アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

KISS OF DEATH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「言いたい事は言う。その時は心を込めて言う」

By 甲本ヒロト


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 何て言うか、もう目も当てられない状態である(-_-;)某クルマ関係サイトで前々からイタいヤツが多いと感じていたのであるが、実はソレは氷山の一角でしかなかったのである。ワケ分からん自己陶酔しているヤツやどーでもいい内容のブログを延々と書き綴るヤツなんてまだ序の口。堂々とフロントドアガラスにスモーク貼った整備手帳をアップするヤツ、自己中な理由でシートベルトしない理由を延々と力説するヤツ、果てはパトカーに呼び止められた際に反対車線を全速力で逃げた事をブログにアップするヤツなど、眩暈がしそうなぐらいイタいヤツがウジャウジャいる。しかも"お友達"が沢山いるにも関わらず誰も何も言わない。言わないならまだしも、褒めるヤツまでいたりするから尚更シャレになっていない。余りにもイタいヤツが多いため某巨大掲示板に専用スレまで立っていて、時々"炎上"なる現象が起こっているほどである。


 ワタクシは前々から言っているのであるが「自由≒法に触れなきゃ何をやってもいい」ではなく「自由≒法に触れる触れないに限らず、やってはいけない事をやらない」のである。分かりやすく言えば道交法や、F1やWRCのレギュレーションと一緒である。それらがが何のためにあるかといえば、言うまでも無く「事をスムーズ&公平&安全に運ぶため」であろう。例えば日本中の道路から標識や信号や車線や歩行路が無くなったらどうなるか・・・言うまでもないであろう。はい( ・◇・)?「誰にも迷惑かけていないからいいじゃねーか」でしょうか。迷惑かけていますよ、思いっきり。周りから「罰せられなければ大丈夫と考えているヤツ=レギュや法律の隙があれば何でもやらかすヤツ」って思われ、燻しがられる事で自分自身に迷惑を、ね。


 が、ココで「ライヴでは人間、一人だけで生きていけないよ」と言っても中々理解されないのがアレである。今の飽食日本、戸籍を持っている限り国が生かしてくれるから、マジで一人だけで生きていけるからである。さて、現代社会の歪みを嘆くのはコレぐらいにしておいて(笑)面白いブツが入ったのでそちらの紹介といこう:

マッドハウス~ベスト・オブ・アンスラックス

マッドハウス~ベスト・オブ・アンスラックス

アンスラックスのベストアルバムである。「ベストアルバム」というタイトルでも、実際は彼らの絶頂期と言われた2nd〜5thアルバムからの選曲だったりする。アンスラックスを御存知ないロンマニアの方に解説すると、実は5thアルバム以降ヴォーカルが変わって、音楽性もメタル志向が強くなっているのである。で、皮肉な事にヴォーカルが替わってから以降の曲は「ベストアルバム」の中には入っていないのである。実はワタクシも同感であり、ヴォーカルが変わってからのアンスラックスは聞いていない。


 で、ベストアルバムの選曲が示しているように、実は数年前より絶頂期のメンバーで再結成されていたりするのである。で、コレが再結成時のライヴ映像で、曲は同アルバム収録の"I Am The Law"

続いて"I'm The Man"

アンスラックスの何が良かったか?」と聞かれると、ワタクシは「今では当たり前になっているミクスチャー・ロックを逸早く取り入れていた事」と答えよう。メタルを中心として、そこにハードコアやヒップホップ、果てはプログレやジャズやクラシックまで取り込んでいるバンドは今では星の数ほどいるのだが、今ではメインストリームとなったこのテの音楽をアンスラックスは十数年前からやっていたのである。が、その頃は音楽性が先進的過ぎて「メタルへの冒涜だ」と言われてしまい、ヴォーカルが変わってメタル色を強めた途端ミクスチャー・ロック勢が台頭してきて、皮肉な事にアンスラックスが逆に「時代遅れ」って言われてしまったりしたのである。


 で、買ったアルバムはコレだけではない:

涼宮ハルヒの憂鬱 喜緑江美里 キャラクターソング

涼宮ハルヒの憂鬱 喜緑江美里 キャラクターソング

アンスラックスからいきなりコレで大変申し訳ないのであるが(笑)好きなモンは好きなんだからしょうがないのである(爆)第一、最近のメタルヘッズはメタル以外聴かないから視野が狭いのである。"師匠"が何時か「知っているか、海外の連中はロックだけじゃないんだよ。その気になればカントリー・ミュージックだってブルースだってジャズだって演奏できる。ただ、彼らは表現方法としてロックを選んでいるだけなんだ」仰っておられたが、そういう事だとワタクシも思うのである。とは言っても、アニソン聴くメタルヘッズは世界中探してもワタクシぐらいしかいないような気がしないでもない今日この頃であった。