言及したものだ。その中で読者にインタビューしたものにこんなくだりがある：

「こういうのを読む娘ってさぁ、イケてないから読むんだよねぇ。だってさぁ、イケてる娘だったらすぐにカレシ出来るから、わざわざマンガ読まなくても実践しているから読む必要がないんだよねぇ。イケてなくてカレシ出来ない娘がこういうの読むのよ」

・・・・・仰る通りでございます、ハイ　●|￣|＿

　休憩室でくつろいでいる時、ふと机の上を見ると、組合の方々のチラシが机の上に。わざわざこんな所まで配らんでも良いのに。第一、マルクスはもう死んだのだ。ベルリンの壁に押しつぶされて。だからいまさらこんな事続けてもムダだろうに。チラシには「成果主義導入反対」「日に日に厳しくなる我々の労働環境」「世界的に比べても低い日本の医療従事者の賃金」「人間らしい生活と賃金のためにたたかう」というアジテーションと、医者を悪者に見立てたイラストとそれに踊らされる可哀想な看護士のイラスト。

　厳しい労働環境？低賃金？？(゜Д゜)ハァ？？？テメェらは９時５時で帰れて、夜勤明けは働かなくっていいって労働基準法で守られているんだろうが。しかもバイトもしねぇで。こっち（医者）も低賃金で丸一日寝て無くてもお構い無しに働かされて、オマケに足りない分はバイトしなきゃなんねぇんだよ。労働環境とか低賃金とか問題にしたきゃ、バイト当直して静脈ラインの一本でも取ってから言えってんだコノヤロ〜〜〜！ボコッ（マイクを叩きつける音）！！カンカンカンカンカ〜〜〜ン（ゴングの音）！！！・・・・・とまぁ、また某ピン芸人風に怒りをぶつけてしまった。

　これはワタクシの勝手な想像ではあるが、今度の出張は長くなりそうである（もっとも、上手く行けばの話ではあるが^_^;）医局の様子から見ると、ワタクシの事は結構どうでも良いみたいである。まぁ、関連病院でもない所に無理矢理出張するのだから無理も無いが、それも良いだろう。向こう（医局）はワタクシに何のオプションも提示しないから、こっちで準備したまでの事。向こうは常々「猫の手も借りたいほど忙しい」と言っているのに、ワタクシを戻さないのなら好きにすればいい。

　ワタクシはワタクシで出張病院でたんまり稼がせてもらうし、専門医試験に必要な勉強や資料は、本来そこの関連だった大学のコネを借りれば良いのである。下の先生方に雑用の負担（これも外病院なら看護士さんがきっちりやってくれるのだが、大学病院では何故かやらない。そのくせ上記のように権利ばかり主張してくる。困ったものだ）がかかって、過労で倒れたりヘマやらかしてもワタクシの知ったことではない。そう決めたスタッフの責任だ。そのスタッフのお偉方もあと数年すれば退官するか他の病院に移ってしまう。Ｉ講師もしかりである。邪魔者がいなくなってからゆっくりと戻ればいい。

　かといって、Ｔ会の病院に正式に就職するのも躊躇いがちである。Ｔ会の病院に出張するワタクシであるが、Ｍ氏のように「偉大なるＴ会理事長、Ｔ様マンセー！！！」というのは真っ平御免である。第一、個人崇拝の先にはロクな事が無いことは歴史が証明している。かと言って、カネを貯めてもすぐに軍事費、その他趣味に消えるんだろうな〜〜〜と考える今日この頃であった。