アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BELIEVE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「知識も大切だが、知恵をもっと出せ。知識は比較的簡単に手に入るが、知恵は大きな努力と体験がないとなかなか手に入らない」

By 安藤百福


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


みんカラの功罪

 いきなりなサブタイでアレであるが(笑)まずは先日ネタにした某プリウスオーナーと埼玉の某トヨタディーラーとのイザコザについての続報である。先日も述べたと思うが流石に直リンは拙いので、気になるロンマニアの方はキーワードでググるなりして探して欲しいのである。その後は想像付くであろうと思うが、トヨタ本社が満を持して登場。保証などについて現在交渉中の模様である。因みに数多くの社内外パーツなんかの持ち込み&取り付け依頼に関しては、依然「原則持ち込みNGなんて知らなかった」「自分はクルマ弄りは初めて」「ディーラーに聞いたらOKだったから託した」という"無知は無罪"路線は依然崩さないままである。


 何ちゅーか、ワタクシにはこのオーナーが何を考えてあの夥しい数のパーツを納車前に取り付け依頼したのかが容易に想像付く。こういう言い方はアレだが、典型的な「みんカラ中毒」である。このプリウスオーナーの場合だと:

プリウスの契約書にハンコ押す

ネタ探しをキッカケにみんカラ始める

友達が増え、コミュニティーが出来始める

流れで「納車オフしよう♪♪v(⌒o⌒)v♪♪」って話になる

基本的にみんカラやるヤツってのは、多かれ少なかれ自己顕示欲と虚栄心を持っている(笑)

当然「納車オフで一発ブレイクして、自分の存在感をアピールしたいっ(≧▽≦)」って考える

ところがプリウスってクルマは車格も大した事無く、しかもオーナー数も多くて目立ちにくい

( ゚Д゚)マズー

それならば、チューニングで差をつければいい

幸い担当に相談したら「社外OKっス」と言ってくれた

コレならば納車オフで最高のデビューが飾れる( ̄▽ ̄)V

(゚д゚)ウマー

・・・って感じであろう(笑)この人に限ったことではないが、こーゆーみんカラ中毒者の話はハッキリ言って全然面白くない。何ちゅーか、もう文章全体から「カッコ良い私を見て見て(〃▽〃)」ってオーラが漂ってくるのである(爆)そーゆー場合はクルマだけはジックリ見ても、そのオーナーだけは徹底的にシカトするのがワタクシのジャスティス(核爆)


*クルマと自己顕示欲

 こういう言い方は誤解されやすいのでアレであるが、やっぱ高くて良いクルマ乗ってる人にはこーゆーのは少ないと思うのである。よーするに、そのクルマに乗ってる事自体が既に「数少ない特別な勝ち組」である証なのであるから、もうその時点で自己顕示欲は満たされてるって話である。あるいは明確な理由を持って一般的なクルマを選んで乗る人。こーゆー人は自己顕示欲が殆どないって話である。こーゆー人達のチューニング話やクルマ話は読んでいて楽しい。何ちゅーか、フツーの会話と一緒で「自分のネタで皆を楽しませたい」って気持ちが伝わってくるし、こっちの話も聞いてくれるから楽しいのである。


 だがスバヲタ、テメーはダメだ(笑)みんカラで車種別にみると、インプ乗りが10500人、レガシィ乗りが15000人。如何にこの2車種乗りの自己顕示欲が強いかがお分かり頂けるであろう(爆)スバヲタ的には「自分はクルマを分かってるからスバル車に乗ってる、自分は特別だ<( ̄^ ̄)>」って信念の元インプやレガシィに乗るのであるが、いかんぜん双方とも500諭吉以下で買えるクルマ→つまり「フツーに生活してれば誰でも買えちゃう、所謂毛の生えたフツーのクルマ」の範疇から出られないのであり、ソレがスバヲタの抱える大きなジレンマの一つなのである。


 スバヲタのブログなんかみると「走りだけならBMW並み」だとか「ボクスターぐらいならポルシェと良い勝負できる」ってコンプレックス丸出しの記事が結構多いのである(笑)そう、ソコでチューニングやパーツの出番なのである。弄ることによって性能を高めれば同じ車種に乗ってる「数多い一般庶民」から一頭抜け出せるし、公道やサーキットなんかで高級外車などをちきってやれば「自分は安いクルマ&適切なチューニングで勝てた。あんな高いだけの高級外車にカネ出すヤツはアホだ」って下克上に浸ることも出来る(爆)何ちゅーか、シャシーとエンジンと駆動系以外を全部社外品に取り換えた上で「スバル最高(≧▽≦)」って言われても、ソレに全然説得力を感じないのはワタクシだけであろうか(核爆)


*エゴイズムと自己顕示欲

 察しの良いロンマニアの方なら今日は何のネタだかお分かりになると思うが。勿論【11年モデルが発表されたR35について】である。内容はワタクシが以前入手したリーク情報と殆ど同じなので、敢えて細かい説明はパスである。やっぱワタクシ的に一番ビックリしたのがエンジンである。最大出力が530馬力/6400rpmで、最大トルクが62.5kgm/3200−6000rpm。こんだけのパワーが出るのにも関わらず四つ星マークの環境性能であり、燃費は逆に8.5km/Lと逆にアップ。当然今まで通り5年&10万キロの保証つき。オーナーとしての贔屓でも何でもなく、コレだけのエンジンを作ったGT−Rスタッフの技術力は大したモンだと思うのである。ニュルのタイムは暫定7分24秒22だそうであるが、海外ソースだとホントにコンディションさえ良ければ7分20秒台いけるらしいから、今回は公式タイムを出さなかったとか。


 あとは噂の【R35エゴイスト】である。何ちゅーか、ワタクシはどんなヤツがコレを買いたがるのかが何となく分かった希ガスのである。みんカラやってるかどうかは別として(笑)カネ持ってる自己顕示欲の強いヤツである。多分コレを買うようなヤツは、R35登場時に当初ターゲットにしていた「年収5000諭吉以上の富裕層」である。そーゆーヤツにとって一番大事なのは「他人とは違う特別なクルマに乗っている」って事である。フツーの考え方だと「あの内装を本皮化して誰得なんだ?」と思うであろうが、余裕でカネが出せる人にとっては自己顕示欲ってコストパフォーマンスよりも価値が高いのである(爆)


 簡単な話である。スポーツカーに乗るということ自体が既に巨大な自己顕示なのである(笑)例えばの話である、例えばロンマニアの皆様がR35の標準モデルを買ったと想定して、その時に「エゴイストと同じような内外装カスタム&その後のメンテナンスも標準モデルと同じ価格ででやってあげますよ」と言われたら、皆様は敢えて「いや、標準のままでいい」と言うであろうか。残念ながらワタクシは「ノー」である(爆)ワタクシも言わずと知れた自己顕示欲の塊である。カネに余裕があったら勿論そうする。そうしないでコストパフォーマンスを考えてしまうのは、ワタクシにカネがないからに他ならない(核爆)コストパフォーマンスの裏には嫉妬が潜んでる。そう思ってしまう今日この頃であった。