アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NOVEMBER-COMING-FIRE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「中才は肩書きによって現れ、大才は肩書きを邪魔にし、小才は肩書きを汚す」

By ジョージ・バーナード・ショー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ワタクシはスバヲタが大嫌いである。初っ端から重大発表でアレなのだが(笑)勘の良いロンマニアの方ならとっくに気付いているであろうし、今更隠す事でもないと思われるので発表することにした。無論、ワタクシはスバルというメーカーは好きだし、スバルが作ったクルマも好きである。GDBに乗ってた日々を否定する気なんぞ毛頭無いし、尊敬に値するスバリストの方も多く知っている。ワタクシが嫌っているのはスバヲタ、狂信的にスバル車を賞賛していてスバル車の話しかしない&出来ない、水平対向エンジンの優秀性を妄信する余り他メーカーのクルマを見下す割にポルシェの話は華麗にスルーする(爆)スバヲタの中でしか通用しない常識を振りかざして自分達の殻の中で固まっている、コンプレックスの塊のような閉鎖的で排他的な連中の事である。ワタクシはGDB乗ってた事を恥じるつもりはないが、スバヲタだったことに関しては恥じていたりする(核爆)


 ワタクシもそうだったから偉そうな事は言えんが(笑)一度殻から出て改めてスバヲタの話を聞いてみると、コレがまた酷かったりする(-_-;)雑誌やネットで得ただけのウンチクを、恰も自分の手足で集めてきたように語る。2時間ファミレスで話をしていても、お互いにテメェの愛車についてしか語らない。単なるカタログスペック上の知識でしか他車のクルマを評価できず、とどのつまりは「スバル車マンセー」でお終い。数年前のワタクシはよくこんな話を延々と出来たのかと、自分で自分が怖くなるほどである(爆)んでもって"二代目・トリックマスター"を選ぶ時の基準は、実は「R35>>CZ4A>>>越えられない壁>>>GRB」だった事も付け加えておこう。


 何ちゅーか、コレはスバルだけの話でなく他のメーカーのオタクでもそうだし、果てはクルマ以外の趣味でも同じ事が言えるのであるが、ワタクシの知る限りスバヲタは特にその傾向が強いからである。すなわち"ネ申"になりたいという願望である。リアル世界でジミ・ヘンドリックスマイケル・ジョーダンアイルトン・セナみたいな"ネ申"的存在なろうと思ったら、ソレこそ実力だけじゃダメなのは言うまでもない。死ぬほど努力しなきゃならないのは勿論の事、時代に望まれ人々に愛され、全ての要素が相互作用を発揮して初めて"ネ申"になれる。ジミヘンやジョーダンやセナより実力があるor実績も数多く残していても"ネ申"になれなかったヤツが如何に多いかは語るまでもない。


 が、アマチュア的な趣味の世界だと、ソコ等辺の運頼り&世界頼り的な部分が殆どない。良い意味でも悪い意味でも、その分野にどれだけ手間&ヒマ&カネを注ぎ込んだかで、注ぎ込んだ量に比例して"ネ申"に近づける→単純に努力を続ければ誰でも"ネ申"になれるっちゅー話である。特にnの絶対数が少なくコミュニティー同士の距離が近い場合なんかは、その傾向が顕著になる。そーやって"ネ申"になったヤツはあっという間に回りに名を知られて賞賛され、ソレがまた別のヤツに"ネ申"になりたいという願望を植えつける。今じゃインターネットが普及している分、伝達速度は飛躍的高まったとも言えよう。ンでもって、リアル世界同様「賞賛」「羨望」ってヤツは麻薬である。結果"ネ申"になったヤツも、そうでないヤツも、益々先鋭化してゆくワケである。


 が、ココで単に「賞賛」「羨望」だけで済めば、コレほどまでに住み易い世界はなかったであろうし、ヘタしたらワタクシは未だにスバヲタだったかも知れない(笑)実際にはリアル世界同様に「賞賛」「羨望」の裏側には「嫉妬」「侮蔑」が含まれてるモンであり、フツーにやってる分には問題ないが、何か起こるとソレが噴出してくるのである。特にnの絶対数が少なくコミュニティー同士の距離が近い閉鎖的な環境においては、ソレが歪んだ形で具現化してきたりするのである。また、そーゆー環境の中ではムラ社会的排他的な環境が生まれてきやすく、リアル社会では当然のルールを主張しても受け入れられないどころかハブられることもザラ。コレの一番怖いトコは「コミュニティーの中の誰もがソレを疑わない。疑っても声には出せない」って点である。


 そう、ワタクシはスバルやインプが嫌いなんじゃなくて、こーゆースバヲタ連中が作る閉鎖的で排他的、小さくて滑稽なコミュニティーが大嫌いなのである。今となっては「そんなん気にしないで、我が道を行けば良いじゃん」でお終いなのであるが、GDB末期の頃は弄り過ぎてクルマのセッティングがドツボにハマった事と、6万5千キロ乗ってそろそろガタが出始めたのと、インプに乗ってると上記スバヲタと同じ穴のムジナに見られる&こっちから何もしなくてもスバヲタに絡まれるっちゅー思いと、サーキットでクラッシュした事が悪いタイミングで相互作用を発揮してしまい(笑)デカい声では言えないが、ソレに加え更にスバヲタ絡みで色々あって、一時期インプに乗ることが心底イヤになってたからである。


 もっと突っ込んだ事を言えば、スバヲタ連中に対して以上に、ソレをまざまざと意識してしまったワタクシ自身に嫌気がしていたというのが正解であろうか。今"二代目・トリックマスター"を得て、あの時よりも大分落ち着いた今となっては、昔のややこしい連中に何言われたって・・・

              ∩___∩
            /  ノ   \  ヽ
            | ●    ● |   GT−Rとインプじゃ立つ土俵が違うだろ常考
          彡   (_●_)    ミ
           /、   |∪|    ,\   この鮭の切り身やるから落ち着けや
          /.|     ヽノ    | ヽ
       ,,/-―ー-、, --、   .|_,|
    r-、,'''";;:;;:;::;;;;:;;::;:;:;;::;:;`'- /_,l,,__ )
   |,,ノ;;:;r'" ̄ ゙̄^"`Y'-、;;;::;:;::;:;:;:;::;:|
    .ヽ,′       ;   `"";;;;;⌒゙')
     ´`゙'''''''''''‐-‐'"`‐-‐'"゛  `゙´
              |  .‖ /
            ("___|_`つ

・・・でお終いなのだが(笑)こーゆー風に時々思い出して自己嫌悪に陥ること自体、ワタクシもまだまだ修行が足りない証であろう。動かざる事山の如しではないが、もう少しドカッとした心構えが欲しい今日この頃であった。