アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE SLEEPING BEAUTY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「成功が幸せを作るのではなく、幸せが成功を作るのです。今やっていることが好きならば、あなたは成功者となる」

By アーノルド・シュワルツェネッガー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 う〜む、何というカオス(^_^;)交換はまだまだ先なのであるが、どちらにしろ今年いっぱい持つか持たないかなので、タイヤの値段について調べてみたのである。とは言っても、ワタクシにはRE−11だとかAD08だとかZ1SSだとかR1Rとかで悩む事はないので(笑)自ずと純正指定の【ポテンザRE070R】と【ダンロップSP-SPORT600】しか選択肢がなかったりする。しかもビックリした事に、純正以外では255/40ZR20と285/35ZR20というサイズが【ピレリP−ZERO】しかないのである(;^_^A)ちょっとP−ZEROは性能的に「?」な上けっして安くないことと、SP600は性能はダントツでもウェットに弱い&磨耗が早いため、自ずとRE070Rになってしまったりする。


 で、ソコで「RE070R」でググってみたトコ、色んなソースから色んな値段が出てくるのである。因みにNHPCでフツーに買うとタイヤ代39諭吉+工賃7諭吉=合計46諭吉も取られてしまうため。二の足どころか二十、二百の足を踏んでいる状態だったりする(笑)で、その各種ソースからの情報によると:

  • 東京の某タイヤ店:工賃込みで38諭吉
  • 神奈川の某タイヤ店:工賃込みで37諭吉
  • 某セコハン専門店:33諭吉
  • 某オークションA:23諭吉
  • 某オークションB:18諭吉

普段は安物に安易に手を出さず、ゲームやCDやマンガですら絶版モノを除いて必ず新品で買うワタクシであるが、流石にコレだけ値段が違うと考えざるを得ないのである(笑)そりゃそーだ。10諭吉〜20諭吉も余計に節約できたら、そのカネで色んな事が出来るのであるから、当然ちゃ当然である。こーゆ外からの持ち込みや社外でのチューニングに関して、各地方のNHPCで温度差があるのはワタクシ的にはアレである(-_-;)因みにワタクシのNHPCであるが、R35オーナーがワタクシ含め指で数えるぐらいしかいないので、ソコんトコのノウハウは今一つだったりする。


 どーでもいい話であるが、最近エンジンに萌えていたりする(笑)悲しいかなアスペの性、クルマに関する知識やネタを溜め込むのがとにかく楽しいのである。なぜ医学に関する知識を集める事に楽しさを感じないのかは、とりあえず置いておくとしよう(爆)所謂「名車」ってシロモノは必ずと言っていいほど「名機」って呼ばれるエンジンとセットであり、例外は無い。かのエンツォ・フェラーリがクルマの話をすると二言目にはエンジンの話が出てきたり、FOTAの首脳陣がエンジン開発をFIAから凍結されたのに対しキレたのも「クルマはエンジンが最大のキモ」って考えれば頷ける話ではある。で、久々にマジメな本でも買って読もうとしたら・・・

自動車エンジン工学

自動車エンジン工学

日産V型6気筒エンジンの進化

日産V型6気筒エンジンの進化

店を出たときには、何故だかコレが袋の中に入っていたりする(笑)人生に"もしも"は禁物であるが、もしもワタクシが医学の道を歩まなかった&クルマ乗り始めたのが18歳だったとしたら、高い確率で何処ぞの研究機関でエンジン作っていただろうと思うのである(爆)


 で、こーゆーのって調べれば調べるほど色々分かってくるのである。気筒一つ取ってみても、何で一部の超高級車やスーパーカーが重過ぎ&デカ過ぎと分かっていてもV12エンジンに拘るのかとか、何でV10の方がパワーがある&重さも殆ど変わらないにも関わらずV8が好んで使われるかとか、何でV6の技術が進歩しても直6が廃れないのかとか。気筒だけでもコレだけネタがあるのであるから、他のメカニズムは推して知るべしである。こーやって色々調べていると、直4でアレだけ回って馬力が出るエンジン作れるホンダが如何に偉かったかがよ〜〜〜く分かるモンである。直4でリッター125馬力出て9000rpmまで回るエンジンって、実はメチャクチャ芸が細かいからである。


 で、そーやってみて改めて思った事が「やっぱVR38DETTは(・∀・)くちゃくちゃイイ!!」の一言だったりする(笑)以前乗ってたGDBのEJ20よりも良い。どちらも気持ち良く回せるエンジンであるのであるが、VR38DETTEJ20で決定的に違うのが「余裕」である。4気筒2000ccのエンジンをデカいタービン使って1.4kの高ブースト圧かけて回すのと、6気筒3800ccのエンジンを0.75kの低ブースト圧で回すのじゃ全然違う。上まで回した時、EJ20の方が気筒数が少ない分パワーを得るため高回転&高負荷になる→僅かな綻びも大きく現れるのに対し、VR38DETTは排気量&気筒数の分だけ余裕を持ってパワーを得られる→綻びが出にくいからである。


 何故V6でも十分なパワーが出るにも関わらず、海外のスーパースポーツカーがV8以上のエンジンを好んで積むかといったら、こーゆー理由なのである。同じパワーでも余裕を持って出した方がスムーズで気持ち良いだけではなく、綻びも出にくいから安定したハンドリングが得られるっちゅーワケである。よしっ( ノ゚Д゚)ワタクシもV8に乗・・・・りたくても、V8エンジン搭載でワタクシが乗りたいクルマが無かったりする(笑)でもまぁ、こーゆー風に色んなクルマに乗って、色んなエンジンを知るって行為はソレはソレで何気筒であろうと面白いので、どうやらワタクシは特定のメーカーだけを贔屓にできそうになさそうな希ガス今日この頃であった。