アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BRIGHTER THAN A THOUSAND SUNS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自我狂」

By 坂本龍馬


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて、サバゲーと走行会で心身ともにバテている我が"友人"【DEVILOCK君】に変わって、ワタクシが変わりに話すとしよう。何がそこまで"彼"を奮い立たせるのか、何故"彼"がタイムや走りにこだわったのか、何故"彼"は心から楽しめなかったのかetcについてである。"now loading...."状態から読み込みが終わったところだったのであるが肝心の"彼"はグロッギー状態である。幾分、画像が表示されていなかったり文字化けしている箇所も見られると思うのであるが、そこはご容赦の程を(笑)


 ロンマニアの皆様はご存知(?)の通り、【DEVILOCK君】は「そこまでやるかっ」って言うぐらい律儀なヤツである。年齢、性別、国籍、運転歴、ドラテクの大小を問わず、全ての人に"様"を付けて敬語で接する。レスは1日以上開けた事は殆ど無いし、どんなチンプンカンプンな問いに対しても誠意を持って返信する。よっぽどの事がない限り他者を非難したり批判したりしないし、自分の過ちに対してはどんな些細な事でも謝罪のブログをアップする。オフ会でも必ず名刺を手渡しして、決して人の前を歩かないし、他人のアドバイスに対しては常に素直に耳を傾ける。ワタクシが言うのも何だが、ガッシガッチの堅物である上に底なしのアホ(笑)付き合うみんカラ友達もさぞ混乱する事であろう(爆)


 で、彼のこうした極端なまでの律儀な行動は、裏を返せば「それらに相反するものに対する強烈なアンチテーゼ」と取る事も可能なのではとワタクシは思うのである。"彼"は決して自分のブログでは書かないが、"彼"は無知、無勉強、無礼、無分別、無関心を心底嫌っているが、それを場の空気を乱す事無く表現する術を"彼"は知らない。【防衛機制】における反動形成ではないが、"彼"は自らその正反対の行動を突き詰めて取る事により、上記の不満要素に対する反発感を表現しようと思っているのではないであろうかと思うのである。ただ集まってクルマと関係無い事を延々と駄弁るよりも1人でドラテクの研究をしたり、周りが皆タメ口で話している中自分だけ丁寧語を使ったり、他人には関心を持たず延々と自分の事ばかり話中で他人のやり方や方法を褒めてあげたりetc・・・などである。


 で、"彼"が今回走行会を楽しめなかった理由の一つには、間違い無くこうした"彼"自身のバックボーンを揺るがすような事があったのだろうと思うのである。【DEVILOCK君】は言葉じゃなくて、行動や生きる姿勢でそれを表現したかったのであろう。で、今回の走行会のタイムはその表現法の一つであるとワタクシは考えるのである。で、その実践の場において思うような結果を出せなかった事が"彼"の苦悩の原因の一つであろう。よく「全力を尽くせば負けても悔い無し」というがあれはウソである。ワタクシが部活をやっていた経験上、全力はおろか200%の力を出したとしても負ければ悔しいのである。それが100%以下しか出せなかったと言われれば尚更であろう。


 勿論、こんな事やっても報われる可能性は限りなく低いのは"彼"自身良く分かっている事である。21年前にアメリカのスーパースター達が集まってアフリカの飢餓と貧困を救うために「ウィ・アー・ザ・ワールド」を歌ってもアフリカ情勢は何一つ変わらなかったのと同様である。んで、スーパースターどころかただの一般人でしか無い【DEVILOCK君】に何が出来るかと問われたら、答えは「何も出来ない」であろう。で、「何も出来ない」から「何もやらない」のかと問われたら、"彼"は間違い無くこう答えるであろう、「ノー」と。


 【DEVILOCK君】はワタクシにこう言ったのである「マザー・テレサキング牧師チェ・ゲバラ。一人で世界史を塗り替えた人は沢山いますよドクター。勿論、小生はアタマ悪いオタクですから、上記偉人達の足元にすら及ばないでしょうねぇ。小生が何かを成し遂げられる可能性は恐らく1/∞でしょうね。でも、何もしなかったら"1"が"0"になってしまいますからねぇ、ハイ。まぁ、テキトーにやっていくとしますよ。それにドクター同様、小生は文章書くの嫌いじゃないですしねぇ」という事である。「3度のメシやセxXスよりも音楽が好きなら、40過ぎても全然ミュージシャンになれる」とは"師匠"のお言葉である。ブロクよりも3度のメシが好きなワタクシや【DEVILOCK君】(笑)に果たして何が出来るのかと思ってしまう事と、数学の定義上では分母が「∞」の場合0とみなされる事についてツッコミ入れることを忘れた今日この頃であった。