アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

RESTLESS & WILD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「"明日は何とかなる"と思う馬鹿者に告ぐ。今日でさえ遅すぎるのだ。賢者はもう昨日済ましている」

By チャールズ・ホートン・クーリー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 今日は"走りたい"という気持ちはあっても"何処へ?"と聞かれると全く当てが無い。雑誌見て、面白そうなショップが千葉の方にあったのと、その辺りで"友人"【DEVILOCK君】のサーキットデビューのために何か買ってやれないかと思い、何となく千葉県まで"トリックマスター"を駆ける事にした。ルートは湾岸→東京アクアラインの木更津経由で行く事に。実はワタクシ、アクアライン行くのはこれが初めてだったりする。湾岸線と並んで最高速アタックのメッカらしいのだが、生憎"トリックマスター"は最高速仕様のマシンではないのと、ワタクシ自身そういうのには全くと言って良いほど興味が無い。一言で言うと「アクセルはアホでも踏めるが、ブレーキは利口なヤツにしか踏めない」という事である。


 いざ行ってみると、これがなかなか気持ちの良い直線道路なのである。湾岸線よりもアップダウンが少なく、しかもトンネルだから風の影響も受けない。で、ほんの少しだけ開けて走ってみたのだが(笑)これが中々気持ちの良いモンである。こりゃ珍走屋じゃなくても飛ばしたくなるワケである。とはいえ、流石に「免停中なのでサーキット走れません」なんてカッコ悪い事言えるワケが無いのでここは我慢我慢(爆)楽しみはサーキットまで取って置くとしよう。にしてもエアロパーツを吟味するだけで、これだけ安定性が変わるモンなのかとこういうシチュエーションになるとハッキリ分かるもんである。エアロを付けていなかった時を思い出してみると、明らかに安定しているのである。とはいえ、街乗りでは明らかにオーバースペックなモンである事には変わりは無いが。


 そのエアロダイナミクスであるが、よくよく考えてみれば「何故グラウンドエフェクトが大切なのか」という答えは実に簡単だった事に今日やっと気付く(笑)飛行機における主翼の揚力と同じ理論である。主翼の場合、翼の形状によって翼上と翼下の空気抵抗の違いを作り出して、その事により揚力を生み出すワケであるが。クルマの場合はフロントスカートで車体下への空気の流入を減らし、尚且つディフューザーを用いて効果的にそれを抜く事により、主翼とは逆に下方向への力を生み出す。よーするに、車体そのものがGTウィングの働きをするのである。そりゃGTウィングより重要なはずである。


 で、今回走ってみて初めてリアウィングのダウンフォースも捨てたモンじゃないというのも分かったのである。曲面ミラーで見ているので何とも言えないが、中央が撓んでいたのである。それぐらいガッツリ効いていた(と思う/笑)であろう。【DEVILOCK君】が施した【カーボンエアロフラップ】と【ルーフスプリッター】というシロモノが効いているのだと思われる。この【ルーフスプリッター】であるが、コレはランエボの【ボルテックスジェネレーター】の理論と全く同じで、よーするに流体力学を応用してリアウィングにより効果的に空気を当ててダウンフォース増加を狙っているのであるが、今回走ってみてそれが見事に機能している事が分かっただけでも収穫である。とは言っても、ある程度の速度が付いていないとリアウィングは機能しないので、これまた街乗りにはオーバースペックなのであるが(^_^;)


 で、ショップに着いたのは良いのであるが、お目当ての物が全く見当たらない。で、あとはテキトーにその近くで思い当たる場所を冷やかしながらドライブすると、立ち寄ったホビーショップにあるモノを発見。【HurricanE - 551 Graphic Sight】というホロサイトのパチ物である。このホロサイトというシロモノが実に使いやすいのである。「視野が広く取れる上にレティクルが明るくて見やすい」というオープン式ダットサイトとチューブ式ダットサイトの良いトコ取りのダットサイトなのである。その構造の複雑さ故かどうかは知らないが、あちらこちらからパチ物が出ているチューブ式やオープン式とは違い、ホロサイトのパチ物というモンが今まで無かったのである。


 別に現職の方々が使っているモノホンでも良いのだが、思いっきり高い上にBB弾の直撃でアッサリ壊れてしまうため、今まで怖くて手を出せなかったのだが、パチだと値段が1/3程度であるため敷居が広くなって購入しやすい・・・・・のであるが、結局買わなかった(笑)理由は2つ、1つ目は今メインで使ってる銃にはホロサイトの位置は高いという事。恐らくM16系あたりだと丁度良い高さになるのであろうが、今の所M16系を使う予定はナシ。今あるM4A1かSR−15を改修したら載せても良いかなとは思っていた所である。2つ目は「ホロサイトは長いヤツの方が(・∀・)イイ!」というワタクシの好みの問題だったりする(笑)


 で、ただ帰るのも無粋なので、納車してから初めてDCCDをマニュアルで色々実験しながら走ってみる事にした。このDCCDというシロモノ、考えようによっては色々な使い方が出来るモンである。ロック状態にすれば前:後=50:50の直結4WD状態になり、フリーにすると前:後=35:65のFRチックな状態になる。ロックに設定すると荷重の中心が前へ移動し、4WDの定義に則って基本アンダーになり、フリーにすると荷重の中心が後ろへ移動し、ややFRに近い感じになる。DCCDオートモードとは大した機能で、シチュエーションに合わせて最適な状態への自動的な切り替えを行っていたのである。コレについて語りたいところだが、疲れたのでさっさと寝たい今日この頃であった。