ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「"明日は、明日こそは"と人はそれを宥める。この"明日"が彼を墓場に送り込むその日まで」
By イワン・セルゲーヴィチ・ツルゲーネフ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
つい先日の事、妹と話をしていたらこんな一言が出た「ひょっとして、今の職場って天職なんじゃないの。ウザい上司や生意気な部下もいないし、コメディカル(看護師や薬剤師や検査技師のような医師をサポートする職種の方々)ともうまく連携しなくてもいいし、一人でやる仕事だからマイペースでいけるし、患者さんとも一期一会だからファースト・インプレッションさえ良ければ何とでもなるし、自分の時間もタップリ取れて、当直も緊急呼び出しも無くて、なり手が少ないから逆に希少価値があるし、給料はガッポリもらえるし、一応資格もあるんだし、しかもこれから団塊の世代が揃って老年期に入るから稼ぎ時と来た。一石十鳥じゃん!!」と。
こう言われたのは実は初めてでは無い。人事課の課長さんも、院長も、I助教授も揃って同じ事を言っている。ということは、ある意味真実性があると思って良いのであろう。思い返せば、今までの失敗の原因は"新世紀エヴァンゲリオン"風に言うとワタクシと他人の"シンクロ率"の低さである。ワタクシと医局員、ワタクシとコメディカル、ワタクシと患者さん、その他諸々である。
日本という国は良くも悪くも義理と人情と浪花節の国である。この国では"シンクロ率"の高さが成功の大きな鍵となる、少しぐらいバカでも"シンクロ率"が高ければ可愛がられるし、仕事も回ってくるし、少しぐらい失敗しても大目に見てくれる。逆に"シンクロ率"が低いと、技術や知識があっても仕事が回ってこないし、少しでも失敗するとそれを延々と引きずられてしまう。
アメリカなんかでは若手医師の育成はカリキュラムに則って作られていて、上司はそれを守って部下に教える義務があるし、逆に果たされなかった場合は訴えられたりもする。日本の医療システムははアメリカのそれについていっているようなものだが、上記のような契約書社会的な考え方は恐らく10人中8人がノーと言うであろう。一番多い理由は恐らく「ここは日本だから」といった所であろう。
まぁ、医療システム云々議論する事は大事なのだろうけど、ハッキリ言ってしまえばワタクシにとってはどうでも良い事である。何故ならワタクシが解決したい事は、"現在"に存在する事なのである。10年後、20年後の事は今の事が解決してからである。これがワタクシがこうした医療に関らず政治、社会問題にあまり関心がない理由の1つである。未来に関して机上の空論を立てる事に時間を割くぐらいなら、現在ある問題の具体的な解決策を論じる事に時間を割くべきである。
とは言っても、現段階では出来る事といったらガタガタになっているワタクシの肉体的/精神的な体調を整えて、今の仕事の次のステップに備え少しずつ勉強を重ねていくのみである。そして疲れたらコレ↓
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