ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「真面目さとは、軽薄な人間の唯一の避難所である」
By オスカー・ワイルド
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*恐怖の道交法
児ポ法ネタもいい加減飽きてきたので(笑)このネタもコレでお終いにしよう。この法案に反対してる人に、ワタクシが聞きたい事が一つある。ソレは「道交法についてどう思うよ?」である。この道交法って法律であるが、実は児ポ法なんぞ霞んでしまうぐらいの大悪法だったりするのである。その恐ろしさを簡単に説明するとしよう:
- 速度は1km/hでも、積載量は1gでも多かったら、その時点で青切符1点&0.75諭吉の罰金
- 赤切符を貰って罰金あるいは懲役刑(執行猶予を含む)が確定した場合、めでたく前科一犯の仲間入り(でも大概のトコでは例外扱いしてくれる)
- その他、クルマの整備上の不具合が僅かでもあったり、運転中ケータイに指一本でも触れたらアウト
つまりケーサツがその気になって、外環道だとか東名高速だとかの80km制限エリアで罠貼って仕掛けておけば、あっという間に何千何万という前科者&何十万何百万という違反者を作り上げる事が可能なのである。ワタクシはもう恐ろしくて恐ろしくて、家からクルマを出す事が出来なくなってしまってるのである(笑)でも実際は全然そうなっていないし、道交法に対して各論的な反対はあるものの、総論的な反対運動はこれっぽっちも起こっていない。ワタクシが児ポ法改正に対し異論を抱かないのは、つまりそーゆー事なのである。
ワタクシが「反対派にはロクなのがいない」と言ったのは、つまりこういう事なのである。コレに反対するのは大概オタクで、オタクは人間社会ってモンが全然分かっていないからである。法律や決まり事ってのは「必要な場合に必要な分だけ行使するモン」であり、コンピューターのプログラムみたいに「全ての人間に対し全てを確実に施行するモン」ではないのである。その典型的な例が道交法なのである。だから法律を守らないヤツも、逆に一字一句言葉通り守るヤツも、ワタクシに言わせれば双方とも法律ってモンが全然分かっていないのである。でもって、この事を知るために司法試験をパスする必要なんか全く無い。フツーの人とフツーの人間関係を持っていて、フツーに社会に居場所がある人なら大体分かる事なのである。ソレが分からんヤツに、法治国家の要である法律について文句を言う資格なんか(デジュール上はあっても、デファクト上は)無いって話である。
*自己愛の限界
児ポ法をネタにしだした時、とある方が「とある消極的賛成派(つまりワタクシ)のブログ読んだけど、反対派がマトモじゃないと思われてるのが悔しい」とあったが、ソコんトコちょっと待ってほしいのである。ワタクシは「反対派(のオタク)がマトモじゃないと思っている」のではなく「実体験上、オタクがマトモじゃないのが多いのを知ってるから、確信を以って言っている」のである(笑&事実)サバゲーでも、クルマでも、ゲームでも、またはその他の趣味でも、オタクと関わると大概ロクな事にならなかったのである。てゆーか揉めに揉めた(爆&実話)だからワタクシは世間的に言う”オタク的な趣味”を好むのであるが、オタクやオタク的コミュニティーからは距離を置くようにしているのである。最初の内は同じ話題で盛り上がれる有志が一気に増えるからメチャクチャ楽しいのである。でも回数を重ねる毎に、オタクの人間的にアレな部分を実感する事になるのである(-_-;)
ワタクシも始めた頃はムチャクチャ好きだったサバゲーを一時期に引退していたのは、オタク同士の人間関係がイヤになったからである。最初は”師匠”が居て、その周りに気の合う仲間たちがいっぱいいて、ワタクシもソレに加わる形でサバゲーを楽しんでいたのである。でも日に日に仲間たちの数が減ってゆき、ワタクシの周りに変なのが寄ってくるようになり、その変なのからトラブルが持ち込まれてくるようになったのである。ソレでもサバゲーそのものは好きだったから、チームは無くともピンでやっていったのである。でもって”師匠”もサバゲーから離れるようになったのがキッカケで、ワタクシ自身も色んな意味で嫌気がさしてサバゲーを辞めたのである。ワタクシ自身に問題が無かったとは言わないが、ワタクシ自身の問題に気付けば気付くほどに「コイツ等と一緒にやってちゃいけない」って思いがドンドン強くなっていったのである。
サバゲーマーには2通りのタイプがある。ミリタリー好きが高じてサバゲーを始めたマニアと、メジャーな趣味から転がり落ちた結果ミリタリーに辿り着いたオタクである。でもって残念な事に、絶対数が多いのは後者なのである(-_-;)オタクの何が面倒くさいかって「好きだからソレを極めてる」のではなく「好かれたいからソレを極めてる」のである:
- 必要以上&能動的にモノや知識を自慢する。でもその中にホントに凄いモンは殆ど無く、大概が手間とヒマとカネさえあれば誰でも入手できる
- 誇示してくるソレに一貫性や自身の哲学が乏しい。大概「一番人気がある」「一番高い」「一番新しい」「一番珍しい」が判断基準
- 話のネタはモノや知識を自慢だけでなく、他人の悪口も結構多い。特により良いモンを持ってる人への嫉妬が凄まじい
別にサバゲーだけに限らず、趣味の世界ってこーゆーの少なくないのではないだろうか。よーするに自己愛、自己愛、アンド自己愛である┐(´д`)┌そんな自分の事しか考えられないヤツが、他人と協調して上手くやっていけるだろうか?答えは「否」である。もしも上手くやっていけたとしたら、ソレは貴方も自己愛だって事である(笑)自己愛同士って、実は相性良いのである。何せ互いに相手の話は聞かない&自分の言いたい事を言いたいだけ→会話が平行線だから衝突しないのである(爆)
*悪貨vs良貨
よーするに「悪貨が良貨を駆逐する」ってヤツである。サバゲーブームは定期的に何回か来てるけど、定着して一般的な趣味に至らない理由がコレである。ブームが起こったらマトモな新参者が大勢やって来るけど、その度に「結局オタクが主流を占めてるその場に居られなくなって抜けちゃう→マトモな人がいなくなって、結局元のマイナー趣味に逆戻り」のパターンの繰り返しなのである(^_^;)今は痛車がスーパーGTにも出てきたり、アニソンがオリコンチャートにも出てきたり、アニメが何やら一般に舞台まで進出してるっぽいのであるが、アニヲタが意識を変えない限り決してメジャー文化としては定着しないとワタクシは断言しても良い。ワタクシは前々から言っているが、世間のオタク趣味に対する偏見は趣味そのものから来てるのではなく、オタク自身に問題があるからなのである。
だからサバゲーやアニメやその他所謂”オタク趣味”の繁栄を願うのであれば、オタクはマトモになるべきなのである。オタクがマトモになって、マトモな人達が集まってきて、初めてソレが文化になるのである。ワタクシはサバゲーはもっと大勢の人に受け入れられるべき楽しくて知的な遊びだと思うし、その楽しさを出来るだけ多くの人に味わってほしい思うのである。だからワタクシはマトモになりたいと思うし、なれるよう日々努力をしている次第である。自分は悪くない?自分が楽しければソレで良い?誰が何と言おうとも自分を変えたくない?そんな事言ってるからお前はオタクなのであり、真っ当なコミュニティーで相手にされないんだって話である。所謂「自分らしく生きる」って言うのは如何にも美しい響きだけど、自分らしく生きるためには自分自身を常に正さなければいけない。何ちゅーか「楽しむ≠楽する」を改めて認識した今日この頃であった。