アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ELEGY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「感覚は、何かがあることを教えてくれる。それはその物が何であるのかは伝えないし、その物にまつわる他のことを伝えてもくれない。ただ何かがあることのみを知らせるのである」

By カール・グスタフユング


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


ブリヂストンは終わコン?

 ブリヂストンといえば知る人ぞ知る世界最大のタイヤメーカーであり、街乗りクルマからF1に至るまで、その実績はワタクシごときが語るまでもないほど有名である。その中でもポテンザは走り系のクルマには欠かせないアイテムの一つであ・・・ったのである(笑)少なくともワタクシがGDB乗ってた頃はGDBの純正タイヤがポテンザRE070だったし、社外ラジアルタイヤも【ポテンザRE-01R】と【ネオバAD07】で人気を二分してたモンである。ところが今やラジアルタイヤは【ネオバAD08】か【ディレッツァZ1SS】の天下となっており、何時の間にか【ポテンザRE-11】は片隅に追いやられている有様である(^_^;)


 ンでもって、我等(?)がR35においても同様である。07年&08年モデル時は【ポテンザRE070R】が上位タイヤであり【ダンロップSP SPORT 600 DSST CTT】が下位タイヤという設定だったのであるが。コレが09年&10年モデル時には立場が逆転してしまったのである(^_^;)ンでもって、ビッグマイナーチェンジを経て11年モデルになった時、純正はダンロップの新型タイヤである【SP SPORT MAXX GT 600 DSST CTT】の一種類だけとなり、あの天下のブリヂストンが遂に姿を消してしまったのである(;^_^A)慢心、環境の違いなどが色々あるのかも知れないが(笑)ワタクシも遂にブリヂストンを卒業する時が来たのである。


*入手ルートとロット

 というワケで、今回よりタイヤをダンロップの【SP SPORT MAXX GT 600 DSST CTT】にバトンタッチした次第である。詳しくは【整備手帳】や【パーツレビュー】にもあるが、大事なことなので二度言おう(笑)今までRE070Rを2.5セット(フロントだけ中古タイヤの3セット目を使用)使用してきて、距離は総計43500キロ。実に良く使ったモンである:

フロントタイヤである。キャンバーを付け過ぎたせいもあり(今は戻している)内減りが凄いのである(^_^;)ソレだけじゃなくて、溝をよく見てみるとグルーブクラックまで出ていたりする。車検があろうが無かろうが、そりゃ交換するっきゃないって話である。


リアタイヤである。2セット目の2万5000キロ。まだまだ使えそうに見えるけど、良く見れば中央が磨耗してるのである(^_^;)にしても、フロントの消耗が激しすぎる&リアの消耗が好きなすぎるのである。よーするに「フロントばっかり使ってる&リアのトラクションが使えていない」って事でもあるのである(´・ω・`)


新タイヤ登場である。サイズは前が255/40ZRF20(97Y)であり、リアが285/35ZRF20(100Y)である。ロットは2010年の52週目ヤツで、Sオーナー曰く2回タイヤのコンパウンドが変わってる(正確に言うと「Sオーナーがタイヤのコンパウンドを2回変えた」だが)の2番目、つまり現行ロットの1つ前のである。たかがコンパウンド、されどコンパウンド。同じ銘柄のタイヤでも、実はこまめにアップデートされていたのである(^_^;)

あとはタイヤ脱着の際にセンサーも交換して、タイヤを組み付けた後にセンサーの登録をすればおk。タイヤが28.5諭吉&センサー代および工賃が6.5諭吉で、費用は合計35諭吉ポッキリである。交換を担当したノルドさん曰く「正規ルートでタイヤを手に入れるメリットは作業の正確さや保証だけじゃなく、最新ロットのタイヤが確実に手に入る事」だそうである。安くタイヤが手に入るカラクリってのは、つまりそーゆー事なのである。


*こんにちはダンロップ

 というワケで、早速ダンロップ新タイヤのインプレと行こう・とは言っても街乗りで軽く流した程度のソレなので、余りアテにしないように頼む。一言で述べると「柔らかくて粘るタイヤ」といったトコであろうか。何ちゅーか、RE070Rは「硬くて跳ねる」感じなのである。アクセル吹かしたりステアリングを急に切ったりすると、RE070Rはタイヤが撓まないのである。タイヤに力を加えると、何ちゅーか「ガツンと地面を蹴り飛ばしてクルマを動かす」って感じなのである。だから轍を拾うとタイヤが撓まない→ステアリングに反動が返ってくるし、一度タイヤが滑ると危なっかしい感じがするのである。


 が、ダンロップはその限りではない。RE070Rと比べるとタイヤが撓むから「タイヤに力を加える→クルマが反応する」までに僅かなタイムラグがあるのであるが、その後は何ちゅーか「地面にシッカリと足を踏みしめてクルマを動かす」って感じなのである。そのせいか多少路面が荒れててもタイヤの撓みである程度吸収するって感じだし、クルマが動き出してもタイヤの粘りがあるから落ち着きがあるのである。更に付け加えると、ロードノイズが減ってるのである。とは言ってもロードインフォメーションが希薄になったワケではなく、むしろビンビンに両手やケツに伝わってくるのである。


 結論としては「ダンロップ(・∀・)イイ!!」というのがワタクシの素直な感想である。自慢ではないが、ワタクシは様々な意味において超絶鈍い(笑)この新タイヤみたいに極僅かでも”間”が開く方が反応しやすいのである。ソレより何よりワタクシは現在”タイヤの挙動を感じ取る”修行の真っ最中なので、ロードインフォメーションは大いに越した事はないのである。特にブレーキングとコーナリングについてはSオーナーからダメ出し喰らったばかりなので(爆)新しいタイヤは勉強に最適である。ホントはこの事についても書きたいのであるが、ネタ切れはイヤなので(核爆)逃げるに限る今日この頃であった。