アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DO OR DIE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自分の欠点を直視し認めることです。ただし、欠点に振り回されてはいけません。忍耐力、優しさ、人を見抜く目を欠点から学びましょう」

By ヘレン・アダムス・ケラー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて、ロンマニアの皆様を焦らしに焦らしまくった(つもり/笑)の"秘密兵器"をお見せしよう:

見たまんま、【東京マルイ89式小銃】(以後89式)である。勿論、タダの89式ではない。改良点としては:

  1. マルイ製マウントレールに同じくマルイ製プロサイト、マウントリングは万が一の時(バッテリー切れ、故障等)に備え、いつでも脱着可能なライラクス製のローマウントを使用。
  2. EAGLE製3点スリングを使用。また2脚は使わないのもそうだが、フロント重量の増加になるためオミット。左側セレクターを装着。
  3. バッテリーはINTELECT製8.4V1400mAニッケル水素AKバッテリーを使用。前後バランスを取るために敢えて予備バッテリーもストック部に搭載。
  4. バレルはTNパーフェクトバレルに交換、ホップはBig-Out製のH-hopを使用。

の4点である。


 ダットは色んな所からエイムポイント型が出ているが、やはりマルイ製が1番良い。安くて、軽くて、調整もしやすく、その上壊れにくい。今メインで使ってる銃には全てダットが載っているが、全てマルイ製に変えてしまったほど気に入っている。EAGLE製スリングはやはり現職の方々が使っているだけあって使いやすく壊れにくい。バッテリーは純正の600mAでは役不足な上スタミナが無いのでレスポンスとスタミナアップのために使用。そして以前どノーマルの89式を撃たせてもらった時に弾が結構散っていたので、長年愛用しているTNバレルと評判の高い【H−hop】を導入したのである。


 で、予想通りであったが89式もM14と同様に新型ホップを導入していたのである。以前のゲームで"師匠"に「初めて銃でお前に負けた」と言わせしめたあのM14と同じホップシステムを搭載しているのだから命中精度は大いに期待出来る所である。で、因みにその新型ホップというのは・・・

コレである。左が旧型のホップ穴、右が新型ホップ穴である。ご覧の通り、ホップ穴が拡大されているのである。理論的にはホップ穴を拡大する→BB弾がホップパッキンに触れている時間が長くなる→より安定したホップが掛かる、という仕組みである。


 コレに【H−hop】を仕込む事によりシムゴムでの1点固定からハンドガンや電動ハンドガン&コンパクトと同じ2点固定式に変り、ホップの安定を更に高めるのが狙いである。G36Eにコレを仕込んであるのだが、コレを使うとホップの細かい調整が効くようになり弾道が落ち着くのである。メカボは完全ノーマルで(てゆーか、Ver.8メカボは複雑過ぎて弄れない^_^;)、初速は弱ホップにて93m/s前後、撃ち込んでスプリングがヘタって来ればあと1〜2m/sは落ちるであろう。これで改正銃刀法も全く問題無く、殆どのフィールドで使えるであろう。


 あと新型ホップといえば、もう1つ面白いモンがある。素ガバのホップも新型なのは以前の日記で記したのだが、やはり書くよりも見たほうが早いであろう:

左がグロック26のホップ穴、真ん中がハイキャパ5.1のホップ穴、そして右が素ガバのホップ穴である。写真がピンボケで分かりづらいのだが(笑)右に行けば行くほどホップ穴が拡大されており、それによりBB弾の保持性を高める事によりホップがより安定する仕組になっているのである。


 以前インドアで素ガバの命中精度にいたく惚れ込んで、素ガバがガスのキャパシティーの問題でもう来年の春以降まで使えない事を嘆いていたのだが、実は素ガバとハイキャパのバレルは互換性があるのである。というワケで、ワタクシのハイキャパにも素ガバ用のTNバレルを移植したのである。これで素ガバの命中精度とハイキャパのガスの持ちを両立させられるという計算である。恐らく今度出るグロック17もこのバレルを搭載している事であろう。ギミックも完璧で、重量もマジチャカと全く同じで、しかも恐ろしく当たる。こりゃ楽しみにするなという方がムリである。


 にしても、東京マルイの企業努力には頭が下がる思いである。今まででさえ既に他社の2〜3歩先を行っていた命中精度に満足する事無く、更なる命中精度を求めて日々改良を行っているのだから、もう文句のつけようが無いのである。十数年前のエアガン界では弱小メーカーだったマルイが今の地位を築くまでに至ったのは、他ならぬこのホップシステムなのである。自らの最大の長所を見つけ、それに徹底的に磨きをかけ、そして頂点に辿り着く。そして辿り着いた後も奢る事無く、絶えず自らを省みて更なる技術の向上に努める。たかがホップ、されどホップな今日この頃であった。