アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BASTARDS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ」

By フローレンス・ナイチンゲール


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 久しぶりに本格的な風邪である。発熱や倦怠感こそ無いものの、咳が中々止まらない。どうやら「ナントカは風邪引かない」という話はウソだったようである(笑)やっぱり、冬はどーしても好きになれそうにないのである。これが日本海側とか北日本地方だったらウィンタースポーツでも楽しめたかも知れないのであるが、そこんトコ関東圏の冬は実に無粋である。ただ寒いだけで、ちっとも楽しくないのである。昔に北海道や新潟で見たような粋な雪景色など関東では見た事無いし、ましてやウィンタースポーツなんてもってのほか。寒くてサバゲー出来ないは、路面μが落ちるからモータースポーツも楽しめないは、風邪を引きやすくなるはで良い事が殆ど無い(爆)早いトコ春になって欲しいモンである。


 思いっきり話は変わって、ワタクシは最近「頑張れ」という言葉が嫌いになってしまったのである。言うのもイヤだし、言われるのもイヤだし、他人が他人に言っている所を見るのもイヤである。んで、理由は3つほどあったりする。1つ目は「そう言われたからといって何の役にも立たないから」であり。2つ目は「その事について何も知らなくても言える」という事である。よーするにホントに励ましの言葉をかけてあげるためには、相手の事と問題についての知識や理解が必要だと思うのである。ところが「頑張れ」という言葉は理解や知識が無くても容易にかけられる。ある意味発言の責任を問われない一言であるが、裏を返せば無責任な一言でもあるのである。


 で、3つ目のコレが最大の理由で「"頑張れ"という言葉は、遠回しに"お前は頑張っていない"と言っているのと同様であるから」である。よっぽどどうしようもないヤツでない限り、言われるまでも無く頑張っているのである。それに対して「頑張れ」という事は、その人を余計に追い詰めるだけで言い事など無いとワタクシは思うのである。そもそも「努力」とか「精進」とか「忍耐」とかいう項目が脳ミソの辞書から落丁しているヤツに対しては、マトモに人を見る目を持った人ならそもそも言葉すらかけない。つまり、ワタクシ的には「頑張れ」とか言っているヤツは「言われる相手の事を何も分かっていないか関心が無いかのどちらかであり、世間体を保つためとりあえずリップサービスで言っているだけ」って穿った見方をしてしまうのである。


 まぁ、ワタクシは「自分の意見や見解が絶対正しい」と言う気は毛頭無いし、この上記の考え方すら再考の余地がまだまだあるのではないかと思うのである。ワタクシは"師匠"ほど嗅覚や聴覚が鋭くないから、初顔合わせの相手の性格を話し方や仕草で見分ける技術にはまだ全然劣っているのであるが、それでも頑張っていないヤツとは付き合わないようにしているつもりである。そういう人に「頑張れ」と言うのは無礼な事であると考えてしまいがちなのである。思いっきり余談であるが、"師匠"はそこんトコ異常に鋭く、1回〜2回の顔合わせで相手がどんな人間かが大概分かるらしいのである。時々「○×ヤバいね〜」ってワタクシに忠告してくださる事があるのであるが、殆ど外れた事が無い。もっとも、ワタクシが鈍過ぎるというのもあるのだが(笑)


 嗅覚や聴覚、これも今年中に克服したいテーマの1つである。どーもここ数年、仕事でも趣味でもプライベートでもアタマの切れる人や人間的に素晴らしい人を見出す事が出来ずにいるのである。それどころか「良い感じで話が進んだな〜コイツとなら良い友達になれそうだ(^▽^)」と思ったら、ソイツが実はとんでもないヤツだったなんて言うのも1度や2度ではない(苦笑)いい加減、本格的に人を見分ける技術を身に付けたいモンである。"師匠"がそうされているように、ワタクシもアタマが抜群に切れる友人を積極的に見つけられるようにしたいモンである。ついでに言えば、その「アタマが抜群に切れる友人」が異性で、しかもボクっ娘メガネっ娘ツンデレ娘と萌え属性を兼ね備えていればこれ以上のモノはないとムダな空想に耽る今日この頃であった。