アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WILDHONEY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「真っ当な人生を歩んで生きたいと願うなら、心の赴くままに行動すべきだ。自分の心が決めたことを信じて生きていこう」

By マイケル・ジャクソン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 そーいえば、今月にもGRBのスペックCが出るとか出ないとか。まぁ、どちらにしろワタクシは買わない(正確に言うと"買えない"だが/笑)ので、出てきても別に気にしな・・・・・いや、試乗だけならしてもいい希ガス(爆)で、去年以来スバルの地元ディーラーとは全く連絡を取っていないのでマル秘ネタはスッパ抜けなかったが(核爆)ワタクシが知る限りで集めた情報各種はこんな感じである:

  • 車重は50kgダイエットして1430kg
  • 各種STIパーツ&一部ラリー用VOパーツを標準装備
  • リアデフは機械式LSD
  • インタークーラーにウォータースプレー追加
  • 標準でエアコンレスなど装備簡略化
  • 値段は337諭吉より
  • 900台限定

う〜〜〜む( ̄へ ̄|||)重い、まだまだ重いのである。こう言っちゃアレだが、GDBのスペックCは1390kgである。言っちゃアレだが、スペックCの最大の利点&スペックCに関心を持つ人が一番気にするであろう項目が、他ならぬ「軽量化」である。ココで"車重は1290kgです"だったら「スバルさんパネェっす(≧▽≦)もうマジ最高っスよ!」なのであるが(笑)1430kgじゃ妥協したと思われてもしゃーない。こんな重いんだったら、中古GDBのスペックCの良いヤツを探してきた方がまだマシ・・・
・・・( ・ω・)はい?

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      |お前が|     |お前が|     |お前が|
      | 言うな| ∧∧ . |言うな | ∧∧ .|言うな | ∧∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      〃 ̄ ̄∩ ゚Д゚)〃 ̄ ̄∩ ゚Д゚) 〃 ̄ ̄∩ ゚Д゚) < 全員一致でお前が言うな!!
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       |        ロンマニア有志内お前が言うな認定委員会          |
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1750kgのデカブツの分際で大変スンマセンでした、ハイ(笑)とはいえ、やっぱ1430kgはまだ重たいっちゅーのはマジな感想である。別にインプに限った話ではなく、車重を1kg落とすためにあの手この手を用いているクルマ系のロンマニアの方はワタクシも相当数存じていたりする。ましてや元々車重のある4WDなら尚更である。因みにワタクシであるが、先代のGDBの時から軽量化は諦めているのでご安心あれ(爆)


 今のクルマになってロクにチューニングもしなくなってしまうと「そー言えば、ワタクシ昔はクルマをどういう弄りかたししてたっけ(・_・?)」ついつい昔を思い出してしまうのである。で、昔のチューニングメニューを今思い返すと、その殆どが赤面モンなので言及は避けるとしよう(笑)その過去のチューニング暦を見直してみて改めて思うのが「ワタクシは何のためにクルマ弄っていたのであろうか?」って事である。今考えると、あの頃は「目的があって弄っていた」のではなく「弄る事自体が目的だった」希ガスのである。ワタクシの場合、何ちゅーか「クルマのレベルアップ≒ワタクシ自身のレベルアップ」って感じで、防衛機制的に言うとクルマに自らを置き換えていたんじゃないかと思うのである。


 まぁ、コレはあくまでワタクシの独断と偏見&思いっきりワタクシそのものなのであるが(笑)盲目的にハイパワーマシンを欲しがるヤツ、盲目的にチューニングにハマるヤツっていうのは、自分自身に対するコンプレックスを少なからず持っているんじゃないかと思うのである。自分を本当の自分よりも大きく見せるためには、S2000インテグラRみたいに玄人的な要素が詰まったソレよりかは、インプやランエボみたいにカタログスペックが良くて街中でも速いクルマのほうが分かりやすい。オマケに「WRCで活躍している/た」って実績も、クルマを更に大きく見せるには丁度良い。昔からワタクシが今一つラリーレプリカを好きになれなかった理由が、オーナーが自らをラリードライバーに置き換えて大きく見せようとする意図を無意識に感じ取っていたからかも知れない。


 で、チューニングに走る理由は至極簡単。ソレが一番簡単かつ手っ取り早い方法だからである。自らのドラテク&精神を鍛え上げるのは相当な苦労と時間が必要であり、しかもソレが確実に実を結ぶ保証は無い。が、チューニングだったら簡単。カネさえ払えば狙ったスペックが確実に得られるからである。で、この場合軽量化や剛性強化といった実戦的なチューニングよりも、ブーストアップやドレスアップといった見た目&実体感的にも分かりやすい方が満足感が得られるからである。んで、一度満足感を得られても慣れれば終了&基本的に自分自身は何も成長していないため、更なる満足感を得るため&より大きくなった自分とクルマとの乖離を埋めるため、更なるチューニングへと深みにハマってしまうっちゅーワケである。


 ワタクシは以前「スバヲタは大嫌い」と述べた理由が正にコレである。自らのコンプレックスをクルマとチューニングでカモフラージュしようとしているトコに、ある意味同属嫌悪を感じてしまうからである(笑)特にワタクシも同属のスバヲタだっただけに、ムダにデカく見せたクルマの何処に小さくてオドオドした自分を隠しているかが容易に特定できるだけに厄介である(爆)かくいう走りに集中しようと思ったキッカケが、実は「コンプレックスは否定せず、共存してしまえばいい」って気付かされたからであり、ソコからワタクシもムダなチューニングを止めて、必要に応じて全てを見直し始めたっちゅー話である・・・・もっとも、そう思った矢先にクルマを潰しちゃったのであるが(核爆)


 で、出した結論が「徹底的に煮詰まったクルマにしちゃえばいい。そうすればクルマ自身においそれと手を出せない。更に言えば"クルマ>>越えられない壁>>自分"って状態にしちゃえば乖離が強過ぎて置き換え出来ない→イヤでも自分の方からクルマに近づかなきゃならなくなるから、チューニングもしなくて済む上に自身のレベルアップに精進できるから一石二鳥」って考えの下、何故だかR35になってしまったワケである(笑)正直、余りにも乖離がデカ過ぎてシャレになってはいないが(爆)ソレでもその隙間を僅かでも埋めるためにあの手この手を尽くすのは嫌いじゃない今日この頃であった。