アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MACHINE HEAD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「実行こそ全て。アイデアは課題克服の5%にすぎない。アイデアの良し悪しは、どのように実行するかによって決まると言っても過言ではない」

By カルロス・ゴーン・ビシャラ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 今月のカード明細票が郵便箱に入っていた。案の定2枚綴りだったりする(爆)んでもって支払い総額は・・・・止めよう、思い出すと鳥肌が再び立つ(核爆)だが冷静に見てみると、意外な点に気付いたりする。今までパーツ代に使われていたと思われている金額は実は大した額ではなく。明細票の6割〜7割を占めているのは実はETC(高速)代とガソリン代だったりする。しかも驚く事に、"彼女"のメシ代はワタクシのそれよりも高かったのである(水爆) ヽ(`Д´)ノウワーン!ハマスのバカヤロー、アフマディネジャドのバカヤロー、プーチンのバカヤロー、中国共産党のバカヤロー(中性子爆)


 とまぁ、中東情勢と大国のエネルギー争奪競争に文句を言ってもガソリン代は減らないので話題を変えよう。"トリックマスター"がパワーアップして帰ってきたのである。パワーアップと言ってもエンジン系は全く弄っていない。分かりやすく言うと・・・・


ビフォー↓


アフター↓


 真ん中部分と右ピラーに何か生えているのが分かるであろうか。Defi製の追加メーターである。中央には右から水温、油圧、油温の順で並べている。並べた順番は「重要なものから運転席に近く」である。右ピラーに他の3つとは独立した形でブースト計を設置した。何故ブースト計だけ右かというと「常時見るメーターと、時折にしか見ないメーターを分けるため」である。常時見るものが他のものと混じっていると、咄嗟の時に間違えやすいからである。


 医療機器や軍事機器なんかにも使われる「フール・プルーフ」訳すると「バカでも分かる」発想である。非常時の人間の判断能力というものは極端に鈍るもので、通常ならまずは間違えないような事でも、緊急事態にはそれすらも間違える可能性があるのである。だから医療機器や軍事機器なんかの緊急停止装置は文字通りバカでも分かるぐらい変な場所に大袈裟に作ってある。これとおんなじ発想で、ブースト計が他の計器と一緒に混ざっていると咄嗟の時に混乱するから、ブースト計だけ別の場所に設置するというのがショップ側の説明である。


 あとドサクサに紛れて【スーパーすじがねくん】なるモノをついでに装着したのだが、これが凄いのである。今まで付けたどんな補強パーツよりも効果がハッキリ分かるのである。ショップから出る→交差点に出る→ヒール&トゥで4速→3速に落とし、ステアリングを切ってコーナーに突入。この瞬間でハッキリ効果が分かった、今までステアリングに感じていた余計な抵抗や振動が無くなっているのである。クルマを走らせているロンマニアの方なら、これが何を意味するか分かるであろう。シャシーの捻じれが無くなっているのである、つまりよりダイレクトに前輪のグリップを感じられるn’効かせられるのである。


 これも"師匠"の教えなのだが「前輪の状態はハンドルで、後輪の感覚はケツで感じ取る」というものだが、走り込む事23000km、ようやくカスタマイズの意義を他人の風評や雑誌のインプレではなく、自らの五体で感じ取れるようになって来たのである。ワタクシもようやく一皮剥けたと言った所であろうか(笑)・・・おっとイカイカン、天狗になったらそれ以上先へ進まなくなる「勝って兜の緒を締めよ」である。今後は補強によって変わった今の"彼女"の状態を正確に知るためと、メーター類の有意義な使い方について色々研究するために、走り込みを続けなければ・・・・・と、当分ガソリン代は減りそうに無い今日この頃であった。