アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WE’VE COME FOR YOU ALL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「迷った時は真実を語れ」

By マーク・トウェイン(本名サミュエル・ラングホーン・クレメンス)


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて、先日話した【コペン・アルティメットエディション】であるが、ブログをアップしてから10分も持たずして"師匠"からアッサリをNGを喰らってしまったのである(笑)問題はやっぱりデザインと乗る時のカッコだそうである。というワケで、昨日散々苦労して練り上げたネタがあっという間にパーになってしまったと言うわけである(爆)というわけで、再び1から探し直しというワケであるが、実の所ネタが無い。一瞬、ロータスエリーゼ/ヨーロッパやBMWのZ4やケーターハム・スーパー7などが浮かんできたのだが、どうもシックリ来ない。やっぱり選択肢は少ないモンである。


 で、昨日の段階で言い忘れていたのであるが、そのコペンの事務長さんがワタクシに聞いてきたのである「チューニングするとしたら、どういう方向性で行くのが良いか」と。やっぱりこのテのクルマに乗ると色々と想像が膨らんできてしまうとの事である。ワタクシはコペンには詳しくないのであるが、同じフロントヘビーなターボ車で考えるとこんなトコであろうか:

  1. リミッター解除
  2. バッテリーをメンテフリータイプに交換+アーシング加工
  3. FFゆえ前方に重いモンが集中している→タワーバーなりでシッカリと補強すればよりキビキビした感じになる。
  4. ターボ車→熱を帯びやすいのでLLC交換などの冷却系強化
  5. ハイグリップラジアルタイヤ&ブレーキパッド交換

とまぁこんな感じだろうと思う。いくらコペンのJB-DETが優れたエンジンだとはいえRB26DETT2JZ-GTEよろしく1000psオーバーというアホみたいなブーストアップはムリであろう。軽い吸排気のチューンとECU書き換えで十分であろう。


 って、ワタクシがワクワクしてどーする(笑)でもやってみると面白そうな気がするのである。聞いた話ではリミッター解除&ROMチューンで時速180kmまでいけるそうである。乗る人が乗ればミニサーキットやダウンヒルなんかではインプ&ランエボを喰える気がせんでもないのである。実を言うとダイハツじゃなくて、スバルにこういう粋なクルマを作ってもらいたいモンである。サンバーのRRレイアウトを利用して、そこにインプ流のAWDシステムを搭載して、低車高&オーバーフェンダー&大口径タイヤを履いた「軽自動車版ポルシェ911カレラ4」みたいなモンを作れば・・・・・コペン以上にコアなヤツしか買わないし理解できないな、ウン(爆)


 話は変わって、やっぱりバーチャル世界とは深く関わらない方が良いと考えるようになってきたのである。とは言っても、ワタクシがブログを止めるわけではないので御安心あれ(笑)コレは以前ワタクシが電話でお話した事の一部なのであるが「バーチャルや趣味などと言うものはあくまでキッカケで、それ以上でもそれ以下でもない」という事である。つまりは「同じ趣味を持っている人」とか「ネットで何回か言葉を交わした」というのは実はバラバラのままのジグソーパズルのピースに過ぎず、決して完成した絵ではないのである。ココから徐々に行動や言葉を用いて、徐々にお互い持ち合ったピースを組み上げながら徐々に絵を作り上げていくワケである。が、非常に残念な事に、バーチャル人間はこの過程を忘れているか、全く分かっていないヤツも少なくないのである。


 数回バーチャルでコミュニケーション取っただけなのに、ライヴでは初対面なのに関わらずタメ口を聞いてくるヤツなんかまだ序の口。中には「趣味の方向性が同じ≒思想や哲学も同じ」と思い込むヤツもいるのである。分かりやすく言えば、同じインプに乗っているヤツでもサーキット専門なヤツもいれば街乗りオンリーのヤツもいるのと同じで、同じ趣味をしているからといって中身まで同じとは限らんのである。逆に言えば、根底にある思想や哲学が一緒なら趣味の方向性など問題ではないのである。何故分かるかと言われたら、ワタクシは両方とも経験済みだからである。


 一番分かりやすいのが"師匠"である。実はワタクシと"師匠"は共通している部分が実は殆ど無いのである。一応「サバゲー好き」「クルマ好き」で一致はしているのであるが、それも総論の部分だけで、各論は悉く違う。ついでに言えば、ワタクシと"師匠"は生まれ育った場所も環境も辿ってきた人生の過程においても、全くと言って良いほど共通点が無い。が、"師弟"関係は成り立っている。答えは簡単、互いに自分の興味の無い事に肯定はしないけど否定もしない、ただそれだけである。どんなに近い関係の人間でも、解り合えない部分というモンは絶対に存在するのである、ソレが赤の他人だったら尚更である。


 んで、その「解り合えない部分」に介入しようとするからケンカが起こるのである。だから、社会的or人間的or倫理的に許されない事柄を除けば「肯定はしないけど否定もしない」のが一番である。ワタクシはソレさえ出来ていれば、たとえ相手がコスプレイヤーであろうが同人作家であろうがフィギュアコレクターであろうが気にしない。ただ、周りを見て考える事が出来て、相手の思想や哲学に理解と寛容を持てればそれでOKである。が、悲しい事に現実は上手く行かんモンである。大概は「同じ趣味」だけで集まって、薄っぺらい世間話に花を咲かせて、何の肉体的/精神的刺激を得る事無く終わる。我が"友人"【DEVILOCK君】の気持ちが分からんでもない今日この頃であった。