ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「ともかくね、ハチマキ姿で目をいからした努力なんていうのは、これは大したことではない。そうではなくニコニコしながら命を懸ける。ニコニコ顔の命懸け」
Ｂｙ 平澤興（京都大学総長）
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
カートにすっかりハマってしまったみたいである。ハイテクの「ハ」の字も無い超シンプルな４ストローク２１０ｃｃ８馬力のオモチャがあんなに奥深いモンだとは想像も付かなかったのである。特にこの前行って来た【Ｆ１ドリーム平塚】はコーナー主体のテクニカルコースで、カートが外国製でワタクシのケツにピッタリ嵌る上（笑）家から８ｋｍの場所にあって、しかも年中無休な上ＰＭ２２.００まで営業している。ドラテク向上に良し、ストレス発散に良し、コミュニケーションの場に良しである。というわけで、早速会員登録してしまったのである。会員費は取られるのだが料金は半額になるので、ちょくちょく通えば十分お釣りが来るのである。
で、先日は【honneamis様】のご希望があったため【Ｆ１ドリーム平塚】へ一緒に走ってきたのである。流石走り慣れているだけあって、カートの目の付け方からして違うのである。曰く、４スト２１０ｃｃのカートは結構良いヤツであり、コース自体も良く出来ているとの事であった。やはり会員登録して正解である。で、登録を済ませてコースを一見。【honneamis様】からの意見を伺ってみる。初めてとはいえ、カート歴は明らかにワタクシよりも長く、絶対的にも相対的にもドラテクは【honneamis様】の方が上である。意見や感想を聞かない手は無いのである。
で、“友人”【DEVILOCK君】も一緒に“２人”でいざ尋常に勝負を挑んだのである。結果は、予想通りと言うか当然と言うか・・・
「完敗」
・・・だったりする（爆）【honneamis様】は速い、断然速い。ウェイトによるタイム差を差し引いても余裕で３秒以上突き放されている。４スト２１０ｃｃのカートもこのコースも初めてだというのに中級者レベルのタイムをアッサリ叩き出すのである。これでコースやマシンに慣れてきた日にゃあ、あっという間に上級者の仲間入りであろう。
こういう時は素直にアドバイスを受けて疑問をぶつけてみるに限るのである。で、アドバイスを受けた後アプローチの仕方を変更してみて２本目を走ってみるとあら不思議、アッサリと目標タイムを突破して、その上更に１秒以上縮める事に成功したのである。やはり一人で走るのと上手い人と一緒に走るのでは全然違う。いわば触媒みたいなモンで、結果は同じになっても、そこまで辿り着くまでの時間が全然早いのである。仕事や遊びに限らず何をやるにしてもそうだが、自分より上手い人のやる事なす事は常に目を光らせ耳を立てる。コレが早い上達の秘訣だとワタクシは考えるのである。
で、話はガラリと変わってしまうのであるが、ワタクシはロードスターとかＳ２０００とかＢＭＷのＺ４に乗る人というのは、つくづくクルマの楽しさが分かっている人だと思うのである。こう言っては何だが、「ニュルで×分○○秒」という肩書きも無く、有名なレースで勝ちまくっているワケでも無く、２人しか乗れない上荷物も詰めない。よーするに上記車種は余計なフィルターを介する事無く「走る楽しさ」を求める人が辿り着く車種だろうとワタクシは考えるワケである。そこんトコいくと、インプとランエボは何重にもフィルターがかかっているため、ドラテクは全然ダメだけど単純な憧れだけで買うヤツがマジでいるのである。言うまでも無く、ワタクシもそのクチである（核爆）
勿論、そういうヤツは少数派で、大多数はシルビアとかインテグラとかスカイライン（Ｒじゃないヤツ）等を乗り継いで、もっと速いクルマを求めてインプやランエボに辿り着く人達であり、現に【DEVILOCK君】の友人達も多くはそうやって何台も乗り継いでいるのである。が、他のスポーツカーに比べインプやランエボはメディアへの露出やレース等の活躍も多く、しかもスペックと比較しても非常にコストパフォーマンスが高いため、憧れだけで飛びつきやすいのである。よく某巨大掲示板で「インプオタとランエボオタはイタい」と書かれるのだが、残念な事に事実である。何故なら「憧れだけで飛びついてくるヤツ」の中には"nerd"が多いからである。インプやランエボは憧れだけで飛びついてくる"nerd"が多い→"nerd"はイタい→インプ乗り＆ランエボ乗りはイタい、という３段論法の完成である。
勿論、"nerd"なインプ乗り＆ランエボ乗りは少数派なのである。が、アキバで屯している汚い格好をした連中と一緒で、フツーの人々に与えるインパクトがあまりにも強いためそうでない"geek"な方々の存在が霞んでしまい、一纏めにして「インプ乗り＆ランエボ乗りはイタい」となってしまうのである。で、どうするかと言われたら、ワタクシ個人で既に固まりつつある世間のイメージを払拭する事は非常に困難である。ワタクシが出来る事といえば「インプ乗りよ"geek"であれ」の信念の基に日々言動に注意しドラテクを磨くだけである。とは言っても、何でか知らないが今更遅いような気がする今日この頃であった。
