アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

INITIUM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「オタクには親切にしよう。彼らの下で働く可能性が高い」

By ビル・ゲイツ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 成程、何を根拠に「R35は何処の国にも似ていない、日本ならではのデザイン」って言われている理由&外国でもソレ也にウケている理由が分かった希ガス。ロボットである。R35はデザイン以外にも各所においてロボット的な雰囲気が全身から漂ってきていて、ソレが「日本ならではのデザイン」って捉えられているっぽいのである。イギリスの記者曰く「R35がバックミラーから迫ってくると、まるでジャイガンター(鉄人28号の海外での名称)が飛んできたようだ」だそうである(笑)日本人のイメージが「七人の侍」の三船敏郎に見られるようなサムライのソレから、何時の間にか「ヒーローズ」のヒロ・ナカムラに見られるオタクに取って代わったように(爆)ある意味アニメやマンガを連想させるデザイン路線はいけるんじゃないかとも思うのである。


 ちゅーのも、ロボット物アニメの創世記を知ってる世代は、今じゃもう社会の中枢を担ってる世代→そーゆー人達がデザイン部門の中心に立って、自分達が「カッコ良い」って思ったデザインを描くとき、意識的/無意識的に子供の頃見たロボットやスーパーヒーローが浮かんできても不思議ではない。特にハイテクの最先端ともいえるスポーツカーの開発に、その影響が少なからず出てきてもしゃーない希ガス。ンで、気が付いたらガンダムも既に30年、何時の間にか【お台場に実物大ガンダム】なるものが作られていたりする:

実はワタクシ、オタク属性は数多くあれど(笑)ガンダムについては皆無だったりする(^_^;)ソレでもコレだけは正直に「カコ(・∀・)イイ!!」としか言い様がない。極端な話、たとえガンダムを知らなくっても、コレが実に良くできたシロモンだということが容易に分かる。何ちゅーか、製作側の並々ならぬガンダムへの愛と徹底的なこだわりが垣間見えるからである:

古人曰く「ナントカは細部に宿る」というが、ソレをありありと感じる作り込みである(^_^;)塗装もオモチャ感が一切感じられず、細部に至るまでシッカリ再現されているのが良くお分かりかと思う。昔ガキの頃超合金ロボットを手にとって「コレが実物大ならなぁ〜(^▽^)」って空想してたロンマニアの方も少なくないと思われるが(笑)上の写真の作業員のおっちゃんと対比させると、改めてその大きさと造型の緻密さに頭が下がる想いである(;^_^A)当初「あの白い落書きみたいなの何だ?」って不思議に思っていたのであるが、拡大してみて更にビックリ:

何と、こんな細かいトコまでマーキングされていたりする。比較的低い位置にあるのなら理解できるが、恐らく見る人&見える人が殆どいないような部分に至るまで、こーゆー恐ろしく細かいアクセントを付け加えているのである。何ちゅーか、凄く日本的な光景だとワタクシは思う(笑&マジ話)こーゆーロボットアニメ文化が30年続くのも、ココまで緻密な設計が生み出されるに至る深さと、実物大ロボットを作れる&許容する文化度。どれを取っても日本という土壌でしか生まれないからである。ワタクシが望むに、出来ればその深さの1/10でもいいからモータースポーツにも振り分けて欲しいのであるが(爆)


 多分(てゆーか、ほぼ確実に^_^;)お台場は混むであろうが、ソレでもちょっとばっかし観に行きたいモンである。因みにコレの動画があったりするので参照なまでに:

こーすると断然、次は何を作るかが楽しみになってくるワケである・・・っと、ココでタンマ!m9( ・∀・)モニター前の貴方が何を考えていたかで、ワタクシが採点して差し上げよう:

とまぁ、無いモン強請りはこれ位にしといてと(笑)某総理が国のカネでマンガ喫茶を作るとか作らないとかで揉めてるらしいのであるが、ワタクシは強ち間違った方向性だとは思っていなかったりする(爆)日本はそもそも国土にも天然資源にも恵まれていない国であるからして、何時までも工業だけじゃやって行けないワケである。日本で唯一資源に出来るのは「ヒト」だけであり、ヒトが持つ資源っちゅーのは、他ならぬソフトウェアの技術であり、日本がその中で特にアニメとマンガで図抜けているのは自他共に認める事実なのであるからして、ソレを国を挙げて有効利用しない手はないっちゅー話・・・が現実になる前に、ワタクシがジジイになる方が早い希ガス今日この頃であった。