アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FIRE DANCERS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「俺は何度も何度も失敗した。打ちのめされた。それが俺の成功した理由さ」

By マイケル・ジョーダン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて、今日をもってワタクシも遂に32である、12の頃、22の頃と比べるとワタクシはどう変わったモンかと瞼を閉じふと想いに浸る・・・・・何も変わっていないのである。。。orz。。。変わったのは"肩書き"だけで、本質的な所は何も変わっていない。相変わらず人付き合いがダメなままだし、相変わらず0か1でしかモノを考えないデジタル人間だし、ジミ・ヘンドリックスではないが暗い所で一人でいるのが好きだし、そして相変わらずオタクである(笑)これで42になったら・・・・・未来に絶望する前に考えるのを止めるとしよう(爆)


 さて、先日は"友人"【DEVILOCK君】の記念すべきサーキットデビューであったのである。慣れない早起きに加え、実戦を前にしてガチガチである。そこでリラクゼーション効果を狙って、ワタクシがBGMを選んであげるとした:


今の俺達はドン底状態
立ち去る事も忘れる事も出来ない
俺達、上手く行かないんだ
上手く行かない
上手くやれない
上手く行かない
上手くやれない


・・・・「あんのぉドクター、いきなり縁起の悪いBGM流さんで下さい。ただでさえ緊張しまくっているのに(-_-#)」と"彼"(笑)確かにこれじゃ奮い立つモンも奮い立たん。早送りしてっと:


生命が霞んでいく様に感じる
日々遠くへと漂っていく
自分自身の内で失われて行くんだ
他の事なんてもはやどうでもいい
生きる意志なんて失った
もう何もやる事が無いんだ
俺にはもはや何も残っていない
楽になるために全てを終わらせるんだ


・・・・・「小生は終わりたくありません、ハイ(-_-#)」もっともである、ワタクシだってまだ終わりたくない(爆)そうこうしている内に目的地である筑波サーキット1000に到着:

これがかの有名なダンロップコーナーである。で、【DEVILOCK君】葉と言えば:

既に臨戦態勢に入っていたりする。実は第1ヒートの前で"彼"はこの時氷のようにガチガチだったのだが(笑)それは置いておくとしよう。さて、【DEVILOCK君】with"トリックマスター"の記念すべきサーキットデビューである:




 とまぁ、こんな感じである。今回、クルマのトラブルのため残念ながら"師匠"は参加されなかったのであるが、一緒に参加した【honneamis様】からアドバイスを頂ける事となった。やはり、走り慣れている人は目の付け所が違う。どのクルマが良い走り方をしていて、どのクルマがダメな走り方をしているかが分かっているのである。やはり、一緒に来て頂いて大正解である。ワタクシと【DEVILOCK君】だけではとてもじゃないが解らない所であった。


 詳しくは【DEVILOCK君】のブログにもあるのでココでの説明は割愛させて頂こう。【DEVILOCK君】は激萎えのようである。まぁ、初めてのサーキットで未知の世界で未知の恐怖との戦いをしてきたのであるが、何が一番萎えているかと言えば「自分自身ですよドクター、小生は何よりも自分自身の心に負けました、ハイ。雑念を断ち切れなかった自分、自分の恐怖心を克服出来なかった自分、自信の無い自分、全てです、ハイ。。。orz」走行会初体験で「楽しかったです」「スリルを味わいました」という人は数多いが「悔しかったです」「自己嫌悪をイヤというほど味わいました」と言ったのは【DEVILOCK君】ぐらいなモンであろう。


 その後、"師匠"を誘って【honneamis様】と"4人"で反省会。ロンマニアの皆様には説明するまでも無いと思うのだが、【honneamis様】と違って"師匠"は優しくない(爆)
「"死ぬ気で踏め"、これはある意味基本だぞ」
「雑念、雑音を断ち切れなかった。そこで余計なものが入った。違うか?」
「他人がどうこうじゃない、お前がどうしたいかだ。それが解らなきゃダメだ」
「楽しんでいれば、恐怖心なんて何とでもなるはずなんだけどなぁ」
「隠し様が無いぐらい顔に疲れが出てるぞ、余計な事は考えんで休め」
とまぁ、ワタクシがいつもやられているように(笑)【DEVILOCK君】もコテンパンにお叱りを受けたのである。その後は雑談に花を咲かせて解散、何はともあれ色んな意味で疲れてしまった今日この頃であった。