アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE CODE IS RED...LONG LIVE THE CODE

 メロキュア岡崎律子さんの命日が一昨日だった事を知ったのはつい昨日の事。ワタクシは「1st Priority」と「愛しいかけら」と「めぐり逢い」をもう何回聞いたか分からないぐらいのメロキュアのファンである。アルバムが出た時はもう何回マンセー\(^o^)/した事か。そして昨年、岡崎律子さんが亡くなられたのを知った時はどれだけショックだった事か(つД`)

 ジョーイ・ラモーンやジョー・ストラマーが亡くなった時も「もう2度とラモーンズザ・クラッシュを見る事が出来ないんだ・・・(つД`)」と悲しかったものがあったが、岡崎さんの時はその比ではなかった。ラモーンズザ・クラッシュも全盛期を過ぎて、既に解散していて「再結成されればいいなぁ」ぐらいにしか考えていなかったが、メロキュアは1stアルバムが素晴らしくて、これからが非常に楽しみだっただけに悲しみもまた一入(つД`)

 と、言うわけで、買ってしまいました:

For RITZ

For RITZ

 
Love & Life ~private works 1999-2001~

Love & Life ~private works 1999-2001~

 ・・・・・良い、マジで良い。ジャンル云々を抜きにして歌として最高である。ハッキリ言って、どこぞの大手レコード会社所属アイドルが歌う、似たり寄ったりの甘ったるいラブソングが12、3曲入ったアルバムなんぞ聞くヒマとカネがあるんだったらこれを聞け、とワタクシは言いたい。

ごめんね お別れが突然で
今は ちょっとね 寂しいけど
かなしみじゃないの いつか
ちゃんと思い出になる
(I'm always close to you)

涙腺爆発モンである(つД`)

 岡崎律子さんの遺作で涙腺を枯渇させたのも束の間。多重連CDプレイヤーが自動的についでに買ったCDを再生する。が、これが最悪だった・・・○| ̄|_

ベスト・オブ・ヴェノム

ベスト・オブ・ヴェノム

 メランコリーでアンニュイな気分が一気にブッ飛んでしまった(笑)、テンションだけはやたら高いド下手なスラッシュメタルが三半規管を襲撃する。職場のメタル仲間から「初期は確かにヘタですけど、後期はなかなかのものですよ」と言われてこのベスト版を買ったのだが・・・・音質が上がっただけじゃねーか○| ̄|_。確かにギターはかなり上手くなっている(それでも後発のスレイヤーやメタリカのそれと比べるとやっぱヘタ)が、他のパートが相変わらず全然なっていない。ドラムはもたつく、ヴォーカルは外す、ベースは相変わらずワンパターンである。

 ヴェノムがロック史、メタル史にその名を輝かせている(?)にも関らず全然メジャーになれない(因みに、スレイヤー、メタリカ、セパルトゥラといったヴェノムの強い影響を受けたバンドは、殆どメジャーになっていたりする。特にメタリカに至っては"超"が付くほどのメジャーバンドである)のは、やっぱりオーバーグラウンドのリスナーには受け入れられないのであろう。「音楽はスピリットとソウルだ」というのは"師匠"の言葉であるが、やっぱり技術も必要な様である。う〜〜〜む、やっぱりやっぱり音楽はムズカシイ(-_-;)

 この駄文を最後まで読んでくださった方に一つ御警告致します。多重連CDプレイヤーで岡崎律子とヴェノムを同時に聞かないように。スイカと天ぷら以上の相性の悪さで、互いの良い所を相殺しまくりますゆえ。「そんな音楽の聴き方するのは、世界広しといえどお前だけだ!」という幻聴と、胸を手の甲で叩かれたような幻覚を感じる今日この頃であった。