アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DEVOLUTION

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自分に親切でなくては、他人にそうあることはできません。他人に愛情と優しさを感じ、彼らが幸福で苦しまないことを望むには、同じことをまず自分自身に願わねばなりません」

By ダライ・ラマ14世


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ホントに久しぶりに都内の大型書籍店を数軒ハシゴしてきたのである。ぶっちゃけた話、余りにも立ち読みが楽しくって、ついつい模型店にラジコン見に行くの忘れてしまうぐらいであったりする(笑)やっぱ本屋はビル一棟丸々使うぐらいの大きな店舗を構えた老舗の書籍専門店のソレが一番楽しいと思うのである。量的にもそうだが、質的にも(・∀・)イイ!!からである。地方のただ大きいだけの店舗はダメである。本の数はソレなりに多いのであるが、いかんぜんどーでもいい実用書が多すぎる。ソレに加え並べ方がイカンのである(-_-;)ただ単にあいうえお順(洋書だとABC順)に並べてあるだけで、数の多さが逆に探す気を萎えさせるからである。


 コレが分かってる店舗のソレだと、並べ方からして違うのである。新発売された本や話題の本が一番分かり易いトコに並んでるのは勿論、その分野の本好きが好んで読む本、その分野で"名著"と呼ばれている本ほど分かり易いトコに並べてあるのである。結果、ただ単に通り過ぎてもタイトルが目に留まってしまうようになる→思わず手にとって読みたくなるっちゅーワケである:

実用と趣味を兼ねて、少々買い込んでしまったりする。あ"〜、熟練したロンマニアの方ならココで「実用は一冊だけで、あとは全部趣味じゃん!!ヾ(゚Д゚ )」って無粋なツッコミはしないものと思われるが、一応念のため(笑)


 で、都内となるとCDショップが書籍店と同じぐらい充実してるのも特徴である。今振り返ると、ネットでCDを気軽に買えるようになった半面、試聴しなくなった事に今更気付く(^_^;)昔はよくCDショップを何軒もハシゴして、試聴コーナーには必ず寄ったモンである。で、大概この手のCDショップってのはディープな客層が聴きたい曲もシッカリ網羅しているのが特徴だったりするワタクシも過去に何度「うわっ、何このウケ狙いのジャケット(´∀`;)・・・って、良いじゃんコレ(゚д゚)」でアルバム買ったか数え切れないほどである(笑)で、いくつか買ってきたりする:

Fool's Game

Fool's Game

  • アーティスト:Mordred
  • Noise Int'l
Amazon

以前、とあるロンマニアの方に紹介されたバンドである。ホントはダウンロードで買うつもりだった→流石のiTunesにも網羅されてなかったため落とせなかったが、改めて店舗で並んでるのを見て欲しくなっちゃったワケである。アルバムから一曲"Every Day's A Holiday":

モードレッドの一番不幸だったトコを上げろといわれたら「デビューが早過ぎた(1990年)」に尽きるであろう(^_^;)今となっては珍しくも何ともないスラッシュメタルとファンク、ブラックミュージックのミクスチャー・ロックであるが、今で言う王道HR/HMが全盛期の頃は、この手の音楽って異端バリバリ→結構良い音楽やってたにも関わらず"ウケ狙い"のレッテル貼られてしまったからである(;^_^A)蛇足であるが、モードレッドは何時の間にか再結成していたりする。

自他共に認めるブラック・メタルの元祖であり、ある意味スラッシュメタルの元祖様でもあるヴェノムのベスト版である。ホントならアルバム全部揃えても良かったのであるが、面倒くさかったのでコレにした(笑)では一曲"Welcome to Hell"

ヴェノムの何が(・∀・)イイ!!のかと問われたら、強いて言うと「勢い」であろう。ぶっちゃけた話、演奏もアレだし曲もアレだし、歌詞に至ってはもっとアレである(笑)が、ソレでも勢いに任せて押し切っちゃうから凄い。後世に与えた絶大な影響力の大きさに反比例した思いっきり低い知名度もある意味凄かったりする(爆)あともっと凄いのが、その後に大量に派生した数々のバンドが浮かんで消える中、何とヴェノムは1979年の結成から未だに現役だという事である(^_^;)ある意味「何らかんら言ってもオリジナル>>>越えられない壁>>>上手いフォロワー」って事を教えてくれる貴重なバンドでもある(核爆)


 で、よくよく考えてみたら試聴云々言っても、結局試聴できるモンは何も買っていなかった事に気付く(笑)新しいバンドに覇気がないっちゅーか、ワタクシの耳がオッサン化してしまったっちゅーか(爆)アニソンとかゲーム音楽だったら新しい作品&作風ウェルカムなのであるが、どうもやっぱりマジメな音楽聴くときは古い作品か古いアーティストのソレを求めてしまうのである(^_^;)脳ミソまでオッサン化していて柔軟性が無くなったっちゅーか、人間やはり最終的には原点回帰するっちゅーか(:^_^A)新しい考えを受け入れるのは簡単だが、古い考え方を捨てるのは実に困難だと改めて知った今日この頃であった。