アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ORCHID

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自分で引き寄せる出来事に偶然はないのだ。たとえそれが不愉快でも学ぶ必要はある。問題を直視するべきだ」

By リチャード・バック


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*FB20エンジン試乗記

 知人の家へ遊びに行ったとき、偶然にも【新型フォレスター】に乗る機会に恵まれたのである。その知人はワタクシがクルマ好き&元スバヲタだということを知っていたため(笑)ワタクシの「ちょっとでいいから運転させてプリーズ+(0゚・∀・)+エンジン上まで回すかも知れないけどソコは愛嬌」というお願いも聞いてもらえたワケである(爆)さて、噂の【新世代ボクサーエンジン】の実力は如何程にって話である。何せスバルの社運をかけた新型エンジン→当然クルマ好きに訴えるモンがあるはずなのであるから、元スバヲタとして気にならないはずはないのである。


 が、その想いは5分であえなく撃沈した事を伝えておこう(笑&苦笑)確かに従来の水平対向エンジンの泣きドコである低速トルクは大幅に改善されている。が、長所はソレだけである(-_-;)3500rpmより上から振動が出てきて気持ちよく回らない&トルクがスカスカなのである。確かに街乗りだけなら3500rpmから上は滅多に使わない→ソコまで回れば十分なのは分かるが、ソレだったら別にフォレスターを買う必要なんぞ無いって話である。水平対向エンジンと左右対称AWDの恩恵?ンなモン、豪雪地帯ぐらいでしかその恩恵には預かれないだろうし、でもって日本の9割以上は非豪雪地帯。つまり、そーゆー事である。


 何ちゅーか、スバル車の魅力って「日常の中の非日常」じゃなかったのかなと思うのである。スバル車は基本的に日常的な下駄クルマなのである、その日常の中に「上まで気持ちよく回るエンジン」だとか「シッカリした足回り」だとか「カックンじゃなく踏力に正比例したブレーキ」だとかがあって、ソレが運転を楽しくしてたんじゃないかと思うのである。なのにワタクシが新型乗って感じたのは「水平対向エンジン積んだトヨタ車」なのである。大きな居住区間?トップクラスの燃費?求めやすい価格帯?日常での使い勝手?何処も同じ事やってて市場が完璧に飽和してるのに、何でスバルがソレに参加しなけりゃならないんだって話である┐( ̄ヘ ̄)┌


*志は高く、座面は低く

 さて、本題に戻るとしよう。作業のためにノルドリンクさんに預けていた我が”トリックマスター”であるが、ようやく作業を終えて帰ってきたのである。まずはコレが加工前のシートである:

加工前の問題点を説明すると、座高が高すぎて頭と天井の隙間に余裕が無かったのである。ヘルメットかぶらない状態でベストなドラポジを取ると、天井との隙間が指2本分しかないのである。街乗りやワインディングならまだ良いが、コレがサーキットになると話は別。サーキットじゃヘルメット装着が義務付けられている→ヘルメットかぶったらベストなドラポジで座れなくなってしまうのである(^_^;)というワケで・・・

・・・この様に加工したのである。ハイ?( ・◇・)違いが全くわからないぞ、でしょうか?大丈夫、ワタクシだって意識して見なきゃ全然分からんのであるから(笑)分かりやすく言うと、座面のクッションと背もたれの腰部のクッションに加工を加え、腰がスポンと包み込まれるようにしてあるのである。


 よーするに、ただ座面が下がっただけじゃなく、シートそのもののホールド感がアップしてるのである。スポーツ走行向けのドラポジ(背もたれを倒し、足を上げるようにする)と、身体の一番重たい部分がシートにスッポリとハマる形になるのである。ケツと腰がドライビング中に安定する事の安心感は、クルマ属性のあるロンマニアの方ならご存知であろう。ただ【みんカラの方の整備手帳】にも書いた通りであるが、コレは非売品&ワタクシだけのワンオフなので、コレ以上の詳細は語れない&ショップに問い合わせてもNGなので、ソコんトコご了承願いたいのである<(_ _)>まぁ一言で表すなら、ワタクシのカリスマ性ゆえに許された特権といったトコであろうか(笑)


*ブレーキパッド受難の巻

 さて、もう一つ作業があったのを忘れるトコであった。限界を迎えていたブレーキローターであるが、よーやく交換したのである:

詳しくは【みんカラの方の整備手帳】にも示してあるが、実は11年モデル以降は純正ローターが従来の380mmから390mmへとサイズアップしてるのである、当然、半径が違うから従来のキャリパーとハブでは装着できないため、その加工を行ったワケである:

直径が10mm増えた→半径が5mm増えたのに合わせて、ハブとキャリパーの間に5mmのシムをかましておくのである。当然、半径が増えると湾曲率も上がるから・・・

キャリパーの裏側を少々削るのである。コレで無事390mmローターが装着できるのである。が、一難去ってまた一難・・・


再度フロントのバッドが凄い事になってしまってるのである(^_^;)

当然再利用なんかできるはずもなく、更に7.5諭吉の追加出費を行いブレーキパッドまで交換してしまったワケである(´;ω;`)

比較なまでに、殆ど傷ついていない&全く減ってないリアのパッドとローター。流石にコレはシャレにならない事態である( ̄〜 ̄;)こんなのが続いたら、サーキットへ1〜2回行く度にパッドを交換しなきゃならなくなるからである。でもって、こんな風にフロントだけ異様に磨耗する症例は、他のR35オーナーでは聞かない話である。この先、まだまだ話が続くのであるが、流石に面倒くさいので後日にしたい今日この頃であった。