アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SERPENTS OF THE LIGHT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「ホームランの心理学だと?学問で球が打てるか!」

By ジョ−ジ・ハーマン・ルース(通称ベーブ・ルース


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

 
 本日は予定であった【うつ病・統合失調症患者の心のケアを行う晴和病院 精神科・心療内科】にての診察日である。人事課の方と同行でH先生の外来を受ける。そこで今までの経緯を話した次いでに、親父が実は東京に居る事まで話してしまったのである。するとH先生の表情が見る見るうちに変わり「今すぐお父さんをここ(病院)に呼びなさい、大至急です、ハリアップ!ナゥ!!(注:若干ワタクシによる演出が入っております/笑)」と凄い迫力で迫ってきたのである。人事課のK氏が偶然にもM副理事長のケータイ番号を知っており、ダメ元で親父の居所を聞いたところ、何と偶然にも親父は丁度M副理事長と話をしていたところだったのである。


 んでもって、光速で【うつ病・統合失調症患者の心のケアを行う晴和病院 精神科・心療内科】にすっ飛んできた親父とH先生による病状説明がなされた後、ワタクシとK氏も交えて4者で話し合いが持たれたのである。偶然とはいえ、親父とライヴで会って話をする事となったのである。会話は殆ど親父が一方的に話していて、自分の過去の事、ワタクシの幼少時代、教育方針など多岐にわたっていたので、この場では割愛させて頂こう。


 で、一応「H先生の口から直接親父にワタクシの病状を説明してもらう」という1つの大目標は達成されたのだが、残念な事にそれで全てが終わったわけではないのである。そう、親父の話にはワタクシの望んでいる部分がスッパリ抜け落ちているのである。他ならぬ4年前の事である、親父はワタクシとの蟠りの原因は幼少時代の教育方針にあると力説しているのだが、それは全く持って違う。全てはあの4年前の極限状態で、ワタクシが親父に信頼して預けた背中を守るどころか、ワタクシの背中にケリを入れたことに全てがあるのである。親父の話を最初から最後まで聞いても、そこの話は遂に出てこなかったのである。


 ワタクシの方はといえば、H先生やK氏がいる以上笑顔を作ってはいたが、自分でも解る位眼が笑っていなかった。言い方を変えると握手をするために右手を差し出してはいるが、左手はナイフを握った状態で背中に回しているのである。H先生もK氏も親父の事を知らないからアッサリ騙されている部分が見られるのだが、残念ながらワタクシはそうは行かない。家族や親父を知っている人なら分かるのだが、親父の言うことが二転三転することなんて日常茶飯事である。貴重な第一歩を踏み出せた点は評価できるが、残念ながらワタクシの背中に回した左手のナイフだけは手放す事は出来ない。


 そんでもって帰りはK氏に二度も茅ヶ崎⇔新宿をさせるのは申し訳ないと思ったのと、いっぺん【トヨタ・マークⅡ】(形式はE-JZX90)を運転してみたかった事もあって、帰りの運転を変わって頂けたのである(笑)早速ドラポジの確保から始まるのだが、カローラよりも大型という事もあってゆとりを持ったドラポジが取れたのは合格である。続いてパワステに付加をかけるようで申し訳ないのだがロック・トゥ・ロックをやってみると、何と5回転もあったのである(因みに"トリックマスター"は2.4回転)コレでは下手に急ハンドルを切れないモンである。


 で、走らせてみると・・・・


「走らねぇ・・・・orz」


 2500ccの1JZ-GEがこんなに非力とは思わなかった。発進もダメなら加速もダメ。一般公道は勿論、高速でも全然延びない。まぁスペックが180ps/24.0kg・mで、しかも10年以上も乗っているクルマだからそれ以下と考えても良いであろう。東名なんかで追い越し車線を走っていると「自分ってジャマ?」と思ったほどである(爆)


「止まらねぇ・・・・orz」


 カローラより車重があるせいか、ブレーキは若干マシなものが入っていて大分止まりやすいのだが、どーもワタクシには"ブレンボ癖"が付いていて、同乗していたK氏に「先生、ブレーキ雑」とまで言われてしまったorz、"彼女"のブレンボと同じ感覚で踏んでいるモンであるから、傍から見ればブレーキが遅くて踏み過ぎと感じられてしまうようである。


「曲がらねぇ・・・・orz」


 カローラ同様電動パワステ+超柔らかダンパーのせいでタイヤの状況が全然分からない。これではどの位までコーナリング行けるかが全然分からない・てゆーか、すっ飛ばされそうで恐くて踏めない(爆)あとスピードが3ケタ台に入っていくと途端にクルマがガタガタ言って左右にブレまくる。直線でこれであるから曲線は推して知るべしである。


 勿論"トリックマスター"には上記の心配など無用である。何はともあれ、ワタクシがカローラ及びマークⅡに乗ることは2度と無いであろう事は間違いない(笑)中古市場を見てみると、マークⅡが恐ろしく破格な値段で売られているのにはビックリさせられた。まぁ玉数も多くて人気車種だからこんなものであろう。それでも「電車通勤かマークⅡか」と聞かれたら迷わず前者を選んでしまう今日この頃であった。