アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

CONSPIRASY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「喜劇で一番難しい役は愚者の役であり、それを演ずる役者は愚者ではない」
               By ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 行ってきました【ScLaBo愛川】へ『STI・プローバ フェア』を見に。見ようと思ったキッカケは【ScLaBo】のHPに「eifelサスペンションKit GDB E型〜用新発売」とあった事。ワタクシは即座に「はて(・_・?)確かメーカーの発表だと12月中旬って書いてあったのだけど?」と疑問に思った事。


 ウチからそう遠くなかったのでクルマ飛ばして愛川市まで。答えは簡単、レガシィのそれだったのである(´‐` ;)インプE〜F型用はやはり予定通り12月中旬。ついでと言っては何だが、パンフレットを拝借。そこにはわざわざ太文字で堂々と「アイフェルは純正ビルシュタインを上回る大径サイズの倒立式を採用し、世界トップレベルの高剛性を達成」と書いてあったりする。


 ビルシュタインの最大の特徴は極太の単筒式ダンパーにあるのだが、あえて「それ以上」と言っているのである。よーするに、ビルシュタインにケンカ売っているのである。担当者の方の口から出た言葉も御丁寧なことに「打倒ビルシュタイン」であった。話によると、アイフェルは昔からビルシュタインに追いつけ追い越せをテーマにやってきたとの事である。今回レガシィのサスの試乗会をやったのも、レガシィビルシュタインが標準装備となったのを受けてであろうとワタクシは勝手に考えていたりする。


 んでもって更に話を聞くと、E型以降の純正サスはKYB(カヤバ)製で、特許が出ているためどこのメーカーも開発が遅れたとの事である。E型の純正サスはC型、D型よりはマシになっているものの、低速時が硬くて高速時に柔らかくなってしまうのは元々"仕様"なのだそうである。ビルシュタインもアイフェルもそこを理解していて、その特性を反対にする事(低速時に柔らかく、高速時に硬くする)で乗り心地の良さと高速巡航時の安定感を得てるとの事であった。


 確かにそれは良い話である。ワタクシはクワトロ・バジーナではないので"仕様だ"と言われても"ハイ、そうですか"とはいかないのが悲しい所(笑)やっぱり低速時に柔らかく、高速時に硬い足回りが良いのである。アイフェルさんもビルシュタインに対抗意識燃やして発売されたら試乗会やる気マンマンであった。これでビルシュタインオーリンズ以外にもアイフェルという選択肢が出て来て、オーナーとしては嬉しい限りである。


 あとは試乗会やネットや口コミ等のインプレを検討して、良い足を選ぶのみである。年度末には3者3様のダンパーが出揃うはずである(ビルシュタインからは正式な発表はまだ無いが^_^;)足回りが固まれば、鍛造アルミホイール、サスペンション、バケットシート、ハーネス、メーターと初歩的カスタムは完成である。あとは徹底的に走り込んで中級者を目指すのみである。中級者になれば、また新たな道が見えてくると思う。しかしまぁ購入して半年、我が"トリックマスター"はいつの間にか1/1ガソリンエンジン付きプラモデルと化してしまったなぁとひしひし感じる今日この頃であった。