アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FULL CIRCLE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「世の中で一番悲しいことは、嘘をつくことです」

By 福沢諭吉


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*真のメタルとは

 一途で熱狂的で閉鎖的な信者的ファンが集うジャンルってのは色んな分野にあるモンである。マルクス主義然り、阪神タイガース然り、アップル然り、カワサキ然り、スバル然りである。ソレ等に共通してるのは、ファンが「自分達は宣伝や周りの風評なんかに流されず、モノホンを見抜く確かな眼力を持った選ばれし少数である。モノが分からない群れるだけの多数派とは違うんだ。だから自分たちが叩かれるのは仕方がない」という選民思想を持っている事である。でもって、ヘヴィメタルも然りである。てゆーか、このジャンルはある意味宗教性が売りなのであろう。だから「モノホンのメタル」だとかいうシロモノに拘るんじゃないかなと思うのである:




メタリカ&ニューメタル勢嫌われ過ぎワロタ。あと何らかんら言ってスラッシュ四天王(旧メタリカ、スレイヤー、メガデスアンスラックス)とジャーマンスラッシュ三羽烏(クリーター、ソドム、デストラクション)の相変わらずの人気の高さにビックリである。もう分かっていた事であるが、信者の言う「真のメタル」ってヤツは90年代で時間が止まっちゃってるんだなって改めて認識した次第である( ̄〜 ̄;)その「真のメタル」ってやらは時間と共にドンドン減っていって先細りするだけじゃなく、内ゲバで更に擦り減っていく。先日ワタクシが「オタク趣味は閉鎖的な環境で同じトコをグルグル回ってるだけ。回ってるだけならまだしも、重力で徐々に小さくなって落ちて行ってる」といった環境が、正に今のHR/HMシーンに当てはまっているのである。


 因みにこの「モノホンVsニセモン」シリーズは沢山あるので、メタル属性のあるロンマニアの方は検索してみるのも一興かと。コレに対するワタクシの意見は「ワタクシはメタル以外でも色々聞くから、純粋なメタルかどうかなんて関係ない」である。ジャンルは何であれ、良い音楽があれば聴く。後にも先にもソレだけである。第一「○○信者」と呼ばれる連中は、賢者でも愚者でも何でもないのである。ただの”自意識過剰な”が前に付く凡者である。ハッキリ言おう、テメェらが周りの多数派から仲間外れにされたり疎んじられていたりするのは、ソイツらが無知で愚かだからではない。51%以上テメェ自身の問題である。一番肝心なソレをスルーし続けているから、同じトコをグルグル回りながら徐々に堕ちていってるのである。テメェらが「偽物」と呼ぶ連中は確かにアレかも知れないが、少なくとも自分自身にゃ目を向けてるのである。


*真のクルマ好きとは

 ジャンルが何であれ、良いモンは良い。同じ場所に留まって都合の悪い事に目や耳を塞ぎ続けるよりも、開き直って外の世界へ踏み出した方がずっと楽しいっちゅーのがワタクシの見解である。信者を嫌うワタクシであるが、ソレでも信者の経済的価値は認めている(笑)少数ながらも確実に稼げるし、大口の投資も厭わないからである:

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GT-Rも熱狂的なファンが多い車種であるが、第二世代GT-R、特にBNR32は桁違いである。その人達に言わせれば「BCNR33BNR34?ノーサンキュー。R35?犬にでも喰われろ」であろう(笑)無骨だけどシンプルなスタイリング、小型で程好いボディーサイズ、衝突安全規制強化以前だからこそ可能な軽量ボディー、でもってエンジンは天井知らずの名機RB26DETT。ある意味時代に恵まれたからこそ生まれ得た車種だと思うのである。毎回毎回思うのであるが、BNR32はホントにレストアが大変そうなクルマである(^_^;)因みにR35ネタとしては【デュールマンR35用ステアリング】や【R35用LEDオーナメント】があるが今回はパス。こーゆーのは実物を見てみないと何とも言えないので、今年の9/16(日)のR's Meetingで実物が見れることに期待するとしよう。

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スバル車の最新テクノロジー(FB20エンジン、リニアトロニック、アイサイトなど)から、従来のコアテクノロジー(各種AWD技術、スーパーGTマシンの解説、クルマ以外のスバルの技術など)に至るまで、スバルの魅力を詰め込んだ一冊である。時期が時期だからしゃーないと言えばソレまでだが、話題の中心はやはりBRZにまつわるテクノロジー各種である。ソレに関してスバルの中の人が「スバルのFRスポーツに乗ってみたいお客さんだって沢山いたのに、その可能性を捨てて自ら殻を作って閉じこもっていたのかも知れません」と言っていたのが印象に残っていて、ワタクシもソレに同感である。スバルの魅力は「走りの良いクルマを作れる事」であり、水平対向エンジン&シンメトリカルAWDはそのための手段に過ぎないからである。その制約を取っ払ってこそ、真の意味でのスバルの進化があるのである。頭の固いスバヲタなんぞ切り捨てちゃって無問題である(笑)


*真のエイプリルフールとは

 今日はエイプリルフールなのに、ウソをつき忘れた次第である(笑)でも何ちゅーか、面白いウソが思いつかないんだよねぇコレが(^_^;)単純にウソついて引っかけるだけなら簡単な話である。ブログの冒頭に「苦節37年4か月20日。ワタクシにも遂に三次元のリアル彼女が出来たのである」とでも書いておけばOKなのだから(笑&憂)でもその先が無いのである。そのウソにユーモアだとか毒だとかを混ぜるのが難しいのである。イギリスみたいなユーモア大国だと、ソコんトコの匙加減が絶妙なのである。一見ありそうなんだけど、実はあり得ない。あり得ないのは分かっているけど、ありそうだから笑える。古人の言うトコの「ウソの中に1つだけ真実を混ぜる。コレが正しい詐欺のやり方」ちゅーヤツである。元々ワタクシは話のウソ&ホントを見抜くのが難しいアスペ人間故、その匙加減が難しいのである。


 まぁワタクシは慢性的にウソをついているので、エイプリルフールにウソをついても「何時もの事なのに何を今更」ってトコであろう(笑)てゆーか、そもそも世の中にあるのは「相対的な真実」のみである→所謂「絶対的な真実」なんてモンがこの世に存在しないんだから、極論言えば世の中全員がウソつきって事になるワケである(爆)所謂「真実」と称するモンはTPOによって全然変わるモンであり、真実の齟齬に端を発する戦争なんてシロモノが人類有史以来何回起こってるんだって話である。古人曰く「ゴメンで済むんだったら警察いらない」ってのは、つまりこーゆー事なんじゃないかなとワタクシは思うのである(核爆)さて、折角天気の良い休日の昼に引き籠りやっていても悲しくなるんで、時間は遅くなっちゃったけど気分転換に外へ出ようと思う今日この頃であった。