アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FIREBALL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「私達は自分に関係のない事柄についてのみ、真に公平な意見を述べることができる。公平な意見がいつも価値を持たないのは、このためである」

By オスカー・ワイルド


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 本日"トリックマスター"を更なる飛躍のためにピットインさせた。何らかんら言ってそこそこ良いショップが見つかったので、ワタクシとしても満足はしている方である。「インプレッサに特化しているか」と聞かれたら「ノー」であるが、「走りに特化しているか」と聞かれたら「イエス」なのである。実際、今回入れた"ブツ"もそのショップのアドバイスを基にして決めたモンである。話を聞いてみると「なるほど、だから○○だけ××して□□にするのか!」と頷いてしまう面が多かったのである。実際、ショップ主催の走行会もやっていて「走る」と言う面に関してはこの店で相談した方が良さげである。


 あともう1つはアクセスが良い事である。電車を1つ乗り換えて徒歩10分ほどで行けるのである。これだったら代車は要らないのである。てゆーか、カーナビ付いていない代車に乗ると余計に道に迷って遅くなりそうで恐い(笑)電車でのアクセスが便利な事もショップを選ぶ基準になっていたりするのである。ホントは半日で作業が可能なのだが、ワタクシの仕事の都合で1日クルマを預ける形になってしまったのである。明日が楽しみである(o(⌒∇⌒ o)(o ⌒∇⌒)o)


 が、欠点が無いわけではない。スバル系のパーツ(ZERO/SPORTS、SYMS、湾岸、STiなど)の取り付け、在庫、発注だったら、【sclabo.com - このウェブサイトは販売用です! - スバル レガシィ アクセサリー パーツ カスタマイズ ジェクト 販売 リソースおよび情報】や【ZEROMAX】といった直系のショップの方が吊るしでポンと置いてあるから待たされる事も無く、スバル車専門だから作業が圧倒的に速く安上がりなのである。しかもワタクシは【超自動後退】のゴールド会員券なるモノを持っていたりする。コレがあると工賃が何と1割引、つまり高額のパーツを買うのであれば、パーツと同じぐらい高くなる取り付け工賃が圧倒的に安くなる【超自動後退】に発注した方が安上がりで済むのである。とまぁ、取り付けるモノによってワタクシはショップを使い分けていたりするのである。


 ショップとの付き合いってモンは難しいモンである。ショップのオヤジの言う事を疑って掛かってはいけないし、かといって全面的に信じてもいけない。「カスタムするからクルマが壊れる」と仰る方もいると思うが、ノーマルだって壊れるのである。綿密にメンテナンスされたチューンドといい加減な管理をされたノーマル、どっちが壊れやすいかクルマに乗った事のあるロンマニアの方ならご存知だと思う。そう考えると、思いっきりいい加減な乗り方しても壊れないトヨタのクルマというのは、ある意味芸術の域に達していると言って良いであろう(爆)だからスープラ2JZ-GTEに1200馬力などと言うアホなカスタムが成り立つワケである。


 すっかり話が逸れてしまったが、ワタクシが何を言いたかったかというと「賢い消費者になる」という事である。売り手側の謳い文句に踊らされず、主観的な実体験と客観的なデーターを元に、本当に良い物を自己責任で選ぶのである。「ダイヤモンドだと思って買ったら、実は石ころだった」なんて話はこの資本主義消費社会では日常茶飯事である。石ころをダイヤモンドと偽った売り手側も確かに悪いが、石ころを石ころだと見抜けなかった買い手側も同様に負い目があるのである。世知辛いようだが、これが民主主義n’資本主義ってヤツである。良いヤツにも悪いヤツにも、モノを売る自由と権利は等しくあるのである。


 だからワタクシは何を買うにしても多かれ少なかれ常に疑ってかかるモンである「これはこんなに安いけど、マジでこんな効果あるのか?」とか「これは高いけど、それに見合った価値あるのか?」といった具合に、たとえ缶コーヒー1つ、雑誌一冊買うにしてもそう考える。トライアル&エラーを繰り返すうちに、そのうち「安くて良いモノ」と「高いけどメチャクチャ良いモノ」だけを選んで買える様になる・・・・と思う。実際のトコ、ワタクシのトライアル&エラーは圧倒的にエラーの方が多かったりするからである(笑)それでもまぁ、それを楽しめるようになれば、買い物もそれなりに楽しくなってくるというモンである。


 ドストエフスキーは「人間にモノホンの自由を与えたら、十中八九の人は自殺する。自由の余りの重さに耐え切れないからだ」といったが、その意味が分かったような気がする。自由になればなるほど、リスクや責任もでかくなっていく。今考えるに20世紀と比べ明らかに自由化の進んだ21世紀日本で、未だに親方日の丸への就職希望が高まっているのはこのせいであると考えたりしたりする。つまりは"モノホンの自由"に立ち向かうだけの勇者はまだ少ないという事なんだろうな〜〜と無駄に社会論評もどきをやったりする今日この頃であった。