アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MARCH OR DIE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人間には不幸か、貧乏か、勇気が必要だ。でないと人間はすぐに思い上がる」

By イワン・セルゲーヴィチ・ツルゲーネフ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 タイヤである。今のタイヤ【ポテンザRE-01R】に変えてから走行する事2万5千キロ、その間サーキット走行2回。そろそろ交換か・・・と思ったら山が思いっきり残っているのである。前回のサーキット走行で25分×2回分走って、その間思いっきりスキール音をさせていたから「そろそろ天寿を全うか・・・」と思ってスリップサイン見たらまだ余裕で6〜7mmもあった。ショップ曰く「タイヤ屋泣かせのRE-01R」とは良く言ったモンである。まぁ、路面μが公道と比べ低いサーキットでしかヤンチャな走りはしていないから、極端な減り方をしていないのであろう。これが峠とかだったら公道=路面μが高めという事もあり、タイヤの磨耗がもっと早かったと思うのだが。


 正直な話、減っていて欲しかったのである(笑)目的は【ポテンザRE-01R】と純正タイヤである【ポテンザRE070】を比較したかったからである。RE070トレッド面を見れば分かるロンマニアの方なら分かると思うのであるが、よーするにラジアルタイヤとSタイヤを足して2で割った感じのタイヤである。RE-01Rよりもっとグリップが欲しいけど、かと言って街乗りを考えるとSタイヤはしんどい。かと言って2セット用意するためにはタイヤに加え個別にホイールも必要である。と、いうワケでRE070だったのである。


 で、そこんトコ調べるために"友人"【DEVILOCK君】の場所にお邪魔したら、掲示板に「RE-01RとRE070」というスレがあったのでチェックしてみると・・・


最初、フツーにRE-01RとRE070の比較論が始まる

「街乗りでは/サーキットでは/値段を考えると・・・」と議論が活発化

「自分は○×△履いてます、良いですよ〜」と01Rでも070でもないタイヤを挙げるナード君登場。

当然、「空気読め」というレスが返ってくる

意見(=自分のアイデンティティー)を否定されたナード君マジギレ。

止せば良いのに、反論するヤツ登場

ナード君、益々感情的になって暴言吐きまくる

反論したヤツも感情的になって、それ以上の暴言を吐く

完全な水掛け論になって、01Rも070もへったくれも無くなる

「見なきゃよかった。。。orz」と後悔するワタクシ(笑)


何て言うか、バーチャルの方々は何故この様な時間のムダ以外の何者でもない言い合いに終始するのであろうか。まぁ、ワタクシもやった事あるから人の事は言えないが(笑)ワタクシはバーチャルでの言い争いはもう懲り懲りだし、どーしても言いたい事があるんだったらライヴで互いのツラ突き合わせた上でやる。まぁ、言い争わないに越した事は無いのであるが。


 気分を害してしまったので(笑)本屋で買ってきたコレでも読むとしよう:

灼眼のシャナ〈3〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈3〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈4〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈4〉 (電撃文庫)

4巻まで読んだ感想は「文章の書き方がビックリするぐらい上手い」という事である。ストーリーは良くあるツンデレ系空想アクション物語(笑)で、目新しさはそれほど無いと思うのだが、それを演出する文章の書き方が抜群に上手いのである。難しい単語や若者言葉を上手くブレンドさせて、文章の脈絡を綺麗な曲線に仕立て上げ、ギャグシーン→シリアスシーン→戦闘シーン→ツンデレシーンと(笑)まるでシューマッハアロンソの走りのようにスムーズなのである。


 あと、この作品の作者(高橋弥七郎)に限らず、ワタクシが「面白い」と思うラノベ作家全体に言える事なのであるが。皆物凄い質&量の知識を持っている。手塚治虫の言葉に「マンガしか読んでいない人のマンガは面白くない」とあるが、正にその通りである。例えるならサッカー日本代表の選手はたった1試合出場するために、何十試合というJリーグの公式試合に出て活躍する事で日本代表の監督にアピールするのである。更に言えば「何十試合というJリーグの公式試合に出られる」ようになるためには、それこそ幼少時代からの気が遠くなるような練習を積み重ねがあるのと一緒である。面白い文章を書く人というのは、きっとワタクシが想像すら付かない量の書物を吸収しているのであろうと思うのである。


 というワケで、ヘタレでスマンのだがワタクシはやはり安定して食える医者の道を進むとしよう(笑)前回も言ったと思うのだが、ワタクシには「3度のメシやセxXスよりも文章を書くのが好き」とか「泥水啜っても憧れのラノベ作家になるんだ」とか言う硬い決心が全く無い(爆)現に、文章を書くのも全然ダメである。話し始めが【ポテンザRE-01R】の磨耗についてだったのが、何時の間にか「灼眼のシャナ」に変わって、しかもソコから更に話が跳んでしまうのであるから、壮大な物語を書くのは夢また夢だと痛感させられる今日この頃であった。