アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SING LOUD,SING PROUD!

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「向上とは変化である。完全になるという事は、しばしば変化する事である」

By サー・ウィンストン・レオナード・スペンサー・チャーチル


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 昨日はドッと疲れたのである、"友人"【DEVILOCK君】に付き合って"一緒"に名古屋までオフ会に行ってきたのだが、いかんぜん距離が遠い。【DEVILOCK君】は名古屋が東京と大阪の真ん中にあるとマジで信じていたらしく(笑)「場所的にもニュアンス的にも、東西の人達が交わる場所として相応しいと思うんですよ、小生は」などと自信満々に言っていたのだが、蓋を開けてみたら大阪からは約150km、神奈川からは何と310km、全く持って真ん中では無い事が32年弱生きてきてやっと判ったのである(爆)ワタクシも【DEVILOCK君】もバリバリの理系人間なので地理は・・・・・関係無いな、ウン(核爆)


 出発前に"師匠"からこんなアドバイスも受けていたので【DEVILOCK君】にも伝えておいた「いいかロン、関西人という人達は前にも言ったようにトーク命なんだ。それに加え、彼等/彼女等は基本的に"頭"でなく"心"でトークするんだ。あとお前にはボケツッコミは当分ムリだ、聞き役に徹しろ(笑)」との事である。誤解の無いように言っておくが、ワタクシは「○○人は・・・」といったステレオタイプな見方はしてないつもりである。世の中には無口で冗談の通じない関西人もいればギャグを連発するドイツ人もいるし、下戸なロシア人もいれば大酒飲みのアラブ人だっている。もっと具体的に言えば、モニター越しではあるが32にもなろうというのに彼女もおらず、クルマとハルヒにハマっている医師がロンマニアの皆様の目の前にいたりする(笑)


 で、行きはワタクシが運転を受け持ったのであるが、これが結構眠かったのである。十分睡眠は取ってきたつもりなのだが、いかんぜん早朝はワタクシのアルゴリズムの中では「睡眠中」だったりするのである。"師匠"の教えによると、こういう場合には大声で歌いながら走るのが良いとの事である。出来れば"頑張れ自分"みたいな歌だとモアベターとの事である。即興でカラオケするために適当なミュージックを選ぶ:


おっかないものが壁を這っている、おっかないものがこっちにやって来る
むやみやたらに唾を吐くんじゃない、全てが終わるまで待った方が良い
もしお前がくたばっても、それは自業自得ってやつさ
俺達は先を急ごうとすればするほど、若くして命を落とす


シチュエーションがシチュエーションだけに、シャレになってないっちゅーねん(。-ω-)_θ☆(ノ・⊿・)ノもっとこう、「いくぞオラ〜!気張れ自分!!」みたいな曲を歌わなければ・・・・


ふんわり卵、泡立てて
パウダー溶かしてラムを1さじ
恋のエッセンス
こねて、伸ばして、丸めて
ぎゅっと詰まった「大好き」
あなたの驚く顔を
浮かべてニヤけてる、パタ☆パタ


・・・チューンドGDBインプレッサに乗って、こんな歌を大声で歌いながら早朝の高速道路を爆走しているヤツを「ド変態」と言わずに何と言えばいいのであろうか(爆)


 そうこうしている内に目的地である【SAB名古屋ベイ】に到着。他の皆様方も到着されて、挨拶が終わったあと早速トークを始める。今回集まった方々を一言で表すとしたら:


「熱い」


である。漢字で判るように気候ではなく"心"が、である。皆が皆、クルマと走りに対する情熱が尋常じゃないぐらい熱い。1秒を縮めるために心血注ぎ、公言する人もいるぐらい負けん気が強い。その熱い"心"でもってトークしてくるから、その凄まじさは推して知るべしである。ワタクシもそうだが【DEVILOCK君】もその雰囲気に圧倒され、彼流の気の利いたトークが出来ずにいたのである。唯一成功したのはみんカラ名刺の裏に書いてあるライヴ限定のネタぐらいなモノで、あとはひたすら聞き役に回っていたと言っても良いであろう。


 で、ワタクシの方にも話が回ってきたのだが、ワタクシも【DEVILOCK君】以上に驚かされたモンである。あの場にいた方々は「エッ!��( ̄□ ̄;)そんなトコまで見ていたの!!」っていう位ワタクシのこの下らないブログを読まれていたのである。中にはワタクシが気付かなかった変化や心情すら見抜いていた人もいたほどである。ワタクシとしては嬉しい事この上無いのだが、逆に怖さも同じぐらいあったりする。何故なら裏を返せばワタクシが判らないようなネガティヴな変化や心情ですら人によっては判ってしまう、という事でもあるのである。表現の自由において大事なのは"何でも言って良い"という事ではなく"言ってはいけない事を言わない"なのだと改めて思うのである。


 にしても、もし運命の女神ってヤツが存在するとしたら、ソイツはとんでもない小悪魔かイタズラ好きかのどちらかであろう。今回の出会い、そもそもはワタクシと【DEVILOCK君】が巻き込まれた事件がキッカケなのである。一人の"お友達"は失ったが、その代わりにこんなに素晴らしい出会いが待っていたのである。【DEVILOCK君】曰く、今までオフ会は何回か行ったが、ここまで刺激的でエキサイト出来たのは初めてだと言う。でもって、話を聞いた後益々走りたくなったと言うのである。で、肝心なその中身について語りたい所だが、しんどいので明日に持ち越す今日この頃であった。