アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

TERRIBLE CERTAINTY

 今日はサバゲーの日、とは言っても先日の夜にいきなり"師匠"から誘われての急遽行ったのだが(^_^;)詳しくはhttp://diary5.cgiboy.com/2/sougiya/まで。相変わらずだが、"師匠"との話は尽きない、互いにネタの数だけは多いせいか、行き帰り合わせて7時間、話のネタが尽きる事は無かった。よくもまぁ、互いにこんなムダ話を知っているものである。

 "師匠"曰く、ワタクシはもう完全な"サバゲーフリーク"との事である。私が知っている限りこの類の人種はもうフィールドに住民票移した方がいいんじゃないのというぐらいゲームをしている。今回行ったフィールドhttp://www.sky.sannet.ne.jp/pintail/splash.htmは第1、第3日曜日の定例以外は予約制なのだが、彼らは土曜日に予約を入れて、土曜昼は屋外でゲーム、夜は屋内でゲームをして、そして翌日の朝またゲームをするといった、まさに"サバゲー中毒"と言って良いほどの入れ込みぶりである。

 ワタクシも既にその中の一人とは・・・嬉しいやら悲しいやら。何はともあれ、私の人生の中でここまでカネと労力を注ぎ込んだ趣味は殆ど無いであろうし、これからも注ぎ続けるであろう事は目に見えている。止める者がいない独り者で、しかも職業が職業だけに、費用だけはあるものだからシャレにならなくなる事が予想される。

 一つだけ聞いた面白い話としては、彼らの目標はサバゲーの社会地位向上だという。確かに人口こそ増えてきたものの、未だにサバゲーは"一部のマニアの集まり"としてしか認知されていないのが現状だ、過去にサバゲーマーやエアガンによる事件が色々あるだけに世間の風当たりも強い。だからこそレベルが高くてクリーンなゲームを提供し続ける事により市民権を得ようという考えである。

 確かにワタクシが見る限りでも、「量」は増えたが「質」は低下している。今回来たゲーマーの中にも相変わらず多かったのが「勝つ事」よりも「戦う事」「着飾る事」を目的とした連中である。彼ら全員がそういうわけではないが、概して戦略の"せ"の字も感じられず、マナーも悪い。「自分が銃を撃つ事」しか考えていないから周りが見えない、だから何が他人にとって迷惑かを考えていない。問題を起こす人間の殆どがこういった類の連中である。
 
 実際の戦争もそうだが、サバゲーはチームでやるものである。決して1人では勝てない。だからこそ他人との連携、協調が重要となる。すると何が他人にとって有用で何が無用かも考えるようになる。そこからマナーを守る必要性が生まれる、即ち他人と気持ちよく行動するためのノウハウである。これが完全にサバゲー界に広まらない限り社会地位向上は無いだろう、と仕事でもここまでやらないほど真面目に考える今日この頃であった